2007年8月の日記:[以前の日記]
 
 
8月31日(金)
 
 
茨城県日立市にて、某企業社内イベント出演

 常磐線大甕駅にある会社のイベントに出演。社内イベントと言っても1000人近くのお客さんの集まるなかなか大きなイベントである。茨城県は、関東近県では山梨県などとともに余り仕事をすることの無い土地で、この「大甕」という駅名も、どう読んでいいのか、わからなかった。皆さんは読めますか?
 昼過ぎ上野発の常磐線特急で向かい、45分ほどのパフォーマンスをこなし、夜の8時過ぎには全て終了。帰りの電車でみんなで酒盛りをしながら帰った。このくらいの距離の仕事も、疲れが残らなくていいかも。
 ちなみに、今まで僕も本当にいろいろな場所で仕事をしてきているが、最後に残った「まだ仕事したことない県」は、長崎県で、一度しかしていない県は、山口、島根、鳥取、高知、となっている。各県の皆様、仕事ください。
1188630367.jpeg 社員にモテてた。

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8月30日(木)
 
 
 朝10時から川崎のハピネススタジオにて、林正樹さん(キーボード)を迎えての比屋定篤子レコーディング、ササーヒヤ曲「おばあちゃんのカレー」への音入れ。ミュージシャンにとってはご無体な時間からの始まりなのだが、僕のスケジュールがもう「ダメ」になっていて、しょうがなかったのでした・・・。それにしても、既に11月アタマまで「ダメ」になっているつうのも・・・。生きてて楽しくないっ。
 予定通り12時終了の後、青山のビクターへ。制作が始まった「ARIA」新シリーズ「ARIA The Origination 」の音楽制作の打ち合わせ。音楽制作というのは、「作曲→デモ音源制作→デモ音源をもとにした映像制作サイドからのリクエストを聞く→曲の修正・加筆など→スタジオに入って音録り」という流れになる。つまりは結構時間が必要なワケなのだが、何せこっちが「ダメ」なもので、スケジュールが入らず、非難の集中砲火を浴びる。すんまへんなあ、と言いつつ、何とか無理矢理スケジュールをはめ込み、再びハピスタへ。
 既に最後の唄入れを終えた比屋定篤子&スタッフとTDの内容ついての打ち合わせをした後、締めの「飲み」へ。唄入れも終わって酒量ピッチの速い比屋定さんは、今回のアルバムについて「内容がいいと思います」とキッパリ。いいっすねえ。僕もそう思います。多分このアルバムは、比屋定さんにとって「新しい始まり」の一枚になるんだろうな。皆さんも期待しててくださいね。
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8月24日(金)
 
 

那覇市、桜坂劇場にて、EPOコンサート

 昨夜は地元食材イタリアンの店T亭にて暴飲暴食の限りを尽くし、さすがに少しグロッキー気味。それにしても連日連夜の爆食ツアーである。EPOさんと時間に余裕のあるツアーをすると、必ずこういうことになるのはわかっているのだが。ある新聞記事によれば、肥満した友達を持つ人間は肥満になる確率がそうでない人より高いのだとか。その確率はその肥満した友人との「親しさ」に正比例するのだとか。別にそれとEPOさんのことはぜ〜んぜん関係ないと思いますけど、ちょっとその記事のことを思い出しました・・・。
 で、桜坂劇場である。EPOさんは4年ぶりの那覇公演。僕と一緒の、ということになると、更に数年遡るだろう。僕の方も、ここ数年は、比屋定篤子、NUU、桑江知子さんと一緒、ということが沖縄では多いので、恐らく今日のお客さんで、EPOさんと僕とのコラボレーションを見たのは初めての人が多かったのではないかと思うのだが、これが、僕の「歌手とのデュオ」スタイルの原点です、と、自信を持って言える内容のライブになったと思う。
 相手を何者かを知らずにジャブやフックを小出しにしつつ、その「出会い」そのものを演出するようなコラボレーションもあるだろう。例えば、ジャズって、そういう精神が根本にあるんじゃないかと思う。しかし、相手をくまなく知って、その相手に対する「知識」と、その知識によって触発される感覚を駆使しつつその中から相手の一番いい部分を引き出し、更に相手に同様に触発されて自分も気づかなかった自分の新たなモノも引っ張り出して貰う、というような形のコラボレーションの濃密さは、何モノにも優る。EPOさんとは、もうどれだけ場数を踏んだのだろう。恐らく500とか600とかではすまないと思われる。もちろん音楽的相性の問題もあるだろうが、「知った者同士」のコラボレーションの良さが全面に出た、なかなか、う〜む、な夜でした。
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8月22日(水)
 
