2007年6月の日記:[以前の日記]
 
 
6月29日(金)
 
 

横浜モーションブルーにて畠山美由紀ライブ「お散歩がてら...」出演

 今回のライブのレパートリーは、畠山さんがジェシーハリスと共演した新譜からの曲が多かったのだが、このアルバムが「シンプル」の一言に尽きるような内容である故もあり、「弱音」ということを、パーカッションのビックも含め、普段にも増して意識した音作りを試みた。さて、お客さまには受け入れていただけましたでしょうか。
 小さな音へのダイナミズムを豊かにするということは、昨今の商業音楽では滅多に見られないことだが、音というものは、小さくすれば、逆に聞きたい人は耳を研ぎ澄ますことになって、結局、その音楽から、より深い味わいを得ることになる、と思う。商業音楽界にも、そういうところに拘る人がもっと出てくればいいのだが。無理矢理他人の口の中に食い物を押し込むような「音楽」が、多すぎますよね。そう思わん?
 「試み」と言えば、今回畠山さんは、人前でのギターの弾き語りに、初めて挑戦した。一応僕がウシロで「球拾い」をしたんだけど、出番まで楽屋で一生懸命練習されとりました。「ササゴさん、Eってどうやって押さえるんでしたっけ」とか、モーションブルーの楽屋ではいまだかつて交わされたことの無さそうな会話が、飛び交っておりました。
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6月27日(水)
 
 
名古屋TOKUZOにて、NUUレコ発ライブを谷川賢作さんと。

 最近「笹子さんって実はいじられキャラなんですね」と言われることが多い。人前でしゃべるのは苦手だし、人前に出れば出る程表情が豊かじゃなくなるタチなので、ステージ上での「扱い」に困るタイプだと思っているのだが、最近は、一緒にやる相手によっては、どうも様子が違ってきている。
 特に、NUU社長にかかると、そのようなことを言っていても許されない。毎回、池に落ちた犬のアタマを棒で叩くようなイジリ方を盛んにされる。今日も盛んにいじられたあとで、ギターの入らない曲があってステージ袖に引っ込んだら、TOKUZO店長のMさんが通りすがりにニヤニヤにながら「若僧にあんなに言いたい放題言わせてていいんですか。」と、言った。
 しかし今日はもう一匹「池に落ちた犬」がいて、(しかもこの人は、僕より大分叩き甲斐のあるキャラであるので)トークもひときわ白熱したものとなった。谷川さん、おもしろかったなぁ。全体としてNUUとやったライブとしてはベストスリーに入るぐらいのおもしろさでした。
見れなかった人は残念でしたねええ。
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6月26日(火)
 
 
大阪シャングリラにて、NUUレコ発ライブを谷川賢作さんと。

 日々めまぐるしい。今日は大阪に移動してきてのNUUライブ。東京は朝方は少し肌寒いぐらいの曇り空だったのに、大阪は既に真夏のような日和。夏好きの僕にとっては、大変よろしいコンディションである。
 賢作さんと二人でのサポート作業は初めての経験なのだが、サポートについての認識の「共通項」がきわめて沢山あるカンジで、簡単な情報のやりとりをするだけで、殆どのことがうまくいってしまう。効率の良いコンビかも。
 ライブの内容は、相変わらず全く問題の無いデキで、招待した関係者も「これなら誰にでも推薦出来る」との感想を。「なんでメジャーから声かからないの?」とも。同じような言葉は沖縄在住の某・宮××門氏も漏らされた由だが、いや〜〜、何でなんでしょうねえ〜〜。
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6月25日(月)
 
 
渋谷クラブクアトロにて「ゴンチチ解体新書」最終日

 いやー、四日間笑いっぱなしのツアーであった。「もうしゃべる相手がいないと思うと、本番で泣くかもしれん。」と三上さんもおっしゃっていたが、そのお言葉どおり、三上さんとしても実にしゃべり倒した楽屋暮らし四日間だったのであって、今頃は随分お疲れが出ているのではなかろうか。マジメなハナシ、普段はやらないソロパフォーマンスの日々は、結構大変だったであろうとお察しする。チチさんも、声をつぶしてたし。
 かく言う僕もそろそろ疲労の極致で、にも関わらず、この先まだ1ヶ月ぐらいは気が抜けない日々が続く。まずは明日(26日)から断続的に関西、奄美、沖縄、山陽、四国、北陸、中部と、7月後半まで続くNUUのレコ発ライブツアー。その間を縫うように、6/29畠山美由紀さんの横浜モーションブルー、7/10前後には沖縄で比屋定篤子、7/13〜17にかけて大阪でEPOさんとの学校関連の仕事、で、その最中に1日だけ北海道へ。後半には桑江知子さん庄野真代さんの労音のシリーズも始まる。おお、琉球フェスティバルもあったっけ。更にそのスケジュールを縫うように、レコーディングもチラホラと。嗚呼、今年もやってまいりました「貧乏暇無し月間」。年々ポンコツになりつつあるカラダを労りつつ何とか乗り切る所存ではあるが、僕に最後まで乗り切らせたくば、あまり酒などは与えない方がいいかもしれない。
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6月24日(日)
 
