2006年6月の日記:[以前の日記]
6月30日(金)
桑江知子レコーディング最終日 おおきな問題も無く、最後まで平穏にレコーディング終了。 なかなかの名作になったでぇ。 あと、今回のレコーディングでは、長い音楽生活で初めて(つうほどおおげさなことではないけど)、レコーディング開始時よりも終了時の方が体重が少なかった!!これはひとえに、毎日の桑江さん謹製の玄米弁当のおかげなのであった。今日は最終日ということで、撮影?の予告もしたためか、ちょっと豪勢に玄米チラシ寿司。おいしゅうございました。明日からの北海道〜関西ツアーで、果たしてこの状態を維持できるのかっ(手に汗)。 今日でダイアリーを始めてちょうど一ヶ月。最初に宣言していたとおり、ちゃんと更新し続けましたっ。 褒めてっ、みんなっ。
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6月29日(木)
青山プラッサオンゼでの、ko-ko-ya+秋岡欧のライブ なんだか今日の演奏は、暴走トラックみたいなカンジもあったかなぁ。ともかく、どの曲も早い早い。その上走る走る(笑)。ずっとスタジオに入ってるせいか、なんかブレーキが壊れてたみたいでした。まー、たまにはこういうのもおもしろいかな、なんちて。聞かれた皆さんは、いかがでしたでしょうか。
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6月27日(火)
桑江知子さんレコーディング8日目。今日は、今回のレコーディングの「隠し球」妹尾武さんが登場。40年以上前に西田佐知子さんが歌った、宮古島の民謡をポップ調にアレンジしたコミカルな曲に、コーラスをつけてくれました。 みんなでワイワイおバカなアイディアを出し合っているうちに、だんだん「飲んでやるテンション」(妹尾談)に。妹尾さんには、今までにも、サントラの仕事では僕の曲にコーラスをつけていただいたりしていたのですが、今回初めて最初から出来上がるまでの作業を見て、凄くおもしろかった。出来上がりも、当初予定の200%の、楽しすぎる仕上がりに。 今日で録りは終了。残り後二日でミックスも終了(予定)。
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6月26日(月)
桑江知子さんレコーディング、7日目 今日からスタジオを代々木に代えて、最後の仕上げ。スケジュール調整上の事情で、今日と明日は録りとミックスを交互に行う、という、エンジニア泣かせの行程。しかしミックスも順調に進み、たぶん今後も無理なく進行しそうな雰囲気です。 夜には桑江さんの通う麓三線教室の皆さんに手伝っていただいて、桑江さんのおばあさんの長寿を言祝ぐ歌を、ちょっと現地録音風テイストで。
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6月24日(土)
南青山のスタジオでの作業がちょっと早く終わったので、松田美緒ライブの後のプラッサオンゼに一瞬顔を出す。 そこで、お客さんで来ていたフルートのシェン・ヒベイロと、十何年ぶりに再会。その他、松田さんや江藤さん、阿部浩二君と、ちょこっとハナシをする。 あまり時間が無かったので「半ワイン」を注文したところ、クラウジアさん(=オンゼ大マダム)に言下に却下されつつも、8月25日の松田美緒ー笹子ー秋岡ライブを決めて、帰宅。
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6月22日(木)
昨日まででハードなスケジュールは終了。スタジオも代わって今日から4日間は青山で。 まず、渡辺亮君登場。民謡童謡「花の風車」を、完全なる異世界へ導いてくれる。 その後、1曲歌入れ。途中、その曲の作詞者、木下詩野さんが遊びに来たので、彼女の詞によるもう一曲(昨日桑江さんと鬼武さんのデュオで録った曲)を皆で聞き、名曲・名演であることを再確認。 夕食後、4年ぶりに「三線三兄弟」次男の重吉が登場。インチキのカタマリのような迷演を繰り広げ、あっと言う間に夜の青山に消えていったのであった。
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両手に花、つうことで、ひとつ |
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6月21日(水)
