DISCOGRAPHY

  • アン・サリー<br>ハレルヤ

    アン・サリー
    ハレルヤ

    BVCR-14011

    アンさんにとって初のライブツアーの音源からのライブ盤です。当時のアンさんは、(今もだけど)まったくステージ慣れしていない様子で、話すことが無くなるとくるりとメンバーの方を向いて、「で、コモブチさん、いかがですか?」などと、いきなり意味不明にハナシを振ってくるので、笹子は出来るだけステージでは目を合わさないようにしていたもんです・・・(ウソ)。
     当時から、ステージでの説得力にも天性のものを感じましたが、少しずつ場慣れするにつれ、その度合いも高まってきている感じがします。

  • 畠山美由紀<br>WILD AND GENTLE

    畠山美由紀
    WILD AND GENTLE

    BFCA-84004

    ショーロ・クラブが3曲をプロデュースしました。このアルバムの中では、「深い部分」担当、というカンジでしょうか。ショーロ・クラブらしく「地味で味わい深い」内容になったような気が。
    まずはお近づきに、と設定された飲み会で、早くも大爆発された畠山さんとは、このアルバム以降も、コンサートのゲストに来て頂いたり、と、交流が続いています。

  • 畠山美由紀<br>3 different tones

    畠山美由紀
    3 different tones

    TTCL-001

    畠山美由紀さんと3人の異なったギタリストとのデュオによるライブを収録したものです(あと2名は小沼ようすけさん、福原将宜さん)。畠山さんのデュオによるサポートを頻繁にやっていた頃の最初期の録音。その後約1年に渡って、相当の回数の仕事を共にすることになるワケですが、この時期はまだまだ「試しつつ」なカンジが散見されます。まあでもそこは「畠山さん」なので、やっぱりちゃんとしていますわ、ホント。

  • 畠山美由紀<br>Flagile

    畠山美由紀
    Flagile

    BFCA-83506

    「ブラジリアーナ・リミックス」にも参加していただいている半野喜弘さんからのご紹介のご紹介?で、レコーディングに参加させていただきました。ポートオブノーツのボーカルとしても人気の高いヒト、なんてことは、ナーンニモ知らずに行って、その歌の良さにビックリして帰ってきました。アルバムではジョビンの「O GRANDE AMOR」、ユーミンの「雨の街を」の2曲での参加ですが、このレコーディングがご縁で、その後ショーロ・クラブとしても個人としても、おつきあいが続いて、今に至っています。

  • V.A<br>フェリシダージ<br>-トリビュート・トゥ・ジョアン・ジルベルト

    V.A
    フェリシダージ
    -トリビュート・トゥ・ジョアン・ジルベルト

    TOCT-25177

    ジョアン・ジルベルトの来日に際しての、日本のアーティストによる「ジョアン・トリビュート」アルバム。笹子は、ショーロ・クラブ+畠山美由紀による「besame mucho」、アンサリーとのデュオによる「voce e eu」の2曲で参加しました。以下、雑誌「switch」の対談での、このアルバムについての笹子発言です。

    ――笹子さんはどのようにトリビュートしようと?
    C アン・サリーさんとデュオでやった時のアプローチは、前半はジョアン・ジルベルトのパターンのマネをして、後半は自分のカラダの中のボサノヴァのリズム感に変えるというような"遊び"をした。でもほとんど誰もわからないと思うんだよね、もう自分の趣味だから。それとChoro Clubと畠山さんでやったものに関しては、ジョアン自身の曲を除いて選ぶとすれば、彼にとってのすごく印象的な、本来ボサノヴァじゃない、彼がレパートリーとして引っ張ってきた曲をやろうと思ったんですよ。だから皆で相談して「ベサメ・ムーチョ」を選んた。あのテイクは、「ベサメ・ムーチョ」っていうラテンの名曲をストリングスのアレンジを含めてトータルで全然違う世界で見せた、ある意味ではあの曲にとってものすごく記念碑的なテイクなんです。で、Choro Clubが、それをまたひとヒネリして扱う、というね。それで歌手としてはこれまたジョアンとは全然タイプの違う畠山さんとやる。ジョアンのやり方をフレームとしては踏襲しながらも、雰囲気は全然違っちゃうものに出来たら面白いなと思って。

    あああ、なんか、エラそう。
    やなカンジ。

  • 広瀬香美<br>THE BEST“Love Winters~ballads~”

    広瀬香美
    THE BEST“Love Winters~ballads~”

    VICL-60793

    この作品も、同じくゴンザレス鈴木さんの手になるものです。こういうミスマッチな組み合わせというのは、楽しいですね。広瀬さんは「勉強になりました」とおっしゃっていたと聞きましたが、ホントに勉強になったんだろーか?

  • 久保田利伸<br>Always Remain

    久保田利伸
    Always Remain

    SRCL-4951

    2000年

    不思議な取り合わせの実現、という点で、リミックスというのはそれを可能にしやすい手段です。これはソウル・ボッサ・トリオのゴンザレス鈴木さんによるリミックスヴァージョンへの参加、という形での久保田さんの「サポート」です。笹子のギターで久保田さんが歌うっていうのは、フツーないですよね。

  • V.A<br>Christmas for Anyone?

    V.A
    Christmas for Anyone?

    XYCF-50007

    1997年

    「クラブミーティング」最後?の録音。これも吉田和雄さんプロデュースの、今回はクリスマスソング集です。今回も城戸夕果さんを加え、宮野さんと3人の演奏で、宮野さんアレンジによる「赤鼻のトナカイ」を。宮野さんのダイナミックなアレンジが圧倒的で、結構凄い出来になりました。

  • V.A<br>BOSSA ANIMADA

    V.A
    BOSSA ANIMADA

    SC-3146

    1995年録音

    「camaradas na bossa」に続く、「クラブ・ミーティング」の吉田和雄さんプロデュース企画モノへの登場第二弾。今回は城戸夕果さんを加えての、ジョビンの佳曲「dialogo」です。宮野さんのギターと城戸さんのフルートが、ゆるやかに穏やかに、いつまでも果てしなく対話をしているようなカンジのアレンジをしましたです。

  • V.A<br>CAMARADAS NA BOSSA

    V.A
    CAMARADAS NA BOSSA

    NACL-1138

    1993年録音

    吉田和雄さんプロデュースによる企画モノの一枚。笹子はアコースティック・クラブのギタリスト宮野弘紀さんとベーシスト坂井紅介さんとのトリオで、ドルヴァル・フェヘイラの「clouds」をやりました。で、吉田さんが命名したこのユニットの名前が、クラブ・ミーティング。ショーロ・クラブとアコースティッククラブのミーティング、つうことで・・(汗)。
     とは言え、このレコーディング以降、宮野さんには親しくしていただいていて、時々一緒にライブをやらせてもらったりレコーディングを手伝っていただいたりしています。