 

 畠山美由紀さん、BICと、29日モーションブルーのリハ。1時間強のステージなのに、新曲が7曲もあるのであった。そのうちの何曲かは、もうすぐ発売となるかのグラミー賞受賞シンガーソングライター、ジェシーハリスとの共演アルバムからのものなのだが、このアルバムは、ジェシーの、ギター一本(バンジョーとかもあるけど)によるシンプルなサウンドを中心に作られていて、普段ギター一本で歌手のサポートをすることの多い自分としても、大変興味深いものだった。地味で且つ深い、アイリッシュ的な香りのするそのアプローチは、彼のルーツを示しているのだろうか、単純だけど、普段の自分の視野の行き届かない世界観を持っていて、それらを自分のスタイルに「翻訳」しながら、同時に随分「ストック」を増やすことが出来たように思った。仕事がそのまま勉強になる。大変お得なオハナシでした。
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6月23日(土)
 
 

板橋区の龍福寺にてEPOさんと「テラコン」出演

 この一年、EPOさんは実に忙しかった。何せ、いままで同様に歌手生活を続ける上にセラピストという全く別の仕事を新たに始め、その上アメリカの大学に入学してしまったのだから・・・。僕も1年に何度か経験していることなのだが、そういうフル回転している状態というのは、集中力が異常に研ぎ澄まされる一面と、脳みそのどっかがボロボロと脱落していく一面を、同時に持つものなのである。最近、どこかで読んだことによると、人間の脳は、大事なことを保護するために、その周辺のどうでもいいことをどんどん忘れていく作用があるそうだ。ステージ上でパフォーマンスをする人間にとって、一番大事なのは結局ステージ上でのパフォーマンスなので、そういう状況においてステージに立った時の集中力は、普段に増して際だったものになる。今日のパフォーマンスもそんなカンジだったですね。「新境地が見えたかも」とご本人も言っておられましたが・・。
 彼女はこれからまだ5年間大学に通うことになっており、その間、この状態は続く。この間のパフォーマンスには、一層期待できるのではなかろうか。そして同時に、「脱落」の具合も、普段にも増して一層スゴいものになるのではないか、と、密かに期待、いやいや不安を感じているのである。
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6月22日(金)
 
 
 昨日は大阪クラブクアトロ、今日は名古屋のクラブクアトロ、と、続けて「ゴンチチ解体新書」ツアー。
 毎日2時半に楽屋に入り、本番は8時半頃から3曲のみ。当然リハも3曲なのであっという間に終わる。故に、2時半から8時過ぎまでの殆どの時間を楽屋で過ごすことになるワケだが、その間、のべつ休み無くゴンザレス三上さんのキテレツトークに耳を傾ける事態に。二日で約10時間。笑いすぎて、クロカワさんの目尻には予定より数年早く「カラスの足跡」が発生してしまった、というぐらいである。三上さんが興奮して発する寄声は、FAXを勝手に作動させコウモリの方向センサーを狂わすほどの破壊力がある(実話です)のだが、彼のオハナシを10時間聞き続けた僕とクロカワさんの脳も、一部破損したカンジがする。
 ともかく、笑いすぎて、本番が始まる頃には完全に戦意喪失。絶妙に脱力感漂う「ゴンチチの世界」に、否応なく連れて行かれる日々。

1182567332.jpeg 人間の女性より、イノシシの雌に魅力を感じることが多いそうです。

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6月19日(火)
 
