2008年7月の日記:[以前の日記]
 
 
7月31日(木)
 
 
7/31青山プラッサオンゼにて、コーコーヤライブ

 CD「antique」発売後、初のライブ。特に「レコ発」と銘打ったわけではないのだが(レコ発は別にやるつもりざんす)なんだか凄く沢山のお客さんに来ていただいた。ギッシリのお客さんを前に、緊張の面持ちの女子二名であったが、やり始めれば、そこは一番慣れた会場でもあり、すぐに "平常運転" へ。
 このあとのコーコーヤのスケジュールだが、何せ「デビューアルバム発売」なのだから、と、ちょっと無理?をしていろいろな場所を訪れることにした。故に今月から9月にかけて、コーコーヤのスケジュールが突出して多い。一回一回のライブで、着実な手応えを感じているところでもあるので、短期間に多くのライブを異なったシチュエーションのもと行うことは、このユニットを更にヴァージョンアップさせることになる、はずである。それはともかく、CD買ってちょうだい。
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7月27日(日)
 
 
新譜について

 つい数日前に、コーコーヤのデビューアルバム「antique」が出た。自分のグループのアルバムのリリースはショーロクラブを中心に既に二十数枚に及んでいて、今では、大事に作ってきたユニットのデビュー盤だからといって、特に昂揚することも無いのだが、若いメンバーのおねえさん達にとっては、いろいろ「初めて」のことも多いようで、一人で醒めた顔をしていると、虐められそうである。
 ショーロクラブの1枚目が出たのは1990年。当時は今よりもCDが出るというのは随分大変なことで、「メジャーレーベルからCDが出るようになったんだから、もう十分食っていけるね」と複数の人に祝福された。全然ウソだったんだけど、そういうイメージがあったのです。「売れて欲しい」と切実に願ったし、「売れるかもしれない」と、根拠不明に期待したもんだったなあ。みんな、お店で自分のCDを見かけたらつい買ってしまったり、置いていない店のカウンターでわざとらしくも「え、ないの?」と大きな声を出したりしたヤツもいたり。
 昨夜飲みに行って、たまたまタワーレコードの横を通ったので、どれ、コーコーヤ新譜の顔でも拝んで行くか、と、立ち寄ったところ、試聴機に平積み2段、普通の置き場にも平積み2段で(光栄にも巨匠カルトーラのCDの隣に)置いてもらえていた。「無名新人」としては、随分良い待遇というべきで、レコード会社営業とお店の担当者に感謝したい、と、取り敢えずオトナのコメントを。そして、コーコーヤ「antique」には、幸多からんことを願う。
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7月21日(月)
 
 
箱根の会員制リゾートホテルにて、桑江知子さんのディナーショー。

箱根には、2年に一度ぐらいのワリで仕事をしに来ている。リゾート地としての凋落が言われ続けて久しいが、近年は盛り返しているとも聞く。そらそうでしょうね。山は深いし温泉は豊か、おまけに新宿からも行きやすいし。
 今日も、年に一度あるか無いかの「リゾート系」の、余裕がいっぱいある仕事で、サウンドチェック後早雲山麓を1時間ほどうろうろして、ゆっくり温泉に浸かって、食事を軽くいただき、しかるのちに1時間に満たないライブをやって、またもやゆっくり酒食をいただく、という、ごめんなさい、な時間割の仕事であった。
 桑江さんとは連休以来で、こんなにスケジュールが開いたのも久しぶりだったが、かえって新鮮で、演奏もラク〜なカンジで集中もとぎれず、という、理想的な展開。温泉と自然と酒食と時間の余裕が揃えばそうなるのかも。ということですので、これからはそういう方向で、ひとつ。
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7月19日(土)
 
