VTCL-60180
2010年
コーコーヤで音楽担当したアニメ「リストランテ・パラディーゾ」の挿入歌、「パレット」(こちらもコーコーヤがアレンジと演奏を担当)と、かつて石川セリが歌った「midnight love call」(南佳孝さんの作品)のカヴァー(こちらは笹子個人でアレンジとサウンドプロデュース担当)が収録されている。
この曲のアレンジについての打ち合わせの時、レコード会社担当者氏より、南佳孝さんのアルバムのヴァージョンを参考音源としていただいたのだが、聞いてみると、何だか僕が弾くようなギターが入っている。世の中には似た演奏をするモノがおるのだなー、と思いつつ帰って調べてみたら、自分の演奏だった。
GNCL-1192
2010年
ゴンザレス鈴木さんプロデュースのコンピ。
基本的に全曲をギタリストの関淳二郎さんと笹子とで分けて、ギターのみか、プラス1楽器のシンプルなサウンドで、アレンジしました。笹子の担当曲は、以下。
有里知花さんの歌で「青春の影/財津和夫」「素直/牧原敬之」「元気を出して/竹内まりや」。aminさんの歌で「眠れぬ夜/小田和正」。イシイモモコさんの歌で「あの日に帰りたい/荒井由実」。有里さんの「素直」、絶唱かも。
RSCG-1048
2009年
かの浜田省吾さんのトリビュートアルバム。
EPOさんのお手伝いで参加しました。担当したのは「防波堤の上」。原曲とは似ても似つかぬ周辺ヨーロッパ系の音楽に変身。
YCCW10102
2009年
手嶌さんのお手伝い3作目。今回も映画音楽のスタンダード集である。「A Dream Is A Wish Your Heart Makes」「Song Of Green Mansions」「Night And Day」の3曲を、サウンドプロデュース。「Song Of Green Mansions」は知らない曲・映画(59年米映画「緑の館」)だったが、こういう無名の映画から、良い曲を見つけてくるなぁ、と感心しました。
TKCA-73433
2009年
30thアニバーサリーマキシシングル」ということで、今回はプロデュースではなく「三線奏者・重吉」としての参加。「重吉」名義ではあるが大変マジメなトラックであり、そんなものに自分が三線で参加して許されるのかと、随分考えたのだが、桑江さんの「やりなさい」の一言で、演奏することに。笹子は、他にライブ音源から「私のハートはストップモーション」(こちらは鬼武みゆきさん、江藤有希さんとのヴァージョンで、普通にギターを弾いています)、「安里屋ユンタ」(こっちも、しょうこりもなく三線弾いてます)で参加。
VTCL-60083
2008年
2008年に急逝された歌手の河井英里さんの追悼記念アルバム。
ARIAシリーズのサントラにおいて不可欠のメンバーだった上、年齢も笹子より若く、まだまだこれからいろいろご一緒する機会があったであろうことを考えると、残念と言うよりも、何か儚い気分になってしまいます。
ARIAシリーズのサントラからの笹子作品の音源から2曲と、07年11月に日本青年館で行われたARIAのコンサートのライブ音源1曲に、ショーロクラブで参加しています。
AVCD31596B
2009年
ESCL-3157
2009年
大人気若手女優と笹子の接点などというものは、本来はあり得ないのだが、彼女がピアニストでもあったために、「出会う」ことが出来ました。音楽のカミサマ、ありがとうございます・・、というワケではないが、実は松下さんのレコード会社の担当者が、ショーロクラブの昔の担当者だった、というご縁で、ボッサ系の楽曲のアレンジをたのまれたのであった。同様に沢田穣治老も、アレンジと演奏でこのアルバムに参加している。
楽曲の方は、リズムに変化のある、スリリングな作品。岡部洋一(Perc)コモブチキイチロウ(B)という最も信頼のおけるメンバーに、鬼武みゆきさんにもピアノアプローチにつてのコーチをしていただいた。
松下さんは、ただの「音大出の女優さん」ではない。作曲も演奏もちゃんと水準を超えた、大多才な方でした。
TAKI-6003
2009年
かなこちゃんとは、活動拠点が東西に離れているせいもあって、なかなか共演の機会を持つことが出来ないのだが、「ひだまり」のプロデュースを担当して以後も、そういう「悪条件」を越えて、断続的にライブやレコーディングを続けている。今回も、6曲参加。「一兵卒」で参加させていただいたつもりだったのだが、「共同(音楽)プロデュース」にも名前を入れていただいた。
20代のアーティストというのは、「まだまだ」な部分もあると思うが、それは、表現活動とうものが、結局はその人の精神性を表すものだからなのであろう。20代から30歳に至る「ひだまり」からこのアルバムまでの間の数年の彼女の、プレーヤーとしての技術的な進歩のみならぬ「精神的成長」が、このアルバムには詰まっているのだと思う。
参加ミュージシャン
笹子、吉原聡、谷川賢作 青木研
大森ヒデノリ、向島ゆり子、田中良太
VICP-64532
2008年
上海出身のシンガーソングライターaminさんのレコーディングをお手伝い。結局、演奏、アレンジ、aminさんとの楽曲共作などなど、殆ど自分のアルバムと変わらないほどの「ご活躍」となった。プロデュースはゴンザレス鈴木さん。
aminさんは、気さくなお人柄なのだが、実は上海では今でも新聞の一面を飾る程の大スターなのだそうだ。日本では、サントリーウーロン茶の宣伝の、と言えば、たいての人が、何となくわかったような顔をする。
いずれにせよこのアルバムは、aminさんにとっても、いわゆるアーティスティックな方向を持った本格的なアコースティックサウンドへの挑戦として、記念の一枚になったのではないかと思うが、笹子にとっても、中国の音楽との出会い、ゴンザレスさんのアルバムプロデュースの発想の面白さ、など、いろいろ印象に残る仕事になった。