XQGR-1001
2009年
全曲参加
10年も前から、1年に一回ぐらいのわりで東京でライブを続けていたユニットの、「デビュー」盤。海千山千のメンバーが10年間温め続けたレパートリーなので、どれも「重量級」の演奏になっている。スタジオレコーディングとライブレコーディングの温顔が混在しているが、ライブ音源の意識の飛び方の凄さが、スタジオレコーディングではどうしても肥えられなかった故の「混在」。アタマより感覚、という、このEPOさんを中心にまとまるこのユニットの性質を表している。
VTCL60134
2009年
コーコーヤにとって、初の「メジャー仕事」ともいうべき一枚。09年4月から放映されたフジテレビのアニメ「リストランテ・パラディーゾ」の、オリジナル・サウンドトラックである。4日間で45トラックという超ハードスケジュールであったが、よい作品に仕上がった、と自賛している。コーコーヤは映像との相性がいい、という評価もあり、これを期に、そっち方面に進出したいなああ、と思ったりするのである。
参加ミュージシャンは、このレコーディングの直後におこなわれたショーロクラブのレコーディングでもお手伝いいただいたアコーディオンの佐藤芳明さん。ピアノの中島ノブユキさんにはストリングスのアレンジもお願いした。パーカッションは「安心」の岡部洋一、石川智。
HRBD-008
2008年
デビュー盤となる今作は、山梨県のとある山中にあるカフェのロケーションをそのまま利用、水の音、風の音、鳥の声に抱かれた中、20世紀半ばのアンティーク機材を駆使して、「50年代の音」を忠実に再現、古き良き時代の空気感さえもそのまま閉じこめたかのような仕上がりとなりました。クラリネット、ヴァイオリン、ギターという、ありそうでいて実は斬新な編成、レパートリーの殆どがメンバーによるオリジナル、全てのトラックが録りなおしなしの真剣勝負、という中、昨今のレコーディング方法では得ることの出来なかった"新しくて懐かしい”、”暖かくてスリリング”な作品が、完成しました。
なお、このレコーディングについての、エンジニア側からの詳細を、エンジニアのシュガー・スペクター氏が文章にまとめてくださいました。
http://www.sasa-g.com/html/shugers.htm
DDCZ1527
2008年
詩人草野心平の詩に、夏秋文彦さん、谷川賢作さん、NUU、笹子の四人が曲をつけ、それをNUUが歌う、という企画。笹子は、全体をNUUと共同プロデュースした他、ショーロクラブ風のゆったりとした作品と、14人で大変難易度の高いカエルの鳴き声コーラスをやるという不思議?な作品を、作曲。更にNUU作品にサウンドプロデュースと演奏で、谷川賢作作品に演奏で参加。
草野心平という、誰でも一度ぐらいはその作品に接したことがあると思われる詩人の作品をもとに、別のモノを再構築する作業は、掛け値無しで、とてもおもしろかった。
G-001
2008年
総合プロデュース、作曲、アレンジ担当
最初に相談を受けたのは07年の夏。メディア関係者も含め、いろいろ話し合いをして、制作の道筋を作った。まずサポーターの皆さんに歌詞を構成するキーワードを出していただき、熱烈なガンバフリークの作詞家・市川義康さんにそのキーワードをもとに歌詞を作っていただき、それに僕が曲をつけた。
応援歌というのは、誰でも歌える覚えやすくて印象に残る旋律が不可欠である。比屋定さんあたりにいつも「歌いにくいっ」と文句を言われている僕としては、一抹の不安もあったのであったが、幸いにも、思い描いたとおりの内容のものを作ることが出来た。
曲はサンバ調の、しかしながら難しくない(=ともかく難しくしないということに、ひたすら苦労したんである)もの。ベーストラックの制作では、地元大阪を代表?してヤーソに7弦ギターで、あとはバランサのDENとKOKKYにカヴァキーニョとベースで参加してもらった。リズム面は福和誠司に構成を作ってもらい、服部正美さんと二人で延々多重録音を繰り返してもらって、それに参加メンバーやスタジオに遊びに来てもらったコーコーヤメンバー、谷本賢一郎さん、竹内浩明さん、果ては桑江知子さんにまで来ていただいてコーラスを何十にも重ね、最終的に数百人!の打楽器隊とコーラス隊、という、なんだか凄いことに。更にその上に村田陽一君にブラス隊をいれてもらって、これでもかっ、な、我が生涯最高ド派手サウンドに仕立て上げたのであった。その後、今度は大阪に場所を移してガンバ大阪の選手の皆さんにも参加していただいて更にコーラスを重ね、押しも押されぬ?応援歌が出来上がったのであった。
この応援歌、これから徐々に運用整備して行く予定だそうで、テレビなどでも流れることが今後出てくると思われる。「第二の六甲おろし」を目指して、育って欲しいものである。
ガンバ大阪 オフィシャルソング♪ 『奇蹟の絆』
販売価格 :1,000円(税込) ※ファンクラブ割引対象外商品
販売場所 :スタジアム内グッズショップ(試合開催時のみ)
クラブハウス内「ブルスパジオ」営業時間 火~日 10:00~17:00
ガンバ大阪オンラインショップ 【ガンバ大阪トップページ→ショップ→オンラインショップ】
※オンラインショップは2,500円以上(送料500円含む)のご購入となりますので予めご了承下さい
DDCZ1427
2007年
プロデュース:NUU
共同プロデュース:笹子重治(from Choro Club)
アレンジ・演奏:夏秋文彦、谷川賢作、鬼武みゆき、センチメンタル・シティー・ロマンス
コーラス:ハナレグミ、原田郁子(clammbon)
他、弦カルテット、ブラスを含む、多数ミュージシャン参加!
