2006年7月の日記:[以前の日記]
 
 
7月31日(月)
 
 
松田美緒リハ。
 
 パーカッションの福和誠司を新たに加えて、秋岡欧とトリオによるサポートの形を作る。松田さんは流石に若いだけあって?古くさいアレンジがキライらしく、古色蒼然としたスタイルでファドの伴奏をすると、もっとモダンにっ、もっと楽しくっ、と、いつも同じような拒絶反応を見せて、オモシロイのである。今回は名曲「暗いはしけ」などもやりましたが、あれ、もともとはブラジルの曲だったんですね。知らなんだ。
 さて、何だかんだ言いつつ、クソ忙しい7月も何とかボロを出さずに越すことが出来た。当ダイアリーも2ヶ月目を無事通過。今度こそ、みんな褒めてくれるのであろうな。

 あ、それから緊急のお知らせですが、先日の大阪での畠山美由紀さんのライブが、明日FM802で放送されます。
8/1火 12:15〜12:45
FM802「HAPPY FUN RADIO」
歌:畠山美由紀
演奏:笹子、ビック
line
7月29日(土)
 
 
浜田真理子さんのレコーディングのためのリハーサル

 故郷松江在住のまま歌手活動と普通の仕事を両立させて音楽活動をされている”話題”のシンガー、浜田さんのレコーディング参加のためのリハ(秋岡欧と一緒)。初対面だったが、ラク〜でオトナなカンジの歌とお人柄。プロデューサーの大友良英さんも古くからの知り合いで、音を出しているよりも雑談してる時間の方が長かったような気が。浜田さんもショーロ・クラブ同様「3テイクまででOK」なタイプだそうで、本番も、アっと言う間に終わってしまいそう。
line
7月27日(木)
 
 
大阪にて畠山美由紀さんと、イベント出演

 畠山さんとは1年以上ぶりなんだけど、ブランクは感じなかった。あいかわらず達者な歌い手さんである。楽屋での仰天トークも健在でした。「この前ササゴさんにソックリなのがいたんですよ。何かホントに似てたですよぉ、黒っぽい毛の・・・、犬で・・。」などと、真顔で言わないでほしいなぁ。
 この日はバランサのビックと一緒だったのだが、何を隠そう、彼はワタシが二十数年前に卒業した都の西北の学校の同じバカサークルの出身であった。なワケで、打ち上げでは当時と今との「バカぶり」の違いにハナシの花が咲いたのである。
 かつてこのサークルでは、コンパの最後に、校歌と、シエリトリンドというメキシコ民謡と、人生劇場という長いセリフつき超絶アナクロ歌謡曲を全員で歌うのが慣わしだったのだが、流石に今では「人劇」は廃れたそうで、そのかわりに、コンパの最後に幹事長がやおら立ち上がってズボンを脱ぎ、「チ××ン」を出すのだそうである。でもって、下級生がお椀でそれを隠すところで、コンパが完結するのだとか。まったくもう・・・。
 バカの遺伝子は尽きないようであるが、他のミュージシャン関係で、同じ遺伝子の保持者を、特に当ダイアリーの読者にお知らせしておくので、参考にして(何の参考だ?)いただきたい。服部正美さん、岡部洋一、阿部浩二、サイゲンジ、小池龍平・・。サイゲンジあたりから下は、出す役か隠す役はやっていたに違いない。
line
7月25日(火)
 
 
 今日は、実に記念すべき日であった。苦節二十数年、ついに、ついに、早見優、松本伊代、掘ちえみのバックと務めたのだっっ。BS-iの番組「ダブルミリオン」での一コマ。今日の収録は、ゲストが前記3名=キューティーマミー+EPOさん。番組の中で、「うふふふ」と「ダウンタウン」をEPO バンドとキューテーマミーでジョイント、という場面である。(8/30、21:00 ON AIR)
 大学時代、ケツなど掻きながら下宿で見ていたテレビで、当時の最大のアイドルは彼女達なのであった。時を経て、見事カムバックした彼女達、間近で見ても、全然オバサンじゃなかったなー。みんなカンジのいい人達だったよぉ。
 しかしながら、この決定的なジョイント、スタジオにカメラを持ち込むのを忘れたために、このダイアリーで皆さんに画像を見ていただくことが出来ない。おっさんの写真は掲載できても、キューティーマミーの写真は掲載出来ない。悲しい現実。我が人生の縮図。

line
7月24日(月)
 
