2009年5月の日記:[以前の日記]
 
 
5月30日(土)
 
 
プラッサオンゼにて、ショーロクラブ、ライブ


 午後一で、神奈川系のフリーペーパー「Media Spice!」の取材と撮影、更にタワーレコードの店内誌「intoxicate」の取材。新譜「Trilogia」の発売に向けて、プロモーション活動が始まった。そして、夜は青山プラッサオンゼにて、その「Trilogia」収録の新曲の「船出」ライブである。

 「新曲」というのは、普通は、アルバム制作にむけて演奏を完成させていくモノだと思うが、ショーロクラブの場合、アルバム収録は、「仕込み」の終了でしかない。そこから、長い時間をかけて「熟成」させていくのである。その過程で、アレンジは深まり、メンバー間の呼吸も整い、そしてある曲は淘汰され、最終的に残ったレパートリーが本当の意味での「ショーロクラブのレパートリー」となる。

 実際、一枚のアルバムから2〜3曲が残る、というのが、通常のパターンであり、そういうふうにして残った、例えば初期ファンハウス盤中の「Na Baixa do Sapateiro」「都会のマラカトゥ」「Itapemirim」「春の夢」「Varandem」「くじらの午睡」あたりの曲は、今や、熟成の極致、となっている。同じことをやっているようで、本当に微妙な部分で毎回新鮮な驚きもあり、20年近く演奏し続けていても、演奏している側として、決して飽きることがない。

 今日の演奏は、初めての人前での演奏、ということもあり、お聞き苦しい部分も多々あったかもしれないが、それぞれの曲に、我々は手応えを得たと思う。2年後、3年後、もっと先に、これらの曲のうちの何曲が「ショーロクラブのレパートリー」となるのか、楽しみである。その前にこっちがくたばらんようにせにゃ、なのである。。

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5月28日(木)
 
 
代々木ブーガルにてウォーリー・テルキナさんの主宰イベント「PIANO meets 沖縄浪漫旋律」の、桑江知子さんのサポートで出演

 ウォーリーさんは、何年か前の琉球フェスティヴァルでご挨拶をしたことがある。その時に1枚アルバムをいただいたのだが、わりと「バラード系」なピアノの弾き語りをされる方、という印象であった。新良幸人さんのパーシャクラブのサポートなどもされており、うっすらとしたご縁がある。今夜は、そのウォーリーさんが3ヶ月に一度続けておられるライブシリーズの第10回。今までのゲストも、新良幸人さん、下地勇君、与那覇徹君など、大変充実したメンバーを揃えてきており、今日もギッシリのお客さん。これはリキを入れてかからねば・・。

 で、何にリキを入れたかというと、「ロケンロー」ですがな。基本は「沖縄の曲」ということだったのだが、それだけでは何なので、ちょっと懐メロでもやりましょうか、と、リハの時に軽い気分でハナシが進み、こんなのあるけど・・、とウォーリーさんが出してきたのが「東京ブギウギ・ロックンロールヴァージョン」。数日前のダイアリーにも書いたとおり、僕は日本で珍しい「ロケンロー処女」であったのだが、ついに「初体験」を済ませることとなった。

 本番では、桑江さんも「今日はササゴさんがロケンローやりますよぉ」と、煽りまくり、客席も大盛り上がり。僕の超ダメダメなロケンローに、あんなに受けていただき、申し訳ない思いもあったのだが、まあ取り敢えず「初めて」ということで、許していただくしか。二度目はあるかなぁ。


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5月27日(水)
 
 
郡山のFM福島スタジオにて、吉田慶子「一枚の写真から」収録

 この番組は、吉田さんが何年も前からやっている「一枚の写真」を糸口に、いろいろな話題を広げていく、という番組。最初期にショーロクラブでゲスト出演しているのを始め、テーマ音楽をショーロクラブが担当していたりと、なんだかんだで、1年に一度ぐらいは出演している。
 このFM福島のスタジオは、ショーロクラブ「PREVENDO」のプロモーションの時にスタジオライブをやったこともある所。トーク以外に、吉田さんとのスタジオライブも1曲収録。直前まで曲もきめていなかったのだが、本番は何とか真っ当に演奏することが出来た。ON AIRは新譜発売の時期に合わせて、7月頃になる予定。
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5月26日(火)
 