桑江知子さんレコーディング2日目 まずアンディ・ベバンの、大変レアな「ハーモニック・フルート」という楽器をフィーチャーして、三沢あけみの古いヒット曲を、岡部洋一、柏木広樹も交えてオリジナルとは似ても似つかぬアレンジで。 次いでショーロ・クラブ登場。岡部洋一とともに、ちょっとロマンチックな桑江さん作の歌謡曲を。そのまま秋岡が居残って、笹子とのガットギター・デュオで、宮沢和史さんのナンバーを一曲。 夕方からは鬼武みゆきさん登場。渡辺亮君のエアー系極楽パーカッションに乗せて、桑江さんの「海」モノナンバーを1曲。そして最後に桑江さんと鬼武さんのデュオによる、「涙無くしては聞けないっ」しっとりとした作品を。 あっと言う間の2日間、全曲のオケを録り終えてしまいました。明日からはスタジオを代えて、歌入れの始まり。 桑江さんと僕とのコラボレーションって、何故か「なごみ系」に行く傾向があるのですが、今回は、その傾向がひとしお強かったカンジがします。
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「PREVENDO」のレコーディング風景、じゃないっ。 |
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6月20日(火)
桑江知子さんレコーディング初日 今回のレコーディングほど準備段階でハードだったレコーディングは無かったんですが、まあ、つつがなく初日を終えることが出来ました。 まず新世代唄者の代表、与那覇徹(三線で参加)君を迎えて、柏木広樹ー与那覇ー笹子セッションで宮古の代表的民謡を。次いで、秋岡欧のヴィオラ・カイピー ラー与那覇ー笹子で、沖縄の古い童謡を。編成だけでもなかなか興味深いでしょ。 夕方からは岡部洋一とコモブチキイチロウが参加。まずはko-ko-ya江藤有希を加えて沖縄では知られている民謡調歌謡曲「ジントーヨーワルツ」。これは名曲でっせ。江藤さんも、こちらのイメージどおりの演奏をしてくれました。 夕食後は桑江さんの作になるポップ調のナンバーを、岡部・コモブチ・笹子にアンディ・ベバンのフルートで。フルートを3声で重ねる作業は結構時間がかかりましたが、かっこよく仕上がったと思います。 最後に、昔西田佐知子が、宮古の民謡にポップ調の歌詞をつけてポップスとして歌って、沖縄県内では結構ヒットしたという由緒のある曲を、リアレンジして、岡部・コモブチと笹子で。実はこれ、今回の「隠し球」みたいな曲で、この曲に関しては「そのあと」を用意しております。 桑江さんとの作業ももう二度目なので、レコーディング自体は大変リラックスした雰囲気でラク〜に流れているのですが、僕個人は、大分前からツアーも含む連戦続きで、疲労の極地。もう死ぬかもしれません。お香典、先に受け付けますので、いつでもどうぞ。
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6月19日(月)
ZE PINHEIRO & BOTO ツアー2日目 名古屋得三 多分こういうサウンドの音楽が名古屋で演奏されるのは初めてだったんじゃないかしら。この音楽の楽しさをわかって貰えたとすれば、ウレシイのですが。今日も、いろいろありつつも、大変に、ひたすら楽しく終えることが出来ました。これで秋までBOTOはお休み、と思うと、ちょっと残念。全国10カ所ツアー、とか、したいなぁ。誰かスポンサーはおらんか。あるいは、お金持ちの老人をタブラカ・・、いやいや、説得する人とか。
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紹介され忘れられたヒト |
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6月18日(日)
ZE PINHEIRO & BOTO ツアー初日、大阪サンホール。 今日はko-ko-ya女子二名に代わって大阪の女子二名を交えての、ちゃんとした形での初めての大阪ライブ。ko-ko-ya女子二名をレギュラー的ゲストメンバーに加えて以来、メロディラインがキッチリ整った当バンドとしては、もはやメロディライン抜きの編成は考えられなくなってしまった感があったのだが、「大阪のBOTO」二名も、リハも十分に出来なかったにもかかわらず、きっちり我々メンバーの期待に応えてくれたのであった。拍手。
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ZE PINHEIRO & 大阪のBOTO |
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20時49分 |