 
渋谷のクラブクアトロにて、「ゴンチチ解体新書」出演

 入り時間が2時半で、ライブは7時始まり。僕の出番はゴンザレス三上さんとのデュオ3曲のみ(1曲は黒川さんも参加)、という余りにも長い待ち時間の殆どを、三上さんと黒川さんとの雑談で終始。あほうなハナシばかり延々として、ステージ上ではそれらのハナシの延長で三上さんにいじられまくり。
 それにしても、三上さんのトークはおもしろかった・・。普段のゴンチチのライブでは、たいていチチさんが突っ込みの役割を担っていて、三上さんはそんなに口数は多くないと思うのだが、ひとりになると、ううっ、凄い、というレベルのトークを展開されていた。僕なんか死んでもあのレベルに達することは出来ない・・。
 終演後、サイン会をしているゴンチチのお二人を尻目に現場離脱、黒川さんと近くの行きつけの飲み屋に行って飲んでいたら、その同じ飲み屋にゴンチチ様ご一行が現れ、またもや楽屋トークの続き。僕は先に帰ったのだが、先ほど、黒川さんより、結局大阪と名古屋でも出演することになりました、との連絡が。うーむ、飲み屋で急遽決まる出演メンバー。なんか、料亭政治みたい。
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6月17日(日)
 
 

草月ホールにて、NUU「『縫う』アルバム発売!そして『うまれた日』ワンマンライブ」

  草月ホールでは、ショーロクラブ、EPO、パウリーニョ・ダ・ヴィオラなど、いろんな人とやっている。僕らが志向しているような純粋なアコースティック音楽には、とても相性のいいホールだと思う。
  NUUはここ数年、ずっと地道にお客さんを増やしてきていて、普通の大きさのライブハウスでは、こういう「ケジメ」のコンサートをするには、既に多少手狭になってきている。しかし何せインディーな活動なので、大量に観客を動員するのに必要な「メディアの力」を十分に活用することが出来ない。
 今日来てくださったお客さんにはわかっていただけると思うが、音楽に関する限り、内容の良し悪しとメディアが採り上げるかどうかは、殆どの場合、全く関係ない。メディアの力は強力なエンジンのようなもので、それが内容のあるモノにくっつくなら、なかなか大変なことになるのだが、しばしば驚異的にしょーもないモンにくっついていたりするので、困ったものである。
 今回、結果的には沢山のお客さんに来ていただくことが出来たが、今日の日を迎えるまで、関係者は相当苦労したと思われる。そして、草月ホールぐらいの規模から先を目指そうと思うなら、そろそろこれまでのようなインディーな活動だけでは賄い切れなくなるだろう。今日のコンサートの内容を見ても、そろそろピッカピカのエンジンをNUUの活動に装着してみたいところだ。
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6月16日(土)
 
 
ガンバ大阪vs名古屋グランパスエイト戦、観戦

 ご縁あってガンバ大阪の招待を受け、万博記念競技場へ。しかしながら、僕はもともと余りスポーツ観戦には熱心では無かった。これにはワケがある。
 かつて西宮に阪急ブレーブスという僕好みの強くて不人気な野球球団があって、中学高校の頃はこのチームのファンで、よく西宮球場に応援に行っていた。ところが、僕が見に行くと、何故か負けるのですな。勝率の高いチームなのに、僕が行った日の勝率は大きく負け越していたように思う。最後に行ったのは、何年だったかの日本シリーズ。ホームの球場であるにも拘わらず一塁側までビッシリと関西人のくせに節操の無い巨人ファンに埋め尽くされた観客席の見守る中、阪急のエース山田投手が巨人の"クレージー"ライト投手にポコテンとホームランを打たれて負けたのを見た時、あああ、もう野球は見に来るまいっ、と固く誓ったのであった。その後、阪急ブレーブスはオリックスブレーブスとなり、西宮球場は無くなり、ブレーブスの名前もブルーウェーブに変わり、イチローはアメリカに行き、というプロセスのもと、野球への気持ちも雲散、それにつれて他の競技への興味も薄れていったのである。
 サッカーについては、更にご縁が薄く、学生時代にJリーグ発足前の読売の応援バイト(というのがあった)で太鼓を叩きに行ったのと、ブラジルに居た時に「リオにいるんだから一回ぐらい見に行け」とマウリシオ・カヒーリョに強制されてマラカナン競技場に、フラメンゴvsヴァスコ戦を見に行ったことぐらい。この時は、粉やら水やらが飛び交い、デカいスタンドがグワングワン揺れるのにビックリした記憶があるが、肝心の試合の方の印象は、余り残っていなかったのである。
 しかしながら、今日。競技場内フリーのパスをもらい、試合中はピッチのすぐ側まで行ったり、サポーターの大応援のまっただ中に紛れ込んでみたり、普通では出来ない観戦の仕方をさせてもらった。そして何より、圧倒的な強さで逆転勝ち。少年時代のブレーブス・トラウマを振り払うような一日で、大変満足したのであった。
 