 
史上初、温泉トラックダウン

 吉田慶子新譜のトラックダウンをしに、福島県磐梯熱海温泉へ。何で温泉かと言うと、今回のレコーディングのエンジニアHさんは、実は福島県人で、ご実家がこちらでお蕎麦屋さんをされているのだが、もろもろの事情でご親戚筋の温泉旅館の一室をスタジオとしてお借りして、そこでトラックダウンをすることになったのであった。
 で、郡山駅で吉田さんと待ち合わせ、最初につれていかれたのが、そのHさんのご実家のお蕎麦屋さん。なんでも、その日に打った蕎麦が売り切れてしまったら即お店を閉めてしまうそうで、早ければ2時過ぎに終わってしまう、という、「評判の店」なのだとか。早速ザルと山菜の天ぷらをいただいたのだが、前評判に違わず大変美味でした。
 そして連れて行かれたのが、件の温泉旅館M。もうこれから仕事が始まるなんて信じられない展開だったのだが、3階露天風呂付き豪華客室には、ちゃんとスピーカーやら機材やらが運び込まれていて、大変残念なことに、予定通りトラックダウン開始。
 開始時間も遅めだったので、紛糾すると「午前様」になりかねない流れだったのだが、幸い大きなトラブルも無く作業は無事「その日のうち」に終了。最後に温泉に入って、リゾート風な仕事の一日を、終了。
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5月24日(日)
 
 
choro clubのリハ、アーティスト写真撮影

 今月30日のプラッサオンゼでのライブから始まる新譜曲の公開を前に、取り敢えず「思い出し」練習。レコーディングはつい2ヶ月前のこのなのに、既に忘れてしまっている部分があったり、アルバムでは数名のゲストが参加したアレンジを3人用に考え直さねばならなかったり、と、結構いろいろ大変なのである。まあ7月の発売日まではまだ時間もあるので、少しずつやらせていただこうと思う。

 で、その後、今回の新譜とその展開のための新しいアーティスト写真を撮影しに、文京区のスタジオへ。アーティスト写真については、このグループ、よほど「絵」にならないのか、今まで撮影する度に何度となく大向こうの非難に見舞われてきており、つい、やだなあ、という気分になってしまうのであるが、今回は、レコード会社ディレクターM氏のトータルなジャケットデザインについての「青写真」に沿った形の撮影。M氏や写真家の方の提案で、僕はメガネを取って撮影することに。
 メガネは高校生以来ずっと使用しており、普段も人前でメガネを取ることはまず無いのだが、それは単に何も見えないからであって、別に取らないことにポリシーがあるワケではない。僕自身を含めた、メガネ姿の僕を見慣れている方々にはちょっと違和感を感じるかもしれないが、アー写って、本来知らない人が見るものであるワケで、「いや、こっちの方が断然いいです」と断言するお二人の意見に従うことに。
 さて、結果は?

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5月23日(土)
 
 
新宿のMUJIにて、コーコーヤで無印良品×OTTAVA のイベント

 新宿のMUJIの地階の、普段は家具などを展示しているような小スペースで、インターネットラジオのOTTAVAと無印良品の共催によるライブ。会場は、いろんな形の椅子やらクッションやらが置いてあって、普段のライブ会場とは、少し雰囲気が違い、面白かった。ベッドもあって、それに寝転びながら見ているお客さんもいて、僕も一緒に寝ながら演奏したかったのであった。
 無印良品は、製品の質や、ショーロのコンピレーションアルバムを出しているところなど、何となくコーコーヤとイメージが重なるところがあると思う。コーコーヤのスポンサーになっていただくのも悪く無いと思うのであるが、どうでしょうかぁぁ。

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5月21日(木)
 
 
戒厳令下の神戸・・?その2

 相変わらずのこのこ歩き回っております。人通りが無いかというとそうでもないのですが、電車が空いている、というのは、やっぱりちょっと普段と違うカンジ。しかし、山道を歩いてる人までマスクしてるのにはちょっと笑ってしまった。  
 今日は、夕方から大阪のchove chuvaへ。マスクなど死んでもしなさそうな面々と、だらだらとお話しをして、だらだらと飲み屋に流れ、まったりと楽しいひとときを過ごさせてもらって、帰ってきました。
 さて、今日の告知は・・。