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6月17日(土)
NUU30歳誕生日記念ライブ。夏秋文彦+朝倉真治+岩原智+笹子に、特別ゲスト・ハシケン、長谷川都さん、という、にぎやかなメンツ。 普段地味〜にギター1本でやっているワケだが、本来凄く「華」のある人なので、こういうメンツでやると、やっぱりひときわ映えますね。おめでとうございます。昨夜電話で、こっから先は時が経つのが早いよぉ〜、と、脅かしたんだけど、彼女なら充実した30代を過ごされることでありましょう。 ブルージェイウェイも超満員で、もうインディーズとしては「頂点」ですね。大したモンです。しかし、それに引き替えショ×××ブは・・、あー、いやいや。
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三十路の色香を表現してみました |
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6月15日(木)
プラッサオンゼでのZE PINHEIRO & BOTOのライブ。 プラッサは、僕がまだ20代の頃に2年程ハコバンをやっていたお店で、家に居る時のようにリラックスして演奏できる、とても貴重な場所。(それは服部正美さんや石川智君にも言えることでしょう。) ジョゼが来るたびにいい雰囲気のライブになるのですが、今年はグループの状態がいい分だけ、更にいいカンジでした。メンバーもみんな、「まず自分が楽しむ」ということで一致しているカンジが、「音楽の原点」に触れていて、スバラシイ。来なかった人はソンしましたよぉ、なんちて。 ちなみに、10月11日に、再登場決定。グループはこれから大阪(18日)名古屋(19日)と、旅に入ります。 16日はエポさんのレコーディング、17日はNUUちゃんのライブ。で、桑江知子さんのレコーディングの準備は、いつやるのか?ダイアリーなんか書いててイイのかっ??
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なんだか珍しいスリーショット |
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6月11日(日)
新横浜スペースオルタにて、ZE PINHEIRO & BOTO の初日。 ko-ko-yaの二人(江藤さん、黒川さん)が入ったことで、イッキにサウンドの厚みが増し、もの凄く豊かな音楽になっちゃいました。去年の秋、ちょっと長く滞日する予定だったジョゼが急用で帰国してしまったために、用意だけはしつつ十分活かせなかった新曲も、今回はリハ段階から丁寧に当たることが出来、もちろん本番も、ほぼ万全の内容でした。多分20年近いこのバンドの歴史(というようなハナシが多くて、最近少し意気阻喪するのですが)の中でも、一番いい状態になったかも。
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6月10日(土)
大阪人権博物館にてショーロ・クラブのコンサート。 大阪浪速区のこのあたりは、まさに「ディープ大阪」というカンジ。JR芦原橋から歩いて博物館に向かう途中、なかなかに趣のあるスーパーマーケットがあって、ちょっと覗いてみたところ、見慣れない食い物を発見。「サイボシ」というのですが・・・。これ、この地域に江戸時代伝わる牛肉の薫製料理なんですね。博物館の方のお話しによれば、今では作るヒトもいなくなって、たまにマーケットなどに出ても、すぐに売り切れてしまうのだとか。 で、さっそくメンバーと食してみたのですが、わかり易く言えばビーフジャーキーを半生にしたカンジ、ビールなどのつまみとして、大変具合がよろしいものでした。 この日は、ライブのあと、まだ日も高いうちから焼き肉屋で打ち上げ、更に私はCHOVE CHUVA主催、「本家爆食大魔王」N氏を迎えてのスリランカ料理食事会にも顔を出し、栄養が足りすぎた一日だったのであった。
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サイボシ |
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6月8日(木)
ジョゼ・ピニェイロ&BOTOのリハ。このバンドは、自分にとって一番アマチュア時代と変わらないベーシックな喜びを味わえるバンドである。で、出てくるサウンドは、これでもかという程にブラジル・ローカルなサウンド。日本人っておもしろいなぁ、と思います、ホントに、いろいろな音楽に興味を持ってしまう人達なんだね。今回は、既に横浜(11日)東京(15日)大阪(18日)名古屋(19日)と決まっていて、さあ、楽しむゾ、という気分。