 実はここまでは長い「前振り」である。このダイアリーは音楽活動以外のことは書かないタテマエであって、今回の観戦も、実は音楽活動と繋がっていくことになっている。詳細の発表はもう少し先になりますが・・。なんか思わせぶりで済みませんなあ。
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6月14日(木)
 
 

 17日草月ホールNUUコンサートのためのリハ。昼から始めて夜までミッチリのなかなかハードなリハだが、出来上がっていくひとつひとつが楽しい曲なので、みんな楽しみながらやっているカンジが出ていて、「大変よろしい」。このメンバーで揃ってやるのは初めてなのだが、なかなかいい相性のようである。
 リハ中、NUUの曲はイメージがシッカリしているので、十分な時間と予算があればもっと随分いろんな演出も考えられるだろうなぁ、と、ふと思った。彼女の楽曲には、いろんな可能性を感じる。しかし取り敢えずまず草月ホール、沢山の人に見に来てもらいたい。そして、来年はもっと予算と時間をふんだんに取れる身分になりたいねえ。それにしても、そんな願いを抱きつつ、幾星霜。
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6月13日(水)
 
 
「ゴンササ」リハ

 勝手に「ゴンササ」などと呼ばわっているが、もちろん僕の立場は、正式には「三上さんのサポート」である、念のため。で、今日もその「ゴンササ」のリハがあった。リハをやっていて思ったのは、20年の長きにわたって「ゴンチチ」という、大変サウンドに個性のあるユニットを続けている人ならではの、確立されたアプローチがあるなぁ、ということ。こちらも十数年「ショーロクラブ」という、サウンドの個性では負けていないユニットをやってきたワケだが、彼我の違いを実感出来て、大変興味深かった。出番は少ないが、本番では僕なりの「ゴンチチ的アプローチ」を試みつつ、やっぱりショーロクラブ&コーコーヤ的シッポを出してしまう、みたいな演奏になりそうで、ちょっと我ながら興味深い。わかるのは僕らだけ、ということになるのかもしれないけど。
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6月12日(火)
 
 
 世田谷「ゴンチチハウス」にて、ゴンザレス三上さんと「ゴンササ」リハ。曲数も多くないので、半分は雑談に終始。本当に博識且ついろんなことに興味を持っているヒトである。ちなみに、東京でのライブ(19日と25日)には、コーコーヤ黒川さんも参加することに。本当はコーコーヤで参加したかったのですが、江藤嬢が休養中なので、取り敢えず京王電鉄のCMになった三上さん新譜の「マルシェの黒い熊」を、三上さんと3人、のどかにやります。
 短いリハのあと、黒川さんと共に三宿の驚異的?な魚料理屋にてご馳走していただく。一度に食べたウニの量としては、生涯最高だった。我ながら貧乏臭いコメントだけど。
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1181701552.jpeg 生涯最多量ウニ

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6月11日(月)
 
 
 今週は準備週間である。まず17日本番のNUUの「『縫う』アルバム発売!そして『うまれた日』ワンマンライブ」のリハと本番がある。自分にとって今年前半の一番のイベントはこの『縫う』のアルバムプロデュースだったので、このアルバムの行方には、大変興味がある。あー、いやいや、ハッキリ言えば「大変に売れて欲しいと思うし、アルバム発売関連のライブには沢山のお客さんに来ていただきたい」のである。17日は、今までNUUがワンマンライブをやってきた場所に比べ、3倍近いキャパを持つ草月ホールでの、コーコーヤ黒川さん他を含むフルメンバーでのライブ。まだNUUを見ていない方は、この機会に是非見に来ていただきたい。ちなみに、アルバムの方は6日から発売している。発売日にお知らせするのを忘れたので、この機会にプッシュしておくのだが、これ、相当いいですよ。17日に会場に来て、CDも買って帰る、これだっ。
 で、そのスケジュールをぬうように、「ゴン・チチ解体新書」のリハが始まる。ゴンザレス三上さんのレコーディングの参加させていただいたご縁によるもので、僕はゴンザレス三上さんとデュオを何曲かやることになる模様である。つまり「ゴンササ」ですね。どういうことになるのかまだよくわかってないのだが、こちらも楽しみである。
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6月10日(日)
 
 

