2007年2月の日記:[以前の日記]
 
 
2月28日(水)
 
 
 NUUと、レコーディングスタジオの下見。続けて中野の蓮華寺に、4月8日花祭りナマ音ライブのための下見に。

 今回は、NUUの久々の作品集のためのレコーディングで、順調に行けば5月上旬には出来上がるハズのもの。ライブ録音ツアーもまだ続ける予定で、本当にアグレッシヴに活動をするヒトである。すこしエネルギーをわけて欲しい。今はちょうど曲のアレンジやメンバー、スタジオの選定の時期に当たっていて、僕は彼女との共同プロデューサーとしての役割を仰せつかっており、毎日のようにメールの遣り取りをしている。まだ混沌としていて形もよく見えないが、一生懸命にやってるうちに徐々にその姿が現れてくるカンジが、プロデュースの醍醐味かもしれない。
 で、その後で、中野の蓮華寺に。ここで、お釈迦様の誕生日である花祭りの日に、お釈迦様に音楽を献上するライブを行う。「献楽(けんがく)」というのだそうだ。本堂の壇の下にはお経の声を響かせるための共鳴胴が埋め込まれていて、ナマ音が独特の響き方をする。当日もこの音響を利用して、多分NUUにとっては初めての完全ナマ音ノーマイクでのライブをやる。お釈迦様のための演奏だが、もちろんお客様にも聞いていただく。ただ、そういう経緯なので、当日は入場料制ではなく、「お布施」を包んで持って来ていただくことになっている。いくら包んでいただいても構わない。もちろん10万円でも構わない。
(詳しくはNUUのHPにて。http://nuu-nuu.com/ )
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2月24日(土)
 
 


那覇、桜坂劇場にてイベント「カフェミルトンへのサウダージ」飛び入り出演

 宮城県白石市のカフェミルトンは、もう10年も前から、EPOさん、ショーロ・クラブを始めとするいろんな人達と出演し続けている、僕にとってのベースステーション?のひとつである。ハナシによれば、多くの出演者の中で、僕が「最多出演記録」保持者なんだとか。そのミルトンに最近常連のように出演し続けている沖縄の歌手二人が中心となって、「沖縄でカフェミルトンのイベントをやろう」と、酒飲みバナシで盛り上がった企画を実現させたのが、このイベント。その二人=新良幸人&下地勇の他、やはり開店以来定期的に出演し続けている大塚まさじさん、沢知恵さんの4人によるライブである。
 ところが、先週自分のラジオ番組にゲストで出演した新良さんに、「アンタが出ないのは、この中の誰が嫌いだからなのっ?」とナマ放送本番で詰め寄られた比屋定篤子が、まず急遽飛び入り出演決定、で、いろいろあってこの日フリーになったのでこのイベントを見に行くつもりでいた僕も、結局比屋定と一緒に飛び入り出演することに、決定。
 で、楽屋に行くと、さっそく普段ミルトンで散々ポスターを見、ウワサを聞いていた大塚まさじさんと沢知恵さんに遭遇。いきなりうち解けてしまうところは、今までさんざん同じ「ミルトンの空気」を吸ってきた「同窓生」だからなのか?そもそも、もともと新良幸人さんと下地勇さんがミルトンに通うようになったのは、僕が大島保克さんを初めに連れて行って、その大島さんがやがて新良幸人さんを連れて行って、その新良幸人さんが下地勇さんを連れていって、という、「テレホンショッキング」のような経緯があったのであった。
 そのようなワケで、イベントもイイカンジで推移。最後に全員で大塚さんの「ぷかぷか」を演奏(そんな日が来るとは思わなかったですよ)して終了。打ち上げも大盛り上がりで、大変上等な「沖縄最終日」になったのでした。
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2月23日(金)
 