 
再開レコーディング二日目

 僕の担当する楽曲も、残すところあと2曲。今日はそのうちの1曲の録音である。この2曲というのが、amin が今まで温めていたモチーフに僕がメロディを足して曲にする、というものなのだが、そういう作り方をすると、amin、僕、プロデューサーのゴンザレスさんの三者の思惑が複雑に絡まり合うという事態となる。その摺り合わせのために、既に2回の「音出しミーティング」をやっており、今日やる1曲は、そのうちの「パリのカフェでお茶を飲むオシャレな中国ムスメ」(ゴンザレス氏談)という "お題" の作品。今回のレコーディングでは、結構シリアスでシブイ内容のものが多くなったので、ここいらでちょっと遊び心を交えて、さりげなくボッサテイストも注入しつつ「おっされー」な内容に、とういうことだったのだが。
 岡部洋一(Perc),織原良次(B)という、まことに「おっされー??」なメンバーで取り敢えず音を出してみたのだが、なんだかシックリこない。あーだこうだと言い合っているうちに、いつのまにかパーカッションはアフリカンな方向に。これじゃぁ「パリの公園で月餅をむさぼり食うセネガル人」だよなあ、と言いあう事態に立ち至ってしまった。
 ここでaminが奮起。急遽中国語の仮歌詞を作って、インターの部分にもちょっとした中国語の語りを入れてみたら、あーら不思議、再び見事に「オシャレな中国ムスメ」がカムバックしてきたのである。
 結果的には「パリのカフェでお茶を飲むオシャレな中国ムスメ、向かいの公園にはジャンベを叩くセネガル人」というカンジに落ち着いたのであったが、普段、具体的な演奏内容から音楽を構築していくことの多い僕にとって、イメージ先行で音を作っていくことの面白さと難しさを、同時に感じるレコーディングであった。
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7月17日(木)
 
 
amin レコーディング再開

 先月末に続き、これから「中盤戦」。今日は、”ARIA仲間”、ピアノの妹尾武さんを中心としたセッション。1曲は妹尾さんの書き下ろしによる新曲で、それは妹尾さんと二人で、もう1曲は、かつてショーロクラブと一緒にレコーディングしたことのある曲で、こちらはベースの佐藤慎一さんも交えての録音である。
 いずれも佳曲なのだが、結構時間がかかってしまったのは、プロデューサーのゴンザレス鈴木さんの、持っているイメージに対する強い思いによる。ゴンザレスさんは、1曲1曲のイメージについて、実に明確な「色」を想定していて、大変面白いのは、それを独特の「言葉」で表現する。「森の中です。」とか「ひろがる水です」とか、「人々の生活の匂いです。」などなど。
 音楽というのは詰まるところ「イメージ」なのであって、それを演奏者達が共有するためには、何かしらのヒントが必要だ。僕がリーダーシップを取ってやる場合ならそれは僕自身によるギターの「弾き方」だったりするワケだが、ゴンザレスさんは、それを言葉で表現する、というワケである。
 言葉を投げかけられたら、今度はこちらが音でイメージを投げ返さなければならない。そういうイメージのキャッチボールを繰り返すことによって、双方のイメージの摺り合わせが可能となる。今日も、あと一歩のところで、なかなか「ストライク」を取ることが出来ず、時間がかかってしまったのだが、そのギリギリの作業によって、より素晴らしい結果を出すことが出来たと思う。
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7月15日(火)
 
 
四天王寺学園コンサート最終日

 土曜日に1回、月曜に2回の公演を重ね、今日が最後の2回公演。去年のEPOさんの公演の時にも感じたが、同じ曲を演奏しても、学年ごとにその反応が微妙に違っていて、興味深い。特に高校3年生ともなると、その反応や理解力は、もはやオトナと同じかもしれない。しぶいガロットの「Duas Contas」のような曲に、凄い集中度で食らいついてくるのを見ていると、もう子供じゃないんだなあ、と思う。そして同時に、曲自体の持つ強さも感じるのである。ブラジル音楽を始めた頃は、まさか日本の高校生の前で、こういう形で「Duas Contas」やらピシンギーニャの曲やらを聞いてもらう日が来るとは思わなかった。
 5回目ともなると、コーラス部とのジョイントもいよいよ「佳境」なカンジ。声も良く出ていて、楽しんでいるのがビシビシ伝わってくる。こちらも一緒にやっていて、本当に楽しい。素晴らしいコンサートを実現できて、学校、スタッフ、生徒達に感謝、である。
 公演が終わって片付けを済ませ、楽屋から出てきたら、コーラス部のみんなが、入り口で待っていてくれて、拍手、そしてどちらからともなく自然発生的に「田舎の列車」のコーラスが。何と感動的。と、途中で誠司がどっかに行ってしまった。オトコは人前で涙を見せない・・、らしい。
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7月14日(月)
 