1年ぶりで、福島市の民家園 “広瀬座”でのイベント“ FOR 座 REST 2007! ”に出演。昨年はアンサリーさんとの出演だったが、今年は畠山美由紀さん、BICとの出演。本日の出演者は他に、谷川俊太郎+谷川賢作、BLACK BOTTOM BRASS BAND。ちなみに、谷川賢作さんからのお誘いで、谷川俊太郎+谷川賢作のパフォーマンスにも5曲参加させていただいた。場所の雰囲気も良く、お客さんの求心力も高い素晴らしいイベントである。
 ところで、難点が一つ。トイレが遠いっっ。場所柄、古民家を移築してそのままそれを展示している、という理由からか、建物内にトイレが無く、広い民家園敷地内全体でも1カ所。しかもそのトイレは、会場の「広瀬座」の裏から民家園の外に抜け出して、外にある公衆便所まで走った方がまだマシ、という程に遠い。
 関係者スタッフ間では有名なハナシなのだが、僕は出演1分前にトイレに行かないと絶対ダメ(何が?と言われても困るんだけどね)なオトコであり、そのことを知らない新人スタッフは、1分前にいきなり僕がバックステージから消えてしまうものだから、いつも大あわてするハメになる。逆に慣れたスタッフはいつも「オシッコ行った?」と聞いてくれる。小学生みたいだな。
 今日はその上雨で、足下も悪く、トイレに行くのにわざわざ車を出してもらう仕儀に。出番直前に畠山さんと「連れションだぁ」と言いながらトイレへ。本番中にもMCで「ササゴさん、トイレ、大丈夫ですか?」と聞かれた。そんなこと客前で聞くなよなー。ちょっと行きたかったけど。
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6月7日(木)
 
 
 7月24日から始まる労音の「庄野真代・桑江知子 ジョイントコンサート」のための、初めてのリハ。自分にとって普段の仕事の在り方とは少し異質のイベントであり、庄野さんとも初顔合わせ、庄野さん側のメンバーも、お名前は知っていても普段の行動圏の中で交わることの余り無い人達、ということで多少緊張して臨んだのだが、そこは同じ「音出し稼業」、10曲弱のジョイント場面のリハも、恙なく進行。ジョイントの曲は、ユーミン・井上陽水から「赤い鳥」のレパートリーまで、懐かしい曲ばかり。中には中学生ぐらいの時?にヒットした曲もあって、ギターをジャンカジャンカと掻き鳴らしつつ「このおおぞらにぃ〜つばさをひろげぇ〜」と歌っていたら、なんだか遙かな気分になりました。
 終了後は、久しぶりにお会いした桑江さん、鬼武みゆきさん、桑江さんマネージャーのIさんとともに、某韓国料理屋で長時間にわたって「爆食ミーティング」。
 ところで、引き続きの書き込み、ありがとうございます。懐かしい方からの書き込みからダイエット方法のご指摘(正解!)まで、うれしく読ませていただいております。
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6月4日(月)
 
 
 ううう、皆様、沢山の暖かい励ましの書き込み、ありがとうございました。おかげさまで明日からもがんばれます・・(;_;  感激のあまり、49歳にして初めて顔文字使っちゃいましたぁ。
 さて、本日は世田谷のスタジオにて、畠山美由紀さん、BICと、10日の福島“ FOR 座 REST 2007! ”イベントのためのリハ。畠山さんはここのところリリースもあって、新曲も何曲かあったのだが、リハそのものはいつもどおりのハイペースでスルスルと進行。
 ところでこのイベント、開始時間が早いので、我々は一日早く現地に入ることになっているのだが、宿泊をどこにするかを決めるにあたっては、リハ以上に盛り上がった。温泉旅館Aか,温泉旅館Bか。どっちがより怪しくないか、乏しい情報を皆で睨んで議論を重ね、こっちだ!と決めて電話をしたら、電話の応対が怪しかったり。結局リハが終わるまでには結論は出なかったのだが、どんなところに泊まることになるのか、ライブ以上に(ライブ同様、と、オトナなら書くべき?)楽しみなのである。
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6月1日(金)
 
 
  このダイアリー、一周年です。我と思わんモノは祝福の書き込みを。えー、ひとつよろしく。放置プレイは出来ればやめてください。
 というワケで、今日はダイエットで不自由なハラを抱えて、「CHABA presents『酔・アンプラグド』vol.2」なるイベントに、NUUと出演。ホストグループ・CHABAメンバーの比嘉さんは石垣島出身ということもあり、古謝美佐子さんや大島保克さんのハナシで盛り上がる。ショーロクラブの「ニライカナイ」を好きでよく聞きます、と言ってくれて、なんだかうれしい。うれしかったのだが、空腹には勝てず、出番が終わって、CHABAを聞かずに、即退散してしまいました。CHABAさん、ごめんなさいね。
 
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