 
 実はまだ沖縄におりますねん。予定していた仕事が延期になって、久々に「二泊三日」分の休暇が出来たので、かつて何度かジャングルを歩いたことのある西表島を再訪。しかし、開発のひどさに、大変ショックを受けて帰ってくるハメに。西表の自然は、他の日本のどこにも無い貴重なものであるはずなのに、そういう場所にどこにでもあるようなリゾートホテルを建て、どこにでもあるような公共工事が施され、結果として、20年前に僕を怪しく魅了した「圧倒的な自然のニオイ」は、今や影を潜め、「辺鄙なリゾート地」へと変貌を遂げようとしていました。リゾート開発するにせよ公共工事にせよ、もっと方法はあるだろう、と思うのだけど、この件に責任のある人達には、どうやらそういう視点は無かったようです。
 でもってオマケに西表にいた間ずっと雨。雨が降ると、こういう場所では全く何も出来ないことが判明。その上、風邪をひいてしまい、散々な旅行になってしまった。
 で、今日は那覇に戻り、比屋定篤子と宜野湾のカフェ「モフモナ」にてライブ。大きくもないお店に溢れんばかりにヒトが集まってくれて、大変感激。演奏の方は、旅行ボケ(ヘタに休むと集中の糸が切れてしまうらしい。よーするに、休むな、ちゅうことかい)・体調不良の影響もあり「乱高下」してしまったところもあったけど、久々の曲も何曲かあり、いろいろ楽しめたのであった。比屋定さんとは、次回は4月13,14にコザと那覇でライブをやりますので、またよろしく。
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2月19日(月)
 
 
浦添、バー・スカラベにて、ko-ko-ya沖縄単独初ライブ

 昼間はko-ko-ya三分の一を引率して南部ハーブレストラン見学へ。夜は、ko-ko-ya初の沖縄単独ライブを、スカラベにて。CDもまだ出していない全く無名のユニットのために集まってくれたお客さんに、まずは感激。演奏は、累積疲労もあってちょっと南国てーげー風に流れたが、大変楽しんでいただけたようで、更に感謝感激。サイゲンジ、福和誠司、中原仁さん夫妻、ハピネスT氏、旧友H君らも集まる中、「ko-ko-ya初沖縄」を、黒字で終了。ありがとうございましたー。
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2月18日(日)
 
 

桜坂劇場にて、カルナヴァル・ジ・オキナワ2007出演

 おおきく前半と後半に別れ、前半はko-ko-ya〜jimama〜比屋定篤子〜沢田穣治によるシバリエトリビュート、後半はアルベルト城間〜カチンバ1551〜サイゲンジ。
 前半のko-ko-yaと比屋定、シバリエトリビュートは全て僕が関わっているので、ほとんど出ずっぱり状態。ko-ko-yaは沖縄初登場だし、比屋定さんは久しぶり、シバリエトリビュートに至っては難解な沢田穣治作品を、ko-ko-ya・沢田さんのエレべ、曲によってそれぞれ比屋定・jimama・サイゲンジのスキャットを交えた編成で、全5曲、ko-ko-yaに対してはその場でレパートリー言い渡し、直前リハ30分、という沢田穣治ならではのスーパーご無体なプロセス。沖縄初登場で緊張しているko-ko-ya女子2名がプッツンしないか大変心配したのだが、結果的にはとても良いパフォーマンスになって、ちょっとびっくり。これは、参加メンバーの能力のなせるワザであったのであって、断じて沢田穣治がヨカッタからではないのであーる。ko-ko-ya自身のパフォーマンスの方も、限られた時間内で、十分にアピールできたと思う。19日の浦添ライブが楽しみ。
 後半は、ずっとステージソデでライブを見ていたのだが、三者三様、レベルの高いパフォーマンスであった。特にカチンバ1551は、ここ数年に渡って見続けているが、見るたびに「本格派」指向が深まっていて、大変カンシンした。そのハナシを彼らにすると「いや〜、マニアックになればなるほど、メンバーが逃げていくんですよぉ」と言って笑っていたけど、トロンボーン、パーカッション、ベース、トレスというシンプルな編成で、凄くいいことをしていた。来年、またどうなっているか見るのが楽しみである。
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2月17日(土)
 
 
那覇・桜坂劇場にて、畠山美由紀さんとデュオライブ

 全20曲休憩ナシ・ふたりだけで、という、なかなかハードなライブ。畠山さんの曲は、わりと深く静かな曲が多いので、これをギター1本の解釈でやると、本当に地味なモノになってしまう。お客さんの集中を持続させることが出来るか、ちょっと気がかりなところがあったのだが、終演後100人以上のヒトがCDを買うために並んでくれた。まあ、よかったのかな?
 で、その終演後、階下に降りていったら、ちょうど一階のホールBで沢田穣治と比屋定篤子の、映画関連のトークショーをやってて、冷やかしでわざわざ二人の目に入る場所に座ってやったんだけど、すごいちゃんとしててビックリ。なんだ、沢田さんも比屋定も、ちゃんとしゃべれるやんか。
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2月16日(金)
 