代田橋郁子さんによる
NUU「縫う」レコーディング日記順次公開中
http://nuunuunuu.exblog.jp/" target="_blank" >http://nuunuunuu.exblog.jp/
MYCD-35024
2007年
全面プロデュース、アレンジ、演奏で参加
笹子プロデュースによる、桑江知子さんのフルアルバム2作目。
桑江さんの音楽世界は、沖縄民謡と歌謡曲・ポップスの、ちょうど中間地点にあると思っています。今回も、「ジントーヨーワルツ」や「島のブルース」など、とても興味深い選曲があって、アレンジも楽しめるものとなったと思います。例えベタベタな、所謂「歌謡曲」であっても、桑江さんが歌えばとても味わい深いものになるところに、桑江さんの唄の本質的な「品の良さ」みたいなものを感じます。参加メンバーは、ショーロ・クラブ、岡部洋一(perc)、コモブチキイチロウ(b)、鬼武みゆき(p)、渡辺亮(perc)という「いつもの」メンバーに加え、ショーロ・クラブ「prevendo」に参加してもらった柏木広樹(チェロ)、アンディ・ベバン(fl)、ko-ko-yaの江藤有希(vl)、そして、よなは徹(三線)、更にコーラスとコーラスアレンジで「AREA」シリーズの仲間、妹尾武さんにも参加してもらいました。更にボーナストラックでは麓節子先生率いる三線教室の皆さんにも。あ、ついでに謎のへっぽこ三線奏者「重吉」も、参加してます。コイツはどうでもいいですが・・。
HRAD-00012
2006年
比屋定篤子(Vocal、Ukulele on 6、Chorus on 12,13)
笹子重治(2~11 Guitar and Arrangement) from Choro Club
小林治郎(12~14 All Instruments, Programming and Arrangement)
DDCZ-1117
2005年
共同プロデュース・アレンジ・演奏
2004年から一緒にやるようになったNUUさんのアルバム、笹子はハシケンと共にプロデュース・アレンジ・演奏で参加しています。NUUさんは、当時の笹子の見方では「青春ポップス?」な内容で、恐らく自分のキャパシティでは十分なことは出来ないのではないか、と思っていたのですが、このアルバムを作ったことで、ああ、自分でもやれるな、という自信を持つことが出来ました。歌手として、凄く強いものを持っている人ですね。最近一緒に行動することも多いですが、完全に「お世話してもらってる」カンジです。「介護」されてるとでも言うべきか・・。
また、このアルバムでのハシケンとの共同作業も、とても良かったです。またどっかで一緒にやりたいなあ、と思っとります。
MYCD-35012
2004年
全面プロデュース・アレンジ・演奏
桑江さんとは、数年前から月に一回ぐらいのペースでじっくりまったりしたデュオライブをやっています。このアルバムはそんな中から生まれた一枚。桑江さんにとっては13年ぶりのフルアルバムということで、プロデュースさせていただいたのは、光栄なことでした。
所謂音楽ファンに訴える内容を持った「オトナの歌謡曲」を目指したんですが、どうだったんでしょうか。
普段の笹子の仕事からは、ある意味一番距離の遠い性質の音楽かもしれませんが、内容に対する満足度はとても高いです。
もっといろんなヒトに聞いてもらいたい。