 

 8月5日鎌倉ライブのリハ、妹尾武さんとショーロクラブで

 3枚のサントラ作品でのスタジオワーク、そしてついこの間は桑江知子さんのレコーディングへ参加していただいたり、と、今や妹尾さんとはすっかり「仲良し」である。今回は、すっかりお蔵に入れていた「彼女が死んじゃった」(ただいま関東エリアで毎日3時55分から再放送中)「ARIA the Animation」「ARIA the Natural」の3サントラ作から数曲ずつピックアップしてジョイントする他、妹尾さんのオリジナルアルバム中の作品、ショーロクラブ側のオリジナル作品からも、それぞれピックアップして一緒に演奏することになっている。
 妹尾さんとは今後もいろいろあると思います。取り敢えず、現時点での「ジョイント度」をお見せ出来る初めての機会。お見逃し無く。
line
7月23日(日)
 
 
池上本門寺にてアンサリーさんとイベント出演

 このお寺では、3年?ほど前にショーロクラブfeat.アン・サリーでライブをさせていただいたことがある。その時は本堂の中で、仏様を背にしての演奏だったのだが、今回は本堂横の広場での野外演奏。昨日が潮騒をバックにしての演奏だったのが、今日は蝉時雨をバックにした演奏。こういう日々もいいもんですね。夏休みが取れない分、夏休み的な演奏の場をいただいた気分。
 アンさんとは、彼女の帰国以来、3ヶ月に2回?ぐらいのペースでやっているのですが、サウンドチェック無しリハ無しのご無体な状況であったにもかかわらず、今日は特に息もピッタリ。極楽な時間を過ごさせていただきました。合掌。
line
7月22日(土)
 
 
葉山の海岸にて、EPOさんのファンの集い

 なんだかんだで御縁のある葉山御用邸傍の海岸にある海小屋での、ライブつきのイベント。ずっと悪天候続きで、大丈夫なの?と一昨日のリハの時にEPOさんに聞いたら、「神様に頼んだから大丈夫」と。神様だって予約漏れ、ということがあるかもよぉ、と、その時は言ったのだが、流石は神様?ちゃんと薄曇りの天候を用意してくれていた。
 メンバーは「いつもの」メンバーなのだが、何せ2年に3度ぐらいしか出来ないユニットなので、「いつものように」というワケにもいかず、結構苦労が予想されたのだが、これも「いつものとおり」何とかなってしまうところが、このユニットらしい、というか・・・。
 それにしても、海をぼーっと見ながら演奏するのは、気持ちが落ち着いていいもんです。同じ所で来月12日は桑江知子さんと、9月に入ってはNUUと奄美の海でのライブ、と、今後もしばらく海が続きます。

line
7月21日(金)
 
 
タンゴ恐い

 朝10時から畠山美由紀さんのリハ。朝10時だよぉ。畠山さんはああ見えて?、意外と勤勉なのです。今回のリハは、取り敢えず7月27日大阪のためのものだが、今後秋にかけて、いくつか仕事をいただいている。ちなみに今回はバランサのビックと一緒のサポート。最近評価の高い彼との共演も楽しみ。
 夜はko-ko-yaで目黒「楽屋」。対バンが、ko-ko-ya江藤さんの参加しているタンゴバンド「El Fuelle 」。タンゴは決してキライではなく、"生ピアソラ"を見に行ったこともあるし、ある企画で一挙に十数名のアルゼンチンのギタリストの解説を書いた(書かされた)こともあるのだが・・・。やるのはダメなんですぅ・・・。いつもタンゴをやる度にコケている。最後にやったのは、溝口肇さんのサポートでのコンサート。見事にコケました、「リベルタンゴ」の最後の決めの部分。・・・。
 今回も思ったけど、タンゴは、もの凄くクラシック的ですね。クラシックの素養の無い人間には、なかなか参加するのが大変な音楽だと、改めて思いました。ショーロなどもそういう部分があって、そういう意味ではクラシックの素養のある人間と無い人間では、随分スタートラインの位置が違うのですが、タンゴは、ショーロ等とは比べられない程、その比率が高いようです。と考えると、宮野さんや鬼怒さんはエライ。よっぽど勉強好きなのではなかろうか・・。
 最後にクンパルシータを共演させてもらいましたが、なんかウシロからヨレヨレとついていったカンジの演奏で、、、聞かなかったことに、出来ればしていただければ・・。
 
line
7月20日(木)
 