 
四天王寺学園コンサート2日目

 四天王寺学園コーラス部とは、松田美緒の歌とのジョイントの形で、今年のNHK合唱コンクールの課題曲でもあるアンジェラ・アキの「手紙」という曲での共演を予定していたのだが、せっかくなので、もう1曲、松田さんの持ち歌「サイコー」という曲でも、一緒にやることにした。で、さっそく初日の土曜日に、リハと本番でその2曲をやったのだが、大変具合がよろしい。四天王寺学園のコーラス部は、リズム良し、ピッチ良しで、その上、やる気も十分、というカンジ。
 で、土曜の終演後、松田さんが「ヴィラ=ロボスの『田舎の列車』のコーラスもやってくれないかなぁ」とつぶやいたところ、すぐにスタッフがそれをコーラス部に伝え、コーラス部のみんなも即了承してくれて、今日からジョイントは3曲に。この「田舎の列車」がまた良くて・・。パーカッションの誠司は、この曲のリフのメロディを聴くと泣けてしまうそうだが、コーラス部とのジョイントは、まさに "ナミダもん" でした。 
 こうやって生徒さん達とのジョイントが増えていくと、会場の雰囲気もどんどん良くなってくる。土曜の夜のスタッフとの飲み会での話し合いの内容を活かしてレパートリーやMCにもいろいろ工夫を加え、学校公演としては希な程に充実したコンサートになりつつある。
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1216210201.jpeg 吉田源慶大僧正と福和僧正

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7月12日(土)
 
 
 今日から火曜まで、昨夜と同じメンバーで、大阪・四天王寺学園公演である。学校公演なので朝が早く、10時には学校に着いていないといけない、昨日の間に大阪入りする時間的余裕が無かったので、新横浜のホテルに1泊して、7時の新幹線で大阪へ移動、というスケジュール。普段夜が遅い我々としては、なかなかハードな時間割だ。それでも何とか6時40分にホテルのフロントに集合、全員遮光器土偶みたいな目をしつつ、新横浜駅へ。
 学校に到着後も全く時間の余裕なく、即サウンドチェック、リハを。今回の公演では学園のコーラズ部とのコラボレーションを提案していて、レベルが高いというウワサもあり、凄く楽しみにしていたのだが、その彼女たちとの初リハもそそくさと済ませ、楽屋に帰って食事をしているうちに、あっと言う間に本番時間となってしまった。
 こういう場合、慣れないシチュエーションで十分な(精神的)準備のための時間を持たずにステージに上がるのは、なかなか大変だったりするんですな。今日も、前半、特に集中するのに苦労してしまったのだが、、後半、松田美緒とのジョイントあたりから、とてもラクになり、更にコーラス部とのコラボレーションは、とても自然に楽しむ気持ちになれた。コーラズ部のみんなは飲み込みも早く、音楽を楽しむ気持ちが十分伝わってきた。この企画、うまくいったような気が。あと4公演の間に、更に高いレベルに到達できるかな。
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7月11日(金)
 