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6月7日(水)
6月17日NUUワンマンライブのリハ。笹子重治+夏秋文彦+朝倉真治+岩原智というマンダムなメンバーが、狭いスタジオに長時間缶詰状態、その上「スペシャルゲストその一」の某大男も途中から加わったものだから、もう、実に暑苦しい。NUU,スタジオに入るなり、「男の子の部屋のニオイがする」と。 リハ自体は、夏秋さんとは既に一度やっているので、ピアノとギターの「棲み分け」(これが、結構難しい)もスンナリ行き、極めてトントン拍子に進んだのでした。 この「男子の部屋」のニオイ溢れるライブ、まだ若干のチケットが残っているそうですので、是非お早めにお買い求めください。
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暑苦しいリハ、ざんす |
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6月6日(火)
桑江知子さん宅にて、レコーディングのリハと打ち合わせ。今回は、音楽内容についての大枠はすぐに決まったものの、音楽以外にいろいろ細かい問題が噴出してしまい、ちょっとイライラする日が続いていた。ようやくここへ来て、ほぼ全てのことが決まり、あとはアレンジを詰めるだけとなったものの、改めてよ〜くスケジュールを見てみると、なんだかその作業をする時間があんまり無いではないか。どーするんだろうか、オレは。
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6月4日(日)
福島市の郊外、あづま運動公園内民家園”広瀬座”で、アンサリーさんとライブ(対バンにダブルフェイマス)。 会場は、森の木立の中に県内から移築した古民家がそこかしこに建っている、という、とても気持ちの良いゾーンの中の一軒”広瀬座”。提灯が並んでぶら下がっているカンジは、大衆演芸場なのだが、なんか能舞台のような雰囲気もあり、という、なかなか不思議な空間。 ライブの方は、まったりと流れる午後の時間の中、 結局予定をオーヴァーして20曲近くもやってしまいました。前日の松田さんのライブが夜で、次の日の朝イチで東京を出てのその日の午後のライブだったので、ダブルヘッダーをやったような気分。私は最後の方ではちょっとヘバってしまいましたが、お客さんにはご満足いただけたかな。
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「古民家と人妻」 |
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6月3日(土)
三田のヌースフィアで、松田美緒さん、秋岡欧と3人でライブ。凡百のシンガーとのスタート地点からの違いということを、一緒にやる度に感じさせられる松田さん。まさに大逸材、であります。秋岡欧との3人でのコンビネーションも、やる度に深まっていってるカンジ。秋ごろには3人でツアーも、というハナシも出ました。聞いてみたい方、是非お声をおかけくださいませ。
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6月2日(金)
3月以来のko-ko-yaライブ。久しぶりだったせいか、リハの段階から3人とも凄く疲れていた。しかしながら本番は、相当に集中度の高い、内容のあるライブになったと思う。しょっちゅうやっている時は余り意識してなかったけど、随分難しいことをやってるユニットなんだな、と、改めて実感した。ワシらはエライ。
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6月1日(木)
夕方からko-ko-ya、明日(江古田バディ)のリハ。江藤さんの新曲披露もありますので、是非おこしください。 で、その後、当サイトの関係者とミーティング兼サイトオープン祝いの飲み会を、旧知M氏が渋谷に新しく開いたお店で。出てくるもの全てウマかったが、最後に出てきた「鯛飯」が、またおいしかったのである。 当サイトは「爆食××」みたいな内容には余りしたくなかったのだが、やっぱりつい食い物のハナシを書いてしまうのであった。
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