 
EPOさんのリハなど

 昼から渡辺亮君、秋元さん、岩原さんと、EPOさんのリハ。葉山の海岸でのファンの集いと、25日のBS−i収録用に。しばらくやっていない上に、新曲などもあり、結構まとまるのに時間がかかってしまった。本番、どうなることやら。(で、結局うまくいくのが、このバンド、つうかEPOさんのいつものお約束なんですが)
 仕事がたまりまくっている上に、リハや本番で昼も夜もギチギチ。再び香典前借り希望状態になっているのだが、その上パソコンぶっ壊れ。ロジックボードのみならずハードディスクまで怪しい模様。いつになったらトンネルを抜け出せることやら。
line
7月18日(火)
 
 
比屋定篤子ツアー3日目、名古屋得三

 このお店も、なんかしょっちゅう出過ぎていて、家にいるみたいな気分になってきた。大分前に店長のMさんに「名古屋の方ですか」とからかわれたことがあったけど、ホント、同じ所をマグロの回遊のように回っておるのだな。
 今回、比屋定さんにとっては、結構長めのツアーになったワケだけど、とても平均点の高いパフォーマンスになったように思う。普段普通の主婦をしていて、いきなり「変身」する、というのも大変だろうけど、それもまた刺激的で「楽しい人生」なのかも。ある意味ウラヤマしくも思うのであった。
line
7月17日(月)
 
 
大阪CHOVE CHUVAにて比屋定篤子ライブ
 
最近では、余りにも馴染みの場所になってしまった感のあるここでのライブは、良いのか悪いのかわからないが、家でやってるのに近い気分になってしまう。比屋定さんにとっては一年ぶりだったのだが、彼女も、既に何度もやっているような顔をしていましたな。しかし、今回もお客さんの反応を見ていて、彼女の歌の「力」を、改めて感じる。説得力高いなぁ。日々3人のムスコと格闘して身についたオカンパワーかしら?

 演奏が終わりうち上げ会場に行くと、何故か若いムスメは誰も来ず、会場にいるのはオッサンばかり。オジサン同士、死ぬときは何の病気で死ぬと思うか、等といった楽しいような楽しくないような話題で、中途半端に盛り上がったのであった。
1153188886.jpeg おっさんしかおらん。

line
7月16日(日)
 
 
浜松ハーミッドドルフィンにて、比屋定篤子ライブ

 昼過ぎ、比屋定とともに浜松入り。先に入っていた事務所社長N原J氏、いつもお世話になっている地元O氏と駅で落ち合い、「浜松と言えばブラジル料理」と主張するN原氏の意見を却下して鰻屋へ。ところが連休のせいか、市内の全ての鰻屋が行列が出来ているような状態で、結局鰻屋を諦め、何故かアジアンフードの店へ。何となく「中をとっ」たようなセレクションになったのだが、これから三日間「元祖爆食大魔王」と食をともにするのは、なかなか大変かもなぁ。
 ライブの方は、超満員大盛況で、比屋定のノドのコンディションもとてもよく、充実したライブとなった。来年も、とお約束しつつ、ko-ko-ya浜松ライブの打診もついでにしつつ(→やります、多分)打ち上がって、早めに就寝。
line
7月15日(土)
 
 
中目黒mandarinにて、松田美緒さんとDJイベント出演

 松田さんはホントに歌が好きな人。楽屋でもずっと歌っている。8月18日に那覇でデュオでやることが急遽決まったので、その時のレパートリーのこと等もチラチラ考えつつ、ずっと二人で演奏しておりました。レパートリーも、フォルクローレから倍賞智恵子まで、ジャンル縦断的に次々に出てくる出てくる。これ、ヘタなライブよりおもしろいかも。
line
7月14日(金)
 
 
ロータスサウンド

 田園都市線の江田駅近くのクーカラという穴蔵風のお店での、NUUプロデュースによる、彼女と女性アーティスト1名によるライブ・イベント。3ヶ月に一度のペースで、既に8回を数える(うち笹子参加は7回目)。この種のモノとしては希に見る程に内容の充実したイベントで、毎回、NUUの魅力、そして共演ゲストの魅力の両方が、至近距離で存分に堪能出来る。プロデューサーとして、そしてステージパフォーマーとしてのNUUの能力の高さ、毎回のゲストの質の高さ、そしてクーカラという場の持つ「集中感」という三つの要素のハーモニーによるものであろう。そのクーカラが移転することになり、この場所での「ロータスサウンド」は、今回が最終回、ということになってしまった。イベント自体は場所を変えて今後も続けていく予定だが、何とも残念なことです。

