DISCOGRAPHY

  • CHORO CLUB 5

    CHORO CLUB 5

    FHCF-2172

    1994年

    1. アリシア・メンティローサ
    2. 花の乱
    3. デュヴィヴィエ
    4. ケイルヤード
    5. サークル
    6. 二人の富子
    7. ノヴェーナ
    8. アグア・ヂ・モリンガ
    9. ミスチーヴァス
    10. 蒼い扉
    11. 川のほとりで


    NHK大河ドラマ「花の乱」のエンディングテーマを含んでおります。という訳でこれも「ビッグウェイブ期待」の一枚だったのですが、結果は…。
     いろいろそれまでとは違った方向性を模索しつつ、十分な求心力が発揮できずにもがいていた時期だったかもしれません。楽曲など、今聞いても、結構納得できるのですが。

  • SUMMER SIDE OF CHORO CLUB

    SUMMER SIDE OF CHORO CLUB

    FHCF-2076

    1993年

    1. DORA
    2. NOITES CARIOCAS
    3. SUMMER KNOWS
    4. BEGIN THE BEGUIN
    5. O VOO DA MOSCA
    6. GAROTA DE IPANEMA
    7. STAR DUST
    8. FEE-FI-FO-FUM
    9. ENTRE MIL...VOCE !
    10. SHARP TONGUE
    11. TINSAGU NU HANA

    作った当時はカヴァー曲のみ、というコンセンプトに何となく慣れなくて、ちょっととまどってしまいました。
    後で聞いてみると、結構面白くて、「こういうことなら、もっと楽しんでやってもよかったんだ」と、変なところで「悔い」が残っております。
    取り敢えず前3作でそれまでの貯金を吐き出して、次に向かう試行錯誤に取りかかり始めた、というのが、この作品だっかも。

  • CHORO CLUB 3

    CHORO CLUB 3

    FHCF-2006

    1992年

    1. 春の夢
    2. ブレジェイロ
    3. アレン・ダス・ヌーヴェンス
    4. マラクタイア
    5. カラーズ#1#2
    6. 雪柳
    7. カナル・セッチ
    8. ヴァランディン
    9. アサニャード
    10. マウア

    初のブラジル録音。全く違う空気感の中で録れる音は新鮮そのものでした。機材がこわれようがどうしようが、のんびりかまえた人情も我々にはピッタリ。ゲストに来てくれた旧友マルコス・スザーノ、ペドロ・アモリンとのセッションも楽しいものでした。(スザーノは、まだ髪の毛もフサフサだった・・。)
     もう一曲わかりやすい曲を、とのプロデューサーの要請で、その場で沢田が作ったメロディーに、たまたま遊びに来たマウリシオ・カヒーリョが後半部分を作り足して、そのままレコーディングをした(=maracutaia) なんてことも、今では余り想像出来ないことですね。みんなまだ若くてイイ時代だったなぁ、と、ジジムサイ感慨も。

  • CHORO CLUB 2

    CHORO CLUB 2

    FHCF-1126

    1991年

    1. ヴァイブレーション
    2. ペパーミント・ハーフ
    3. イタペミリン
    4. ヴィジョン
    5. 王様がやってくる
    6. ヴァルサ
    7. フォークソング組曲#1#2#3
    8. くじらの午睡
    9. ショラーヴァ
    10. ガルフ

    「出世作」になるはずだった一枚。三枝成彰氏に、伝説的?な情報番組「OLクラブ」で激賞していただき、その影響か、CDは売り切れる、サントリーホールのレコ発コンサートのチケットも売り切れる、ついに来たかビッグウェイヴ!!と思ったのですが、、それでオワリました・・・。
    作曲ではやたらに苦労した覚えがあり、出来た時も、随分ダメなものを作ってしまったんじゃないか、と、不安だったことを覚えています。今聞けば、全然そんなことないのですが。
    後にjoyceが歌ってくれた「maritima」の原曲「クジラの午睡」が入ってます。

  • CHORO CLUB

    CHORO CLUB

    FHCF-1071

    1990年

    1. HOKKORI
    2. セウ・ショラウン・ショーラ・オ・セウ・ショリーニョ
    3. イロケ
    4. サパテイロ通りの坂の下で
    5. 春雨
    6. 石けり~春雨
    7. ノッタ・ゼロ
    8. カイピーラ
    9. 都会のマラカトゥ

    30過ぎてのCDデビュー、と、今のスタンダードに比べて何とも遅い出発だったワケですが、いろんな意味で初めてのことで、「ショーロ・クラブのレコーディングのやりかた」がなかなか決まらず、音が録れるまで、えらく苦労ししました。2曲目で先に進まなくなって、そのままスタジオ近くの飯屋でダウンしたり。今や一日6~7曲はアタリマエ、のショーロ・クラブにも、そんな初々しい時期があったということは、取りあえす書き残しておきたい、ですなあ。
    結果的には、今に至るまでのこのグループのサウンドやレコーディング作法の基本は、この時に出来上がった、と思います。今聞くと稚拙なところも散見されますが、やっぱり代表作のヒトツと言っていいのでしょう。