BFCA-83506
「ブラジリアーナ・リミックス」にも参加していただいている半野喜弘さんからのご紹介のご紹介?で、レコーディングに参加させていただきました。ポートオブノーツのボーカルとしても人気の高いヒト、なんてことは、ナーンニモ知らずに行って、その歌の良さにビックリして帰ってきました。アルバムではジョビンの「O GRANDE AMOR」、ユーミンの「雨の街を」の2曲での参加ですが、このレコーディングがご縁で、その後ショーロ・クラブとしても個人としても、おつきあいが続いて、今に至っています。
TOCT-25177
ジョアン・ジルベルトの来日に際しての、日本のアーティストによる「ジョアン・トリビュート」アルバム。笹子は、ショーロ・クラブ+畠山美由紀による「besame mucho」、アンサリーとのデュオによる「voce e eu」の2曲で参加しました。以下、雑誌「switch」の対談での、このアルバムについての笹子発言です。
――笹子さんはどのようにトリビュートしようと?
C アン・サリーさんとデュオでやった時のアプローチは、前半はジョアン・ジルベルトのパターンのマネをして、後半は自分のカラダの中のボサノヴァのリズム感に変えるというような"遊び"をした。でもほとんど誰もわからないと思うんだよね、もう自分の趣味だから。それとChoro Clubと畠山さんでやったものに関しては、ジョアン自身の曲を除いて選ぶとすれば、彼にとってのすごく印象的な、本来ボサノヴァじゃない、彼がレパートリーとして引っ張ってきた曲をやろうと思ったんですよ。だから皆で相談して「ベサメ・ムーチョ」を選んた。あのテイクは、「ベサメ・ムーチョ」っていうラテンの名曲をストリングスのアレンジを含めてトータルで全然違う世界で見せた、ある意味ではあの曲にとってものすごく記念碑的なテイクなんです。で、Choro Clubが、それをまたひとヒネリして扱う、というね。それで歌手としてはこれまたジョアンとは全然タイプの違う畠山さんとやる。ジョアンのやり方をフレームとしては踏襲しながらも、雰囲気は全然違っちゃうものに出来たら面白いなと思って。
あああ、なんか、エラそう。
やなカンジ。
VICL-60793
この作品も、同じくゴンザレス鈴木さんの手になるものです。こういうミスマッチな組み合わせというのは、楽しいですね。広瀬さんは「勉強になりました」とおっしゃっていたと聞きましたが、ホントに勉強になったんだろーか?
SRCL-4951
2000年
不思議な取り合わせの実現、という点で、リミックスというのはそれを可能にしやすい手段です。これはソウル・ボッサ・トリオのゴンザレス鈴木さんによるリミックスヴァージョンへの参加、という形での久保田さんの「サポート」です。笹子のギターで久保田さんが歌うっていうのは、フツーないですよね。
XYCF-50007
1997年
「クラブミーティング」最後?の録音。これも吉田和雄さんプロデュースの、今回はクリスマスソング集です。今回も城戸夕果さんを加え、宮野さんと3人の演奏で、宮野さんアレンジによる「赤鼻のトナカイ」を。宮野さんのダイナミックなアレンジが圧倒的で、結構凄い出来になりました。
SC-3146
1995年録音
「camaradas na bossa」に続く、「クラブ・ミーティング」の吉田和雄さんプロデュース企画モノへの登場第二弾。今回は城戸夕果さんを加えての、ジョビンの佳曲「dialogo」です。宮野さんのギターと城戸さんのフルートが、ゆるやかに穏やかに、いつまでも果てしなく対話をしているようなカンジのアレンジをしましたです。
NACL-1138
1993年録音
吉田和雄さんプロデュースによる企画モノの一枚。笹子はアコースティック・クラブのギタリスト宮野弘紀さんとベーシスト坂井紅介さんとのトリオで、ドルヴァル・フェヘイラの「clouds」をやりました。で、吉田さんが命名したこのユニットの名前が、クラブ・ミーティング。ショーロ・クラブとアコースティッククラブのミーティング、つうことで・・(汗)。
とは言え、このレコーディング以降、宮野さんには親しくしていただいていて、時々一緒にライブをやらせてもらったりレコーディングを手伝っていただいたりしています。
CTCR-14010
宮沢和史さんとは、かつて「jabatida」なるバンドを一緒にやっていたり、浅からぬご縁があるのですが、何故かレコーディングにまつわるおつきあいは、彼がプロデュースしたこのテイクぐらいしかありません。このアルバムは、ゼルダのSAYOKOさんのリミックス。SAYOKOさんと何らかの関わりを持つというのも不思議だけど、デキは結構気に入っておりまして、人づてに聞いたところでは、宮沢さんもお気に入りだったとか。
TOCT-9979
1997年