 今日のゲストは比屋定篤子。NUU&比屋定というセットは、沖縄で既に一度経験済みなのだが、その時はスキだらけの比屋定に機敏なNUUが突っ込みまくり、という、傍目にも比屋定に気の毒(笑)な内容であった。今回は比屋定は年長者の落ち着き?を取り戻し、前回よりもじっくりした内容になったと思う。
 比屋定だけでなく、アンサリーさんや畠山美由紀さん、松田美緒さんのような、普段一緒にやっているヒトがこのイベントに出る時は、彼女達のバックをやりながら、つい、相手に負けるな、という気分が起こり、そして考えてみればその「相手」とはNUUのことであって、次にNUUのバックにつくと、今度は相手(=アンさん達)に負けるな、という気分になるという、自分にとってもヘンな気分になるこのイベント、まだ知らないヒトは、大分ソンをしてると思うわ。
1152932524.jpeg 比屋定さんと女将さん

line
7月13日(木)
 
 
麻布のスタジオにて、照屋実穂さんのレコーディング

 ゴンザレス鈴木さんプロデュースによるシンガーソングライター照屋実穂さんのファーストCDへの参加。オリジナル1曲をスティーヴ・サックスさん(fl)と、沖縄の民謡をアレンジしたものをギター1本と歌のみによるデュオ形式で、それぞれ伴奏しました。照屋さんは、高音部にかけてのやわらかく伸びのある声がとても気持ちの良いシンガーでした。売れそうだなぁ。
 売れると言えば、、同じスタジオで前回デモ・レコーディングのお手伝いをした手嶌葵さんは、そのデモ音源が元(だったそうです)でジブリ映画に抜擢されて、今や注目のヒトとなっているとか。いやー、みんな売れていくなぁ、僕を置いて。
1152794511.jpeg

line
7月10日(月)
 
 
ko-ko-ya、松方ホール・ホワイエコンサート
思いがけず?満員のお客さん。やっぱり沢山のヒトに聞いて頂けるのはうれしいことです。演奏も、この3回、いろいろありましたが、着実に力はついてきているカンジが。いろんな意味で結構キツイツアーでしたが、やって正解だったかな、と。ご来場のお客様、主催者関係者の皆様、ありがとうございました〜。
 でもって、夜は、関西の仲間達のセッティングしてくれたホーダジショーロへ。そこで、リオで会って以来数年ぶりに、MACOちゃんと再会。8月ライブの打ち合わせとS田J治のウワサバナシで盛り上がる。あとは、ホーダでデタラメやりまくって、今回の関西ツアー、おひらき。
1152587450.jpeg MACO登場

1152587451.jpeg yukivn do bandolim

line
7月8日(土)
 
 
岡山「チャーリー」にてko-ko-yaライブ。
 関西での仕事の時は基本的に実家に泊まっているのだが、実家は新神戸駅の近くで、三ノ宮へも10分強で着いてしまう、という便利な立地。東京人の「所要時間感覚」に比べ、30分ほど、どこへ行くにも時間が短くて済む。ので、なんかこちらでは日々ノンビリと暮らしている。毎日六甲山(の入り口あたり)を散歩して、
それからご出勤、の日々である。
 で、岡山。神戸の人間は「西」に向かって行くことは滅多に無いので知らなかったのだが、新神戸から30分強しかかからなかった。神奈川の家から渋谷に出るのと同じ時間である。家から岡山の会場まで、1時間強しかかからない。この街は、数年に一回、思い出したように演奏する機会がある。この前は、多分熊本尚美の、コンジュントの方だったか。会場は「チャーリー」なる、天井の高いオシャレなお店。中心地からは少しはずれた所にあるが、音環境も良く、とても集中力のあるパフォーマンスになった。ツアーに出ると、日々違う条件の中での演奏が続き、それに否応なく対応していくうちに、ある日「筋肉」が付いている、ということを実感する。今回も、そういうツアーになっている気がする。
line
7月7日(金)
 