 

那覇にて、畠山美由紀さんファンクラブ・イベント。

 朝の便で那覇入り。暖かい。いや、暑い。Tシャツの上に薄いトレーナーを着ていたのだが、それでも汗ばんでしまう程。こういう気候の変化を体感すると、何故かリオを思い出してしまうのは、もう僕のカラダに染みついてしまった「条件反射」かも。沖縄は、ホントにリオに似ている・・。
 それはともかく、着いて早々、まずひとテビチ。すぐに会場入り、リハ、即本番という、なんだかあわただしい流れの中、中原仁さんを交えてのトークなどもあり、ライブも「ミニ・ライブ」と言うには結構タップリな内容ではあったが、あっという間に終わってしまった。30人ぐらいの小ライブで、集中度の高い、いいライブだったと思う。お客さんはトクをしたのではなかろうか、なんちて。
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2月15日(木)
 
 

初台オペラシティ近江楽堂にてショーロ・クラブ、ライブ

ショーロ・クラブ今年初めての「公式」ライブは、ノーマイク完全ナマ音。近江楽堂の構造は、正方形のそれぞれの辺に、その辺を直径とする半円が(数学の問題みたいな言い方ですな)四方にはなびらのように突き出している、というもの。当初「その花びら」の一つにステージを組んだのだが、バンドリンは全く音が通らず、コントラバスはやたら響きまくる、という、最悪の音バランスであることが判明。演台の高さを変えたり、コントラバスの下にマットを敷いたり、と、いろいろ試行錯誤をした結果、場所も、「花びら」と「花びら」との中間の又の所に変更、何とかなるかな、というバランスを得て、本番にこぎつけた。(なんだかややこしい説明で、理解して頂いてるか、不安ですが。)
 本番というのは、お客さんが「吸音材」になるために、リハーサルとはしばしば全く違った音質になってビックリさせられるのだが、今日は良い具合に変化してくれたおかげで、演奏している側も集中でき、結果としては、ショーロ・クラブ・サウンドらしい音響でお聞き頂けたと思う。こういうのは、最終的にはやってみないとわからないので、いつもヒヤヒヤなのだが、そういうリスクを冒してでも、「ナマ音」でやる価値はあるだろう、というのが、我々の見解なのだが、皆様、いかがでしたでしょうか?
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2月13日(火)
 
 
アンサリーさんとレコーディング

 ここしばらくは、アンさんはレコーディング中心の活動。というワケで、今日は4曲録ることに。しかし、なんだかアンさんとは、この数年、ライブのみならずレコーディングでも、ずっとデュオばかりである。一昨年のジョアン・ジルベルト・トリビュートあたりから、昨年末のジョビン・トリビュート、そして今日も、4曲全部デュオ。これだけデュオでやっていると、細かいニュアンスの合い方も結構凄いことになってきている。先日のアンさんの言葉ではないが、「私たち、完璧」かも。たまにはバンドでもやってみたいけどね。
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2月12日(月)
 
 

吉祥寺シアターにて、NUU×谷川賢作コンサート

 両名に、渡辺亮君、ko-ko-ya・黒川紗恵子、笹子による、「昭和の曲」をテーマとしたコンサート。昭和の和洋ナツメロに、NUU、谷川さんのオリジナルを絡めた構成。休憩をはさんで2時間半を越える長いコンサートだったが、いや〜、おもしろかったぁ。
 谷川さんの曲もヨカッタけど、やっぱり「昭和のナツメロ」が、楽しかった。「小鳥娘」「お祭りマンボ」「スーダラ節」、全ておもしろく、しばらくはアタマの中で鳴り続けそうだが、やっぱり「買い物ブギ」が一番ヨカッタなぁ。全く抱腹絶倒な曲。しかし、本当に歌詞にもあるとおり「ややこし、ややこし」い曲で、一瞬たりとも気が許せない。いくらNUUが僕に向かって「オッサンッ、オッサンッ」と喚いても、残念ながらコチラは全く譜面から目が離せなかったのである。
 谷川さんの曲の中では、お父様の俊太郎氏の詩に賢作さんが曲をつけた「種」という曲で、初めて歌手デビューさせてもらった。アカペラでハモる、という趣向である。韻を踏んだ歌詞に、決して複雑とは言えないコーラスがつくのだが、何でか人前で歌わねばならないとなると、節も歌詞も覚えられない。リハ段階では、完全に覚えたっ、と豪語していた亮君も、本番前になると急に弱気になり、まず指に巻いたバンソコに歌詞を写しはじめ、それが見にくいとなって、今度は紙に大きな字で歌詞を写した。で、それを楽屋に忘れた。それで、いざ歌い始めた時には、全員動転の極み。僕の後ろでは亮君が驚異的にウソなフレーズを唸っている。こちらはそれを聞いて、極度の緊張も相まって笑いが込み上げてきて我慢が出来ず、音を聞くフリをして自分の耳をつねって笑いを堪えたのであった。
 などなど、あまりに楽しいライブだったので、これ一回でオワリにするのは、もったいないなぁ。誰か、主催しませんか?安くしときますぜ。(って、僕が言う立場じゃないけど。)
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2月11日(日)
 
