5月30日(金)
横浜、モーションブルーにて、Wei Wei Wuu with amin ライブ
aminさんとは、既に何度かステージを共にして、大分様子がわかってきたのだが、お姉さんのWei Weiさんと、ちゃんとした形でワンステージをともにするのは、初めて。アレンジの段階で、二胡という楽器の「向き不向き」についてのきっちりした認識を欠いたまま作業を進めてしまったので、リハでは大層Wei Weiさんにご迷惑をかけてしまったのだが、本番は、大体狙い通りの所に着地。ああ、ホっとした・・・。 出番前に、Wuu姉妹から、メンバーそれぞれ、自分の名前の中国語読みを教わっていた。僕のササゴというのは、中国語では「シーツー」と読むのだが、「シーツー」と呼ばれたのは、大学以来である。 大学では、僕は何故か文学部に所属していた。文学部というところは、第二外国語のコマ数がやたらに多い。僕は「ブラジル音楽部」を勝手に創設していたので、そのような外国語に関わっているヒマは無く、最も意味が簡単に理解出来そうな中国語を選択して、更にありとあらゆる非合法な方法を駆使し、単位をかすめとっていたのであった。 中国語なんて一生関わりはないと思っていたのが、齢50にして中国の人達と音楽をやり、どうやら今年中には、中国に演奏しに行くことにもなりそうである。あの時ちゃんとやっておけば、、とは、別に思わないけれど、「人生の奇遇」というものを感じないでもない。授業の時、出席を中国語でとっていたハセガワ先生の「シーツー」という声は、ハッキリと記憶に残っている。真面目そうな人だったなぁ。不真面目な学生で、申し訳なかったなあ、と、ちょっと思ったりして。
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