 
神奈川県、杜のホールはしもとにて、日本ブラジル交流年記念コンサート「コラソン+」に,松田美緒と出演

 松田美緒とは、今年初めてなんだろうか。共演者も多いし、ふと気がつくと外国を放浪している松田さんなので、半年などすぐに経ってしまうのだ。今日バックを務めたのは、コーコーヤ+福和誠司。実は明日からは「コーコーヤwith 松田美緒」の形で、同じメンツで大阪にて5連チャンの学校公演を行う。今日は、そういう意味で、このメンバーの「初日」だったのだが・・。
 2時入り、3時半から1時間のサウンドチェック、8時から1時間のパフォーマンスを除いて、延々、楽屋にておしゃべり、であった。さすが女子が3人いると、おしゃべりは止まらない。音楽家としての人生の深刻な問題が、気がつけばおじさん参加不可能なガールズトークへ、更に皆さんお得意の貧乏トーク、明日乗るグリーン席についての想像(乗ったことがないびんぼうなメンバーあり)まで、よくしゃべるなあ、と呆れるほどに、しゃべっていたのであった。
 演奏の方は、流石、と自画自賛出来る内容。最後の、対バン「ソン・ブラジル」とのジョイントまで、終始楽しむことが出来た。この取り合わせは、なかなかよろしいようである。
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7月7日(月)
 
 

イリオモテヤマネコ目撃

 せっかく石垣まで来たんだから、と、一日オフを入れた。メンバーそれぞれ自由行動で、僕は昨年に続き西表島に。今回は、短い時間しか取れなかったので、仲間川沿いの林道一本にしぼって、自然観察しながら歩くことに。仲間川というのは、西表島東部の大きな川で、豊かなマングローブやジャングルの中を蛇行している。林道が川から少し離れたジャングルの中を通っていて、途中からは本格的なジャングルの中の山道となる。
 この道だけでなく、西表の山道は今まで幾分歩いてきて、いろんなモノを見てきた。しかしひとつだけ心残りなことに、イリオモテヤマネコだけは見たことがなかったのだが・・・、皆様、このたびついに見ましたっ、イリオモテヤヤマネコを・・・、この目でシッカと。
 林道の向こうを黒っぽい体高の低い動物が、ササッと左へ走り込んだのと同時に、右にも別の個体が走り込んだ模様で、藪を踏むガサガサという大きな音が・・。個体のガラや顔を見る余裕はなかったけど、体型や大きさ、動きから、間違いなくイリオモテヤマネコだったと思う。右に走り込んだのが、同じくイリオモテヤマネコだったとすれば、普通複数で行動しない動物なので、子育て中とかだったのかしら・・。帰りには天然記念物セマルハコガメを発見するオマケまでついて、大変充実した「OFF」でした。
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7月6日(日)
 
 
石垣島、ジャズバーすけあくろにて、コーコーヤ、ライブ

 いやー、凄いライブ、いや、凄い「お客さん」でした。今回のライブは、もともとすけあくろのスタッフHちゃんに、コーコーヤやってください、××人は呼びますから!という熱いお誘いをいただいて始まったハナシだったのだが、その後、ライブの当日に「オリオンビールフェスタ」なる大イベントがお店から徒歩10分の所で開催されることがわかり、さあ、どうなることか、という状況に。
 フタを開けてみれば。予定数を大幅に越えた、オリオンビールを飲んでほろ酔い加減になったお客さん達が詰めかけてくれて、超満員状態に。しかも、みなさん既に我々の曲をよく知ってくれていて、1曲1曲、凄い盛り上がりで応えてくれた。Hちゃんをはじめとする地元の人達が、どれだけ宣伝してくれたか、メンバー全員、アタマが下がった一瞬でありました。最初から最後まで、異常興奮状態のままライブは進行。我々にとって、忘れ得られない一夜となった。
 打ち上げでは、時期遅れの50歳記念の手製メダル?をいただき、3月に続きテビチとTシャツのプレゼントまでいただいた。いやもうホント、ありがとうございました。来るなと言われても、また来ますから。
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7月5日(土)
 