 
 石垣島で一日OFFだったのだが、曇り時々雨の天気。ホテルで仕事をしたり昼寝をしたりして、ノンビリ過ごす。こういうのも、たまにはアリだろう。
 夜はウワサのブラジル系居酒屋Pへ飲食しに。アタマは一人だったのだが、EPOさんを始め、徐々にメンバーが集まり、結局6時間居続けの飲み会に。
1187801011.jpeg P特製焼きテビチ。クスクスとのミックスで大変美味。金賞。

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1187801013.jpeg モテた(ウソ)。

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8月21日(火)
 
 
石垣島「jazz barすけあくろ」にて、EPOライブ

 朝早い便で石垣へ。一度ホテルで休んで、漁港近くの食堂にて魚料理を。魚のフライ定食をたのんだら、でっかいのが5本出てきた。漁港の食堂は、どこも豪勢だねえ。(写真で4本しか写っていないのは、EPOさんに一本とられたのです。)
 すけあくろは、古くからある石垣島の老舗のライブハウス。商店街の公設市場のすぐそば、という立地で、ここもまた、いかにも「音楽のカミサマ」が住み着いていそうな気配を感じるお店である。実際ライブの内容も、リラックスしつつもハイテンションを維持する、という、理想的な展開となった。
 石垣でライブをやるのは、10年前のEPO with CHORO CLUB 以来なのだが、なんだかいろいろなご縁のある人がいっぱいいてビックリ。終演後の打ち上げで飲んでいても、もう何年も通い続けているような錯覚を覚えてしまった。きっと今後、しょっちゅう来る所になるのであろう、という予感を得たのである。
 ところで、打ち上げと言えば、テビチである。こちらの友人が島中のテビチを集めて待っている、というウワサはあったのだが、果たして、特に美味という評判のあるおでん屋のテビチを、複数用意してくれていた。食してみてわかったことは、石垣のテビチは全体的に本島のテビチに比べ、味付けが淡泊であるということ。醤油の量が少ない(あるいは殆ど使わないのかな)ので、色が全体に白っぽい。地元の人に言わせると、本島のテビチはマックロで食う気になれない、のだとか。関西人が関東のうどんの汁について文句を言っていることと、まるで同じですな。・・・・しかし長々と書いていて、この話題を興味を持って読んでくださる読者が何人いるのか、大変不安になってきたよ・・。
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1187799946.jpeg 「一力」のテビチは、淡泊の極致でした。

1187799947.jpeg 「メンガ亭」のテビチは、「より本島風」ですが、それでも随分淡泊でした。

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8月20日(月)
 
 
明日の石垣島EPOライブのために、今日は那覇まで移動。事故機を横目で見ながらホテルへ。飲み屋で軽く飲むも、シーズン中で適当な便が取れず明日は早朝発ちなので、早々に切り上げ、就寝。
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8月18日(土)
 
 
EPOさんと、秋田、三種町にてイベント出演


 また、秋田に来た。昨日の朝まで岩手にいて、一度新幹線で東京に戻って、今朝改めて飛行機でこちらへ。そういやつい2週間ほど前にも秋田に来たばかりだったような気が。それにしても、自分がどこにいるのか、どこへ行くのかわかっていないと落ち着かない、というのは、僕の特殊な性分なのだろうか。あの時も行き先を知らず不安な思いをしたが、果たして今日も、機内で「今日は何処でやるの?」と訊いても、誰も答えてくれない。いや、よくわかっていない。このひとたちはどうしていつもこうなのか。
 さて、連れて行かれてから知ったことは、今回はの目的地は、前回の仁賀保とは逆に、空港から北に向かって男鹿半島の根本、八郎潟を挟んで男鹿半島と反対の内陸側にある森岳温泉だったのであった。地元、三種町山本地区の夏祭りイベントへの出演。地区イベントと言っても、4000人近い人出のある、相当規模の大きなお祭りで、広い芝生の公園を、家族連れ友人連れがシートを敷いて埋め尽くしている様は、なかなか壮観であった。
 サウンドチェック終了後、随分余裕があったので、昼寝→散歩→温泉の黄金コースに乗ってゆったり過ごさせてもらい、1時間のコンサート終了後は、花火を見てから、もう一度温泉。そして美食・美酒三昧。年に何度かある、ど〜もすいません、なお仕事。
 それにしても、豊かな自然に抱かれた、美しい土地。こういう所で、静かに生活したい、とフと思ってしまうような、素晴らしい土地だった。実際に生活すると、一週間で飽きるだろう、とは、みんな言うことだが、案外そんなこと無いかもしれない。こういう所を田舎に持っている人は、シアワセですね。
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1187535996.jpeg ヤマナメクジ発見。これで葉巻ぐらいのサイズ。