6/9 池袋・鈴ん小屋
出演:コーコーヤ(江藤有希、黒川紗恵子、笹子)
open 18:30
start 19:30/21:00~
チャージ¥2500(前売)
    ¥3000(当日)
TEL 03-6382-7273
http://www.ringoya.org/

 池袋って、何故かご縁が薄い(音楽やっている人の共通認識?)のですが、こちらのお店は、ステージとの距離感のちょうどいいカンジ。食事も美味しいので、仕事帰りにちょうどええのではないか、と思うワケです。ご予約、よろしくお願いします。

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5月19日(火)
 
 
戒厳令?の神戸へ

 雑用で実家の神戸へ。こんな時に来るな、と言われつつ、時間のある時に行かねば、次にいつ行けるかわからないので、来てはみたのだが、ナルホド、みんなマスクしてますなー。電車に乗っていて、大体3〜4割の人達がマスクをしていたようだ。コンサートなどでは客席の殆どの人がマスクをしていて、外国から来た演奏家は不気味がっているそうである。今回のブタインフルは、きっともうしばらくすれば全国に散らばるのだろうけれど、そんなに強い症状は出ないとのこと。ま、「次回」の予行演習と考えれば、こういう大騒ぎもアリなのかも。

では、またもや告知など。
今日はこれかな。まだ余裕はある模様です。
[5/23(土)コーコーヤ]
無印良品×OTTAVA スペシャルライブイベント 「salon ajima vol.1」
一回目 Live12:00 / 二回目 Live14:30(各回定員50名)
会場 MUJI新宿店 地下1階(新宿)
出演 笹子重治(G)江藤有希(Vn)黒川紗恵子(Cl)
入場無料!
お申し込みはこちら。↓
http://www.muji.net/store/pc/user/campaign/ottava.jsp


それからコレです。世界のどこにいるのか、いよいよワケのわからない「宇宙よりの歌姫」と、久しぶりにデュオでやります。古めシブめのブラジル曲曲中心になる模様です。
[6/8 (月) 松田美緒]
青山プラッサオンゼ
http://www.praca11.net/index.html
start 1st20:00〜 2nd21:30〜 (入替えなし)
charge: 2.500 yen
予約 03-3405-8015
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5月18日(月)
 
 
栃木県小山市にてamin さんとイベント出演、夜はプラッサオンゼにてコーコーヤのライブ

 久々のamin さんとの仕事。よく考えてみたら、amin さんとの、こういうホールでのまとまった時間のコンサートは、初めてである。前日の夜には、一緒にサポートをした有田純弘さん、ヒットミーとと共に小山に入って「前乗り」での主催者の皆さんとの飲食を堪能しての、昼公演。
 aminさんの強みは、最近は珍しい「全世代対応型」のレパートリーを揃えていることであろう。全然「今風」ではないけれど、どこかに、日本人が本来的に好きなモノを漂わせているカンジが、魅力的なのである。会場の老若男女のお客様のお顔を眺めつつ、そう思った次第。
 終了後、5時1分小山発の新幹線にみんなで乗り込み、amin さんはそのまま大阪へ。有田さんとヒットミーは、そのまま「お客」になりに、僕とともにプラッサへ。同伴出勤みたいでした。
 そういう時間割だったので、ゆっくりリハをする時間も無く、ダブルヘッダーで疲れてもいたのだが、そういう時って、得てして集中力が高まるのだ。いくぶんころびつつも、たのしく演奏を終え、長い一日が終了。
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5月16日(土)
 