 
 ご縁あって沖縄で結婚式に列席することとなり、礼服を持ち込むのも大変なので、「かりゆしウエア」なるものを、現地調達することに。「かりゆしウェア」は、アロハシャツの沖縄版もようなもので、今では会社や官庁での仕事着としてのみならず、喪服や礼服のかわりとしても、広く使われている。ああいうペラペラな服なので安かろうと思って見に行ったのだが、高いものは6万とか8万とか、ベラボーな値段がついていて、ビビった。結婚式に着ていって許されそうな最低限のモノでも6000円ぐらいはするところ、値切って5000円で購入。なんとか結婚式に列席することが出来たのであった。
 夜は、そのままの格好でコーコーヤ初那覇ライブを、パラダイス通りの「フェバリットカフェ」にて。当方、全く無名の上、昼の結婚式の主人公やその親しい人達(当然全員二次会に流れて行かれました)を主な「集客源」とする我々にとっては不利な状況であったのだが、なんとか満席に。演奏も、お嬢様方は十分リラックスされているようで、普段どおりなイイカンジに終始できたと思う。沖縄の最も古い友人達も沢山見に来てくれて、嬉しかった。そのうちの一人は、僕の「かりゆしウェア」姿を見て、「県庁から出てきた役人みたい」と言った。
1215335440.jpeg かりゆしなわたくしたち

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7月4日(金)
 
 
 「大丈夫?」と、昨日の日記を見た数名の人に心配されてしまった。「死にました」とか書いたのが、いけなかったのかしら。このダイアリーに書いてある事は、だいたい「真実の3割増し」なので、あんまり真に受けていただかなくてもいいのですが。
 しかし暑い沖縄は、やはり僕の体質には合うようだ。過度の飲食を控え、睡眠時間に気をつけて、毎日1時間の散歩を心がけているだけで、ドンドン体調は回復してくる。まあ、考えてみれば、沖縄でなくても、そのような生活をしていれば体調は良くなっていくものかもしれないが。
 今日は、那覇・桜坂劇場3月の東京以来の比屋定篤子with コーコーヤだったが、前回に続き、満足のいく内容の演奏になった。特にある種の曲は、コーコーヤとの相性の良さを感じる。もともと僕の中では、歌手は、ショーロクラブのサウンドに合うタイプとコーコーヤサウンドに合うタイプに別れる感じがしていたのだが、比屋定さんは典型的に「コーコーヤタイプ」なのであった。
 打ち上げには、北部の美ら海水族館までレンタカーを借りて行って、エントランス脇のレストランで深いハナシが始まってしまい、結局何も見ずに戻ってきたウェイウェイーaminチームが合流。彼女たちに影響されたのか、いろいろ深いハナシの出るヘヴィーな飲み会に。
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7月3日(木)
 
 
那覇、桜坂劇場にて、ウェイウェイ・ウー&amin姉妹ライブ

 日々バタバタ続きのままの沖縄入りだったので、新曲や、まだ慣れていない曲が多々あるライブなのに、十分な準備が出来ず仕舞い。朝から練習をしたり考えたり、と、泥縄を絵に描いたような状況のもと、会場入り。
 特に、初めての曲で神経質になるのは、その曲の「速さ」である。「絶対音感」という言葉があって、つまり楽器などの音を出さなくても、例えば「ド」の音を自分で見分けることの出来るような能力を言うワケだが、「絶対リズム感」というのもまたあって、メトロノームを使わなくとも、その曲の速さを覚えていられる、という能力のことである。僕は、どうもコレが余り良くないようだ。なかなか曲の速さが身につかない。ギター一本でサポートすることの多い身として、これは結構問題なんである。今日も、特にウェイウェイさんの曲は初めての曲が殆どで(1曲などは本番1時間前に初めて聞いたのでした)、リハでもなかなかカンジが掴めず、てこずった。
 結局本番では何とかなって(たいてい何とかなるのだけど)、結果的には良いライブになったのではないか、と思うのだが、久々に、チビリ度満点、消耗度満点なライブでもあった。沖縄ライブ初日から、死にました。
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7月2日(水)
 
 
amin-&ウェイウェイ・ウー姉妹と沖縄に

 夕刻到着。僕が先に買い物などを済ませている間に、aminは早くもテビチを食べに行ったのであった。中国にも”偉大的同志"がいた。
 一休みして7時からのFM沖縄の番組にゲスト出演して、3人で1曲。今日はこれでオシマイ。あとは、プロデューサーのゴンザレス氏、早くに沖縄入りしたコーコーヤ江藤さんを交えて軽〜く一杯。
aminさん。
1215101298.jpeg 右から、ウェイウェイさん、漁師さん、aminさん。

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