 
千葉市若葉区にて、EPOさんのコンサート

 一般市民の皆さん向けの舞台スタッフ・セミナーの一環としてのコンサート。EPOさんとは、昨年のNHK BSでのショーロ・クラブとの共演以来だったのだが、例によってラク〜なパフォーマンスになった。
 ところで昨年のNHKと言えば、どうもデキが良かったようで、あちらこちらで随分お褒めの言葉をいただいた。うれしいことであるが、同時に10年以上前に、既に「ああいうこと」をやっていたワケで、今やってたらもっとちゃんと評価してもらえたかも、なる「スケベごころ」も、押さえ難く。
 しかし同時に、当時に比べ、「チカラの抜け具合」は断然今の方が上、とも思う。特に最近のEPOさんの「抜け具合」は相当なもので、落ち着いた柔らかいオーラを、常に発しているカンジ。10年前の、鋭く研ぎ澄まされたような「カド」が、今は丸く大きな形に変化した、とでも言うか・・。毎回一緒にやっていても、充実度がひときわ高い今日このごろである。
 で、今度3月23日に、代官山で東京では随分久しぶりのデュオ・ライブをやるのだが、これは、特に若い歌手のヒトに見て貰いたいという気持ちがある。目指す方向性はそれぞれ違っても、歌手というモノのひとつの到達点、こんなカンジの発信が出来るようになればいいな、と思わせるものを感じることが出来るのではないかと思う。
(情報はこちらで→http://www.eponica.net/)live/
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2月10日(土)
 
 
ショーロ・クラブ、シミツのカフェライブ

 というワケで、15日の近江楽堂ライブに向けて、居酒屋の次は赤坂のカフェにてライブ。こちらは、十人ちょっとで満員になるというとても小さいお店で、ヤル側も聞く側も肩寄せ合って、みたいなカンジで、とてもおもしろかった。
 ところで、ショーロ・クラブHPのBBSに、ショーロ・クラブのスコアは、売っていないのですか?という質問が寄せられていて、「スコアはありません。あるのは、古文書のように変色して半分破れかかった不完全な譜面のみで」とお答えしたのだが、その「現物」を、下に公開しよう。
 こうなると、読むための譜面じゃなくて、その譜面を見ることで音楽の内容を思い出すように条件反射を起こすための道具、だな。
1171177207.jpeg 沢田穣治所持の古文書

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2月7日(水)
 
 

中野にてショーロ・クラブ居酒屋ライブ

 舞台裏を初めに少しバラしてしまうと、ツアーやちょっと改まったライブの前に気軽なライブをごく小さな所で無告知でやることがあって、今日もそういうライブ。何だ、練習を人に見せるのかっ、と怒られそうだが、ご安心ください。当バンドは、しばしば「練習」方が本番より良かったりするのです・・・・。冗談です。
 人前に立つとなると、小さい場所も大きな場所も、基本的には関係がない。今日は秋口の沖縄以来のワンマンライブで、実は相当緊張もし、イレコミもしていたのだが、結果は、半年ぶりとしては満足のいくものになったと思う(またも自画自賛かよ)。今年もショーロ・クラブが始まったなぁ、という、新鮮な気持ちを無理矢理持ちつつ、今年もがんばろうかな、と・・。
 これで15日の近江楽堂ナマ音コンサートに向けてエンジンもかかりました。お楽しみに。まだ残席があるようですので、ご予約、よろしくお願いします。
ご予約はコチラ→http://www.players.ne.jp/〜choro/topix-f.html
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2月6日(火)
 