 
世田谷のスタジオにて、チェロの溝口肇さんのオリジナルアルバム、レコーディング

 溝口さんと岡部洋一の顔を同時に見ると、微妙な年齢同士、いつも話題は健康関係に向かう。一種の条件反射のようなものかもしれない。実は先日の血液検査で、僕は、いわゆる「T風」の原因となるN酸値(何もここまでぼかさないでもいいんだけど)が異常に高くなっていることが判明。その道の先輩である岡部洋一に確認したところ、その値は、彼が「T風」を発症した時のN酸値と殆ど変わらないのであった。これは、マズイ・・。
 ミュージシャンは旅仕事が多く、地方仕事での打ち上げなどでは、いきおい山海の珍味が並ぶことになる。故に、この病気に罹るリスクは高く、岡部洋一以外にも、ショーロクラブSJ氏も海外レコーディング前日にこの病気を発症させて一騒動あったし、尊敬する先輩ギタリストMH氏も、ギタリストなのに手に「T風」が出て大変なことになっていたし・・。しばらくは、ヒヤヒヤしつつ、食養生をしないといけない。皆様、発症しないよう、祈ってやってください。
 全然溝口さんのレコーディングに触れていなかった。今日のメンバーは、岡部洋一以外に、ピアノの古川初穂さん、ベースの鳥越啓介さんとのセッション。エンジニアさんの発案で、いっぱい録音ブースのあるスタジオなのに、一つ部屋で一発で録ることになって、ちとビビるも、事なきを得、更にもう1曲レコーディング。ホントにみんな巧い人達で、短時間に完成度の高い演奏。脱帽。
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5月13日(水)
 
 
ロケンローッ!

 今月28日に代々木でやる桑江知子さんとピアニストのウォーリー・テルキナさんとのジョイントのリハ。ウォーリーさんは、最近では新良幸人さんのパーシャクラブのサポートなどでも知られるヒト。沖縄に住んでいるんだと思っていたのだが、数年前に東京に移住してきたとのこと。この日のお題は「沖縄」ということで、沖縄関連のナンバーが中心になるが、勿論、「沖縄そのまま」ではないアプローチになる。あとは聞いてのお楽しみ、というところ。
 お楽しみといえば、沖縄の曲ではないのだが、当日、一曲だけ「ロケンロー」な曲があって、ハナシのなりゆきでたった8小節だが、僕もロケンローなソロを取るハメになった。それ、やったことないんですけど。
 少なくとも軽音楽系のギタリストで、生まれてこのかた、ロケンローなソロ8小節を弾いたことの無いギタリストって、日本広しと言えども、僕ぐらいしかいないのではないだろうか。当日は、大変ヘンなものを見ることができるかも。
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5月12日(火)
 
 
青山のスタジオで、浜田省吾トリビュートアルバムのEPOさん担当曲レコーディング

 浜田省吾さんの曲とEPOさんの世界とは、普通に考えれば全く結びつかないワケなのだが、今回の企画は「アコースティック・女性歌手」がキーワード。それでは、というワケで、ハマショーの「防波堤の上」を、EPOさんと一緒に随分「好き勝手」にデフォルメして、アクアノーム風の楽曲にしてしまった。アコーディオンの桑山哲也君にも加わってもらい、最後は渡辺亮君にエアー系のパーカッションを入れて貰って、オリジナルとは似ても似つかぬ作品に仕上げることが出来た。

 しかし、知ってはいたが、EPOさんのコーラスのアレンジとパフォーマンスの凄さには、毎回ビックリさせられる。どうやって思いつくんだろう、というようなフレーズが、次から次から出てきて、そのフレーズに、また何も考えずに(って、考えてるのでしょうけど)完璧なピッチで完璧なフレーズのハモりを重ねていく。天才ってのは、こういうのをいうのだろうな、と思いつつ、日常、こういう天才な人達と音楽を共に出来ることのシアワセを、何モノかに感謝する気分に。彼女の場合、惜しむらくは、その「天才ぶり」が、日常の他のことには決して発揮されない、という点だったりして。くすくす。

 ビックリと言えば、今日はもうひとつビックリすることが。去年の12月20日の当ダイアリーで、EPOさんのスタッフのSさんが、僕とEPOさんの別のスタッフMさんを間違えた、というハナシを書いたと思う。Mさんは僕とよく似ている人で、国府弘子さんなども、何度も僕だと勘違いして彼に話しかけている、といういわくつき?の人である。
 で、Sさん、今日スタジオに一緒に居た2時間半の間、またもやずっと僕のことを、そのMさんだと思い続けていた、ということが、後で発覚。Sさんは遅れて来たので、僕がギターを弾いている所は見ていなかったのだが、それにしても、僕がスタジオで指示を出したり譜面の説明をしたりしているのを見ながら、「Mさんって、いろんな才能があるんだな、と思っていた」というのには、ビックリ。この人も、もしかしたら、ある種「天才系」なヒトなのかも。