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1187535998.jpeg いかにも秋田の夏祭りなモノ登場

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8月16日(木)
 
 
北上のホテルにて、桑江知子さんとイベント出演。

 会場のホテルに入ったとたん、なんか来たことあるなぁ、と思ったのだが、それもそのはず、去年の11月にEPOさんのコンサートが北上市であった時に泊まったホテルなのであった。つい数ヶ月前のことなのに、で、どこでどんなコンサートをやったのかが、思い出せない。物忘れがひどくなったと言っても、1年も経ってないことを忘れてしまうのは、流石に恐ろしい。その時にコンサートをやったホールのスタッフが今回スタッフとして参加されていて、「さくらホールです」と教えてくださった。それでも思い出せない。これは相当だ・・・・・。
 というようなことはさておき、無事出演も終え、イベントの最後は花火大会である。「小規模の自治体の花火大会より規模が大きいです」と誇らしげに語ってくれたホテルスタッフの言うとおり、北上川を挟んだ至近距離から打ち上げられる3000発の花火は、なかなか見応えのあるものだった。この夏は、もう何がなんだかわからない日々が続いているが、一瞬、「夏休み」気分になれたのでした。
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8月14日(火)
 
 

比屋定篤子レコーディング、4日目

 今日は「ライブ一発録り」デー。まず高田漣君のドブロギターと笹子ギターとのデュオによる伴奏で、フェアグランドアトラクションの「ハレルヤ」を。漣君は、前からレコーディングを手伝ってもらおうと思っていた人だったので、とても楽しみにしていたのだが、期待に違わぬ出来となった。彼はアンサリーさんのアルバムでもこの曲を演奏しているが、今回はこの曲のまた全然違う面を引き出してくれたと思う。 
 続いて、先日黒川さん大奮闘で録ったササーヒヤ楽曲の唄入れを。この曲は、本当に難しい曲なのだが、本日も比屋定さん絶好調、これもスンナリ終了。
 夕方からは、チェロの柏木広樹君に来てもらって、小田和正の「哀しいくらい」を、またもやギターとのデュオ形式で一発録り。これも1時間ぐらいでスンナリ終了。こういう「一発モノ」は、ホントに楽しいし、早い。
 これにて、今回の比屋定レコーディングの笹子アレンジによる楽曲は6曲全部出そろい、唄入れの残りと、30日のキーボードダビングを残すのみとなった。総括にはまだちょっと早いけど、いいアルバムになると思いますよ。「隠れた名作」は卒業したいですねえ、と比屋定さんは言っていたけど、「隠れた名作」を20年近く作り続けているワタシとしても、マッタク同意見です。
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1187135802.jpeg どうか売れますように。ナンマンダブ。

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8月13日(月)
 
 
比屋定篤子レコーディング、3日目

 本日はまず、謎のウクレレ奏者S(=オレ)による、沖縄建築会社CM使用楽曲「スマイル」のウクレレ・ダビングから。ウクレレは幼稚園の時に親に買ってもらって弾いていたことがあっただけで全くのドシロートなのだが、怪しいボッサウクレレ奏法を駆使し、何とかクリア。
 で、その楽曲に、ヤマカミヒトミさんにフルートを入れていただいた。だいたいサウンドの「上半分」の要素については、自分の言うのもナンなのだが僕はよくわかっていないところがあって、今回はフルートを3声で入れよう、というアイディアはあったのだが、さて、実際にどういうフレーズ・音を選んだらいいのか、よくわからない。(いつもそうなのだが)よくわからないままに、取り敢えず譜面を作って、ヤマカミさんに「こんなカンジで、でも出来るだけ譜面は無視してやってください」と、ヘンなリクエストを。ヤマカミさんは、優しさと実力を兼ね備えておられていて、僕の拙いフルートアレンジの、活かすところは活かし、ダサイところは手直しして、素晴らしい「フルート3声」に仕上げてくれた。
 その後、先日岡部ーコモブチセッションでベーストラックを録ったササーヒヤ新曲の唄入れ。この曲は、今度は3声のコーラスが入る曲で、比屋定篤子というのがまた、僕に輪をかけて「3声」の得意な人でして・・・。随分時間はかかりましたが、何とか無事終了。みんなで一杯ひっかけて帰りやした。
 