 
STBにて、桑江知子さんのアルバム発売記念ライブ

 去年出した笹子プロデュースの2作目「カジマヤー」のレコ発ライブ。メンバーは鬼武みゆき(ピアノ)ko-ko-ya江藤有希(ヴァイオリン)渡辺亮(Perc)。亮君とは、さっきまで一緒にいたのに、また会ったなぁ、というカンジ。お互い寄る年波には勝てず疲労の色が濃いが、そんなことは言ってられません。
 江藤さんとこのメンバーとの共演は初めてなのだが、大変評判も相性も良いようなので、桑江さんのバンドはこの組み合わせでやっていくことになりそう。今日もリハが1ヶ月前だったせいもあり、いろいろ舞台裏?はバタバタしていたのだが、取り敢えず全体的なパフォーマンスは大変上出来だったと思う。このメンバーだと、桑江さんの歌がひときわ映えるカンジになるのがいいですね(と自画自賛)。
 そのあと、メンバー・スタッフに、前のアルバムに参加してくれたサンポーニャの岡田浩安君も交え打ち上げに。いろいろ盛り上がってしまって抜けるに抜けられず、結局3時までいてしまいました。つ〜か〜れ〜た〜。
1171943711.jpeg 西福岡高校の二人

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2月5日(月)
 
 
吉祥寺シアターNUU×谷川賢作ライブ(2/12)のリハ

 昼の12時から夜9時まで、9時間ぶっ続けのリハ。しびれますな。メンバーは歌・NUUに、谷川賢作さんのピアノ、ko-ko-ya黒川紗恵子クラリネット、パーカッションに渡辺亮、という、普段のNUUとはひと味違う内容が期待できる顔合わせ。個人的には、行動圏が随分ダブるのにも関わらず今まで共演の機会が無かった谷川さんとの共演も、楽しみのひとつである。
 今回は「昭和の歌」がテーマ。流石NUUならではの、普通の歌手なら選ばないタイプの、抱腹絶倒?な歌の数々が並んでいて、これも大変楽しみ。ただし、殆どが「新曲」で、20曲前後もやるので、果たしてちゃんと曲を覚えて演奏できるのか、最近とみに知力減退気味の自分としては、大変心許ない。この日黒川さんにもらったボケ封じのお守りを手にがんばるしかない。
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2月3日(土)
 
 
今日は一日家で仕事なので、ライブ・録音・リハ以外のハナシを。
と言いつつ、いきなり宣伝だっ。
ショーロ・クラブの2/15ライブ、チケットがイマイチ伸び悩みです。行こうと思っている人、この機会に一度ショーロ・クラブを聞いてみたいと思っている人、是非お早めにご予約をっ。3人とももう耄碌しているので、いつポックリいかないとも限りませんっ。今回が最後になったら、もう聞けないのですよっ。。。こんな宣伝、ないよなぁ・・。
ご予約はこちらから→http://www.players.ne.jp/〜choro/topix-f.html
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2月2日(金)
 
 
昼、アンサリーさんとリハ。夜は畠山美由紀さんとリハ。

 なんか、前も同様な組み合わせの連チャンがあったような・・・。
 アンさんとは4曲ほどの短いリハだったのだが、ある曲を演奏したあと、アンさん曰く「私たちはホントにカンペキですね〜」と。そういうココロこそが、カンペキさを生むのである・・・かな?
 畠山さんとのリハは、月中の沖縄ライブのためのもの。今まで一緒にやった曲も、かれこれ、既に50曲近くに達していることが判明。何だか時の経過を感じる今日このごろ。
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2月1日(木)
 
 
青山マンダラにて、NUU+笹子レコーディングライブ
 
 というワケで、東海道ツアーの締めくくりの、東京ライブである。流石にこの短期間で5回目ともなると、演奏も随分スムーズになってきた。途中で谷川賢作さんの飛び入りもあり、充実した内容のライブだったと思う。
 しかし、な〜んか独特の緊張感がつきまとうのは何故でしょうか?お客さんは、録音してる、ということで緊張したりするのかな?でも、ある意味、初々しいカンジでもあり、僕自身はこういう雰囲気も決してキライではない。ツアー以来の「不幸の連鎖」もどうやら断ち切れたようだし、取り敢えずこの5日でどんな音が録れているか楽しみです。
 レコーディングツアーは、今後も断続的に続くことになりそう。こちらでもいかがですか、という主催者の方、是非挙手をっ。
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