1242153015.jpeg 天才

1242153016.jpeg 今日はEPOさん誕生日。ついに50歳にリーチ。早くこっちにおいで。

1242153017.jpeg 左Mさん。真ん中が「問題の」Sさん。Mさんの奥様によれば、「今日はそれほど似てない」。


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5月11日(月)
 
 
ショーロクラブのライブ告知

 今日からしばらくは、レコーディング、リハが中心の日々で、家での作業も多い。ちょうど、お知らせしたいことも溜まっているので、少しずつ告知させていただきたいと思う。
 まずは、ショーロクラブの「試運転ライブ」から。
 毎度、新譜発表直前あたりに、こぢんまりした居酒屋などで、新曲試運転のためのライブをさせていただいているが、今回も、7/22の「Trilogia」発売前に4カ所、決まっている。試運転と言えど、もちろんちゃんとやりますし、旧曲もやりますので、(その上、お酒や料理の美味しい店だったりもしますので)是非お越しください。

5/30 青山 プラッサオンゼ
http://www.praca11.net/main.html
03-3405-8015
20時開演、チャージ3000円+オーダー
今までこちらでは、常に1ゲストを立ててやってきましたが、
今回、多分19年ぶりに3人だけでやります。
 
6/19 吉祥寺 アウボラーダ
http://www.alvorada.jp/
0422-20-2797
19時開場 20時開演。チャージ2500円+オーダー
ブラジル料理の美味しいバーです。
 
6/28 あざみ野 かるた
http://www.02.246.ne.jp/~t-tomoko/index.html
045-911-4340
15時半開場16時開演、チャージ3000円+オーダー。
18時からは通常営業となります。
素敵な居酒屋さんですので、そのまま居残って飲みましょう。
ちょうど飲み始めるに好適な時間に演奏が終わりますし。
 
7/10 国立 NO TRANKS
http://notrunks.jp/
20時頃開演予定
ライヴ時はミニマム・チャージ=1000円制をとらせて頂きます。(ライヴ時御一人様の飲食代が1000円未満の場合、注文数に限らず1000円のご請求となります) +ミュージック・チャージを設定しておりませんので、演奏者に紙幣でカンパをお願いします。
 

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5月10日(日)
 
 
お台場にて「リスパラ」イベントに、コーコーヤで出演

 お台場のビーナスフォートという所でのイベント。ビーナスフォートというのは、最もイロケ無く説明すれば、「ちょっとテーマパークっぽい雑居ビル」ですかね。「恋人達の聖地」というキャッチフレーズがあるそうだが、おじさん、全然知りませんでした。そのテーマというのが、(たぶん)中世の面影を残したイタリアの街並み、ということで、「リスパラ」のイベントの舞台としてピッタリ、ということなのであろう。朝早くの「ご出勤」だったのだが、天気も良く、お台場の野原を散歩しつつの現場入りは、大変良い気持ちでした。
 出演は、コーコーヤ、コーコーヤ+清浦夏実さん、コミネリサさん。こういう複数組の出演するイベントの楽屋は、大体ヨソヨソしいものなのだが、清浦さんとはもう何度か顔合わせしているし、コミネさんがまた大変気さく(というか、それ以上?)な方で、バックを務めたアコーディオンの大塚さんも顔見知り、ということで、美味なるイタリアンのケータリングだった昼食も、ひとつテーブルを囲んで、わいわい言いながらいただいた。珍しいことである。
 演奏も、「リスパラ」としての一般向けのライブは初めてだったが、いいカンジに終始。清浦さんは何とプロになって2度目?!のライブだったそうだが、コーコーヤとの共演を楽しんでくれた模様。よい一日でした。

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5月7日(木)
 