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8月11日(土)
 
 
比屋定篤子レコーディング、二日目

 参加メンバーの時間の都合で、朝11時からレコーディング開始。普通は1時から、というのが最もオーソドックスな形なのだが、忙しいミュージシャンのスケジュールを合わせようとしたら、こういうことになることも。
 本日は、岡部洋一(Perc)ーコモブチキイチロウ(B)セッション。ササーヒヤ曲を含め2曲の新曲を録るのだが、メンバーのスケジュールの都合上、今日はベーストラックだけの録音。「ササーヒヤ」の方は、比屋定が中学時代に週末毎に遊びに行っていたおばあちゃんの家のカレーを題材にした曲。月末に林正樹さんのキーボードを入れる予定。もうひとつは、沖縄の建築会社のCMソングになった曲で、こちらは山上一美さんのフルートと、謎のウクレレ奏者Sのヘボいウクレレを重ねることにしている。
 ベーストラックだけ、ということもあって、大変スピーディーにコトは進み、開始3時間強でスンナリ終了。最後に、先日録ったハワイアン(自称)にコモブチ君の重厚なベースを入れてもらって、オケを完成させた。
 今回のレコーディングは、アタマの中で内容を熟成させるための準備期間が自分としては十分でなかったのだが、ここまで全くトントン拍子。「ヘタな考え休むに似たり」ということなのか・・。
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8月9日(木)
 
 
実に17年ぶりのプラッサオンゼでのショーロクラブのライブ。

 17年前、ファーストアルバムのレコ発ライブをやって以来の単独出演。流石に少し感慨深いモノも。その時も入りきれない程のお客さんに来ていただいたのだが、今回も満員、大盛況。素直に、大変ウレシカッタ。
 演奏内容についても、ここのところ自己評価としてはどこかに不満の残るパフォーマンスが多かったのだが、久しぶりに「やっぱりコレだろう!」というレヴェルに到達出来たと思う。いろいろな活動をひととおり経験して、さてどうしよう、というのが最近のこのユニットの状況なのだが、今日は、ちょっと今後の方向性も見えたカンジがした。平均年齢も50を越え、このユニットも、そろそろ「妖怪力」でやっていく段階に来たのかもね。
 ゲストで来てくれた黒川さんも、想像していた以上に確実な「戦力」になっていた。このセットは十分使える。またどこかでやってみようと思う。同時に、プラッサオンゼでのライブも、「満員」に味をしめて、今後は時々やっていくことにした。で、次回やると、お客さん12人とか、いかにもありそうですが、そういうことだけは是非ご勘弁を。
 ちなみに、詳細未定ですが、次のショーロクラブ単独ライブは、11/29四谷石響で行う予定です。
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8月8日(水)
 
 

比屋定篤子レコーディング、初日

 まず、いきなり今回の「隠し球」。笹子ー比屋定楽曲によるハワイアン(自称)を、笹子ギターと秋岡欧の弾くウクレレ!!で。ハワイアン(自称)とはいえ、沖縄での戦争に巻き込まれた人の、家族への思いを唄うという、大変深刻な内容の歌詞がついており、秋岡の弾く大変「深刻」なウクレレのフレーズが、気分をいやが上にも盛り上げるのであった。
 続いて、ササーヒヤ楽曲2曲目は、一転、歌遊び的要素のある、コミカルでトリッキーなショーロ風楽曲。こちらは、福和誠司のパーカッション、秋岡のカヴァキーニョ、笹子ギター、コーコーヤ黒川紗恵子のバスクラリネット、という基本的サウンドの上に、更に黒川さんがクラリネットを3声で重ねる、という、マウリシオ・カヒーリョのアレンジを彷彿とさせるような、クラリネットを中心とした吹奏楽的ショーロの編成で。随分時間をかけ試行錯誤を繰り返しつつも、出来上がったサウンドはとても楽しく狙い通りのものとなった。黒川さん、ゴクローであった。
 最後は、番外編。例の「シャランラボーイズ」その2を、誠司とN原J氏で。こういうのって、ヒトがやるのを見るのは、おもしろいですな。
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1186728524.jpeg 「シャランラシャランラヘイヘヘ〜イイェイェイ〜」

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8月6日(月)
 
 