 
神戸、ギャラリー里夢にて、ko-ko-yaライブ
 関西3連戦初日。まずは小手調べ、といったところ。七夕ライブ」と銘打っていたはずなのに、全員そのことを失念。ゆかたを着ているヒトを見て、何でゆかた着てるんだろ、と訝りつつ演奏。
 終わった後で、神戸在住T氏に、某タコ焼き屋に連れて行っていただいたのだが、これが、バカウマで。タコ焼き屋といいながら、何故か点心系のものが揃っていて(そこがいかにも神戸的?なカンジですな)、またそれがどれも大変美味。
 僕も神戸出身なのだが、大学から後はずっと東京なので、結構神戸のことを知らなかったりする。この店も随分昔からある店だそうで、知ってたらしょっちゅう通ってただろうな。「神戸で行く店」リストに、新たなページが加わりました。
1152325834.jpeg 昨日はひとり食い倒れ、今日は・・、のE嬢。

1152325835.jpeg あまりのうまさに顔もゆがむK嬢

line
7月6日(木)
 
 
六本木の某スタジオにて、桑江知子さんの新譜マスタリング。これで音関係の作業はすべて終了。いい作品になったと思います。9月中旬発売予定、請うご期待。
 明日からko-ko-ya関西ツアー。
line
7月4日(火)
 
 
惰眠を貪るメンバー二名をホテルに残し、FMアップル朝の番組「田原書店ノマド」出演。その後札幌の街を中島公園に向かって散策。
 テビチを食わずして沖縄をあとにすることが許されざることであるのと同様、ウニ丼を食わずして北海道を去ることは許されない。散策中ふらりと立ち寄ったキコキコ商店(去年かとうかなこちゃんのツアーでお世話になりました)にて、おもいがけずウニ丼をごちそうになる。これで今回のツアーも思い残すことは無くなった。ありがとうキコキコ商店、ありがとう北海道。
その後、これまた札幌ツアーにかかせない「円山参り」も済ませ、夜は今回のツアー最終日、コンカリーニョ・ライブへ。
1152061378.jpeg うにうにうにっ

1152061379.jpeg やまやまっ

 流石に3日連続(公演数4回)となると、もう寄る年波は勝てん、というか、クタクタ。演奏中に、ほぼアタマん中がマッシロのまま数小節を過ぎる、ということがザラな状態に。ところが聞く側には、その「空白状況」が、かえって良かったり
するから、難しい、いや難しくない。昔は一ヶ月中南米をツアーして、連日移動と公演を繰り返してもどうもなかったなぁ、などと思い出しつつ、疲労の海をたゆたっておりました。北海道のお客さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。お疲れ様。
line
7月3日(月)
 
 
ショーロ・クラブ北海道ツアー2日目

今日はすすきの近くにある新善光寺にて、お寺ライブ。昼の部と夜の部に別れ、昼のお客様は、平均年齢が、たぶん70歳超。何をやったら喜んで頂けるのか、おおいに悩みつつ、サンパウロ公演にて沖縄県人会のご老人達の前で演奏した「椰子の実」の譜面などを用意。
 夜の部は、それより平均年齢15歳ほど若いお客様の前での演奏。これまたふだんとは違う雰囲気にとまどいつつも、徐々に我々のペースを取り戻す。(つうか、だんだん疲れてきて放心状態にて演奏したのが、かえってヨカッタ、という説も。)
 演奏後、大学1年生の女性の方から、サインを求められる。我々の通常のファン層よりも随分若いので聞いてみたところ、アニメ「ARIA 」でショーロ・クラブのことを知った、とのこと。ナルホド、アニメ強し。ちなみにその女性のお父様は、僕より5歳も若いことが判明。う〜む・・。
line
7月2日(日)
 
 
ショーロ・クラブ北海道ツアー初日、石狩アートウォーム

 北海道に来るたびに思うこと。道が広くてどこまでも真っ直ぐ。空が広い。川の水量豊富。今日も、札幌からの移動中そのハナシに。会場のアートウォームは、煉瓦造りのしゃれた小スペース。後ろに流れる茨戸川がまた水量豊富、ノンビリしたいいカンジの川で、鮭の遡上も見られるのだとか。
演奏の方は、3週間ぶりということで、ショーロ・クラブとしては勤勉?なペースであったせいか、始めからスっと入っていけたカンジ。ゲストで参加してくれた馬頭琴の嵯峨治彦さん(エポバンドの同僚)とのコラボレーションも、11拍子の舞曲に苦戦するも、とても楽しいものになりました。
1151854208.jpeg

1151854209.jpeg

line