 
恵比寿のスタジオにて、ショーロクラブで沢田作品のデモ音源レコーディング

 映画のためのデモ録りである。7曲もあったのだが、何と2時間半弱で録り終えることが出来た。サントラ用の作品なので、この前の新譜の曲に比べれば大分「ビット数」が少ないのは確かだが、それにしても2時間ちょっとで7曲録ってしまう、とは、何と凄いバンドであろうか、と、我々はうっとりしたのである。仕事の早さ、うまさ、そして安・・、いやいや、そんなことは。ショーロクラブはインスト業界の吉野屋なのかしら。

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5月5日(火)
 
 
山形、高畠ワイナリーにて、EPOさんとイベント出演。

 昨日既に山形市内で飲食の饗応を受け、ついでに深夜山ブラ会長宅を表敬訪問して更に酒食の饗応を受け、そして今日、高畠ワイナリーへ。胃がしんどい。
 ここのイベントは数年前にも呼んでいただいたのだが、ともかく仕事前から「ワイン飲み放題」という危険な仕掛けなのである。前は、一緒に行った秋元カヲルさんがアッパレ酔いつぶれ、あとあとまで語られる事態になったのだが、今日は、前日の飲食で既に疲れ果てていたので、大変穏便に推移、それでも終了後は結構飲ませていただいて、さらに重くなった胃をひきずりつつ、帰宅。
 ところで、2日のダイアリー中、数字が一部間違っておりましたことを、おわびをもって訂正させていただきます。「年齢差、33
歳・・・・・。」
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5月2日(土)
 
 
10日の、お台場「リストランテ・パラディーゾ」イベントのリハを、コーコーヤ、清浦夏実さんと。

 アニメの音楽をやると、イベントの企画がついてきたりする、ということは「ARIA]で経験済み。普段の現場とは随分趣が違う部分もあるが、それはそれで、僕らにとっても「お楽しみ」だ。前にも書いたとおり、このサントラのための曲は、通常のコーコーヤライブでも使用し易いタイプの曲が多く、イベントでも、それらの中から何曲かをお届けすることになる。また、今回は、清浦夏実さんんが歌った挿入歌もコーコーヤで担当したご縁があり、清浦さんとのコラボもある。なんせ彼女、大学に入ったばかり、年齢差23歳ですからね。おじさん、どうしていいかわからないっ。
(日時)5月10日(日)14時スタート
(場所)お台場・ヴィーナスフォート教会広場
入場無料
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5月1日(金)
 
 
コンマ1秒のこだわり

 本日はショーロクラブ新譜のマスタリングである。これで、1月以来ボチボチと続けていた新譜作りも終了。同時に、2月のコーコーヤでのサントラ制作、一昨日終了の吉田慶子さんのアルバムプロデュースも含め、続いていた制作作業もやっと一段落、だ。あまりアーティスティックな性格ではないので、制作が続くのは結構ストレスでもあるのだが、出来上がった内容を思えば、やっぱり満足感があります。よかったよかった。
 で、マスタリングという作業だが、既に音源のバランスを整えたものを、最終的に全体の聞こえ方の雰囲気を整え、曲間の秒数を決める、というのが、おもな内容。普通にCDを聞かれている皆さんは知らないことであろうが、曲間の長さを決めるのにも、随分時間をかけてあーだこーだと言い合ったりしている。「この曲とこの曲の間は2秒だね。」「いや、1.5秒だと思う」「間を取って1.7秒では」「そんないいかげんなことはイカン」「じゃ、もう一声で1.6秒」みたいなハナシを延々と続けている。あとで聞けば、そんな大差ないんですけどね。
 まーそういうワケで、ショーロクラブ新譜制作は無事終了。7月下旬発売予定。で、ここから先は、ライブです。追々発表していきますが、まずレコ発前に、少しずつ新曲を試運転しつつのライブを。5/30青山プラッサオンゼ(03-3405-8015)、6/19吉祥寺アウボラーダ(0422-20-2797)、6/28あざみ野かるた(045-911-4340)、7/10国立NO TRANKS(042-576-6268)にてやります。詳細は追ってスケジュールUPしますが、取り敢えずお早めにご予約を。



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