シャランラボーイズ

 8日から始まる比屋定篤子のレコーディングのリハをしに川崎のハピネススタジオに行ったら、いきなりハピネスHさんに「歌録りますからスタジオに入ってください」と言われた。「魔女っ子メグちゃん」テーマソングのボッサヴァージョンのリフ部分を、出来るだけ沢山の人のコーラスで作りたいのだという。既にコーコーヤ女子二名や比屋定を含む15名が参加したとのことだが、その殆どは女子であって、あとはH氏を含みオジサン二名。栄えあるオジサン三人目に指名されたワケだ。
 歌うのは「シャランラシャランラヘイヘヘ〜イイェイェイ〜」という繰り返し部分。既に各ブログを見てコーコーヤ女子達が大変な目に遭ったのは知っていたので、カタキを取るべく、勇躍臨んだのであった。
 で、やっているうちに楽しくなってきて、結構踊ったりしつつ歌っていたのだが、全部で6回ある繰り返しが、途中で数が数えられなくなって、このへんだろうと思って止めたら、一回足りなかった。それでもOKが出たので、恐らく何でもいいのであろうと思われる。終わった後で自分の声だけコーラスから抽出して聞かせてもらったのだが、ナメとるな、これは。日本の音楽界は、こんなことでイイのであろうか。
1187019544.jpeg 「シャランラシャランラヘイヘヘ〜イイェイェイ〜」

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8月5日(日)
 
 
秋田県仁賀保のホテルにて、EPOディナーショー

 秋田空港に降り立ち、関係者の方のお出迎えを受け、車に乗り込んだのはいいのだが、どこへ行くのか、よくわからない。秋田県だったら秋田市、と、漠然と思い込んでしまうところが、EPO様の場合しばしばあって、そのへんを詳しく教えてくれない=頓着していないのがEPO様なのであった。秋田市とは逆の酒田方向に向かって車は走り続け、まもなく1時間が過ぎ、でも酒田まではまだ1時間ぐらいの距離はありそうで、そろそろ心細くなってきて、でも行き先も知らないというのも失礼なハナシなので主催者側のヒトに聞くわけにもいかず、「このまま酒田まで行くのかなぁ」とつぶやいたら、それを聞いた運転席の人が、仁賀保です、まもなく着きます、と教えてくれた。
 会場のホテルに着き、そのままサウンドチェック、それぞれ部屋に入って、ちと疲れが溜まっていたので30分ほど仮眠をとった後に夕食をいただいたら、もう本番。しかしいつも思うのだが、遠隔地のお客さんは本当に暖かい。今日もきっちり聞いてくれて、いい反応で応えてくれた。
 あっという間に本番も終わり、ホテル内で打ち上げ。妙に盛り上がって終わらない会を途中で僕だけ失礼して、先に部屋に戻り睡眠優先。で、今朝も、そのまますぐに車に乗って空港へ向かったので、結局仁賀保がどんな所か全然わからず仕舞いで帰ってきてしまったのであった。次回来る時は、少し下調べをしておかねば。
1186415009.jpeg 仁賀保の海。どこが、と言われても困るけど。

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8月2日(木)
 
 

8/9プラッサオンゼに向けて、ショーロクラブのリハ

 またもや「久々」の、ショーロクラブのリハ。8月9日、プラッサオンゼ用のものである。プラッサオンゼでは、デビューアルバムのレコ発をやって以来、単独では17年ぶりのライブ。単独以外では、マウリシオ・カヒーリョ、ペドロ・アモリン、イタマラ・コーラックスと一緒にライブをしたことがあった。そういう時代もあったのです・・・。
 決して望んでそうしいるワケでもないのだけれど、ここ数年「ARIA」関連の仕事が中心になっていて、純粋にショーロクラブとしての仕事をする機会は、減っている。今回も、2月以来、ということで、流石に半年空くといろいろ忘れてしまっていることも多く、バンド運営上も効率が悪いことこのうえない。誰かボクタチにもっと仕事くれないっ?
 今回は「プラッサらしい」オプションとして、コーコーヤ黒川紗恵子さんにゲストに来てもらっている。もともとそうやっていろんな世代のミュージシャン同士が交流することは望ましいことであるので、今回も楽しみ。きっとまだ予約は大量受付中のハズなので、是非見に来てください。(プラッサオンゼ:03-3405-8015 )
しかし、久しぶりにメンバーに会ってみると、お互い体型なども随分変わってしまうものである。沢田穣治のヘアスタイルも変わっていたし、秋岡欧もなんだか痩せていた。その秋岡には、開口一番「太ったね〜」と言われた。黒川さんには「ブタッ」と言われた。余計なお世話じゃ。
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