2009年10月の日記:[以前の日記]
 
 
10月30日(金)
 
 
札幌、コンカリーニョにて、EPOライブ

 昼過ぎに会場到着。その足で「うにいくら丼」を食べに、みんなで市場へ直行。北海道でこれを食わずに何を食うかっ、という信念はゆるぎないのだが、最近はウニやイクラがだんだんヘヴィーに感じるようになってきてしまった。寂しいことである。

 今日は、北海道在住の嵯峨晴彦さんを加え、EPOさん、渡辺亮君という、「AUQUANOME」ピックアップメンバーによるライブである。
 コンカリーニョは、昔から何度もお世話になっていて、今の形に再建された直後にはショーロクラブの公演もさせていただいたという、言わば「慣れた場所」だったのだが、音作りに、意外に手こずった。
 会場の構造の微妙な違いによって、特に中音域で丸い音のするガットギターの聞こえ方は大きく変わるもので、今日の場合、単独でギターの音を聞いたらいい音なのに、他の楽器と一緒に音を出すと、ギターの中域が、他の楽器の音に吸われて聞こえなくなってしまう、という、困った状況。
 
 で、試行錯誤しつつ音を作ってもらい、本番へ。お客さんが入ることで、また音環境は大きく変わる。特に寒くなってくると、お客さんの服装も膨らんだものとなり、音をよく吸うので、リハ時よりも随分「細い」カンジに聞こえるということが起こる。
 それは、よく言えば、音の「贅肉」が取れた感じになる、というニュアンスのことでもあり、その変化も考慮に入れつつ、更に音を修正していかねばならないワケで、オペレーターも大変である。
 演奏者側にとっても、或る程度は、自分の耳の中(=脳の中)での調整が、必要となる。

 今日は、結局、本番になって一番音が落ち着き、結果的には満足のいくパフォーマンスになった・・・・。というような小難しいことを、実は毎回毎回やっておるのですよ、ワタシ達は。
1256999313.jpeg 10キロ以上あるオバケキャベツ。味も良い。

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1256999315.jpeg 嵯峨さんお気に入りの方向からの馬頭琴の馬頭の図。

1256999316.jpeg 「下宿のコタツで不良飲み」を表現してみました。

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10月28日(水)
 
 
青山、プラッサオンゼで、コーコーヤライブ

 ちょうど2年前の10月に「antique」をレコーディングして以来、去年のレコ発に前後して、結構大量にライブをし、ゴンザレス三上さんに来ていただいてのレコ発ライブ、アニメサントラの制作と発売、と、ずっと「ON」の状態で来たコーコーヤも、ここ数ヶ月は「OFF」状態。少し閑散とした気分もあるが、某バンドを20年続けている経験を持つモノとしては、そういうメリハリは「いいこと」だと考えている。

 そのバンドをやっていない間に、他の音楽に集中し、そのことで自分が少しずつ豊かになり、そのバンドに対する冷静な気持ちを取り戻し、そのことが次のそのバンドの活動の「栄養」になっていく。そういうサイクルが作れれば、それでいいのだと思う。

 某20年バンドも、考えてみれば20年の時間のうちの9割ぐらいは「OFF」だったような気がする。そのくらい一緒にやってないと、たまに会うと「もの珍しい」。なので、いつまでも新鮮でいられるのである。

 コーコーヤは、某バンドにくらべ、遙かに生真面目だ。やってない、と言えども、平均すれば月に一回はライブを入れている。ちなみに、次回は11/25、同じプラッサオンゼにて、岡部洋一をゲストにやる。

 年内の単独ライブは、もう一回、12月に予定しているが、この日も、また別のゲストが参加することになっている。そして年が明けたら、徐々にレコーディングモードに切り替えていく予定。
1256790918.jpeg ハローウィンだそうで、お客様からカボチャケーキの差し入れを。

1256790919.jpeg 切ったら、無惨な姿に。

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10月25日(日)
 
 
西都市にて、EPOさんとイベント出演

 西都市と言えば、「あの」(と言っても知らない人は知らないでしょうが)300以上の古墳が数えられている「西都原古墳群」の西都である。で、今日の仕事は、その古墳群をそのまま公園にした「西都原古墳群史跡公園」の一角での、野外ライブイベント。
 到着以降十分に時間があったので、広い公園内の古墳をいろいろ見て回った。数十の円墳が一面に散らばる第三古墳群もなかなかのモノだったが、九州最大の前方後円墳「女狭穂塚」とその横にある日本最大の帆立貝形古墳「男狭穂塚」も、鬱蒼たる森のようになっていて、なんだか迫力があった。それぞれコノハナサクヤヒメとニニギ(神武天皇のご先祖ですな)のお墓、ということになっているが、時代は5世紀前半の墳墓とされていて、倭の五王の時代とモロかぶり。なんで宮内庁が調査させないのか、ぜんぜんリクツが通ってないぞっ、と、ちょっと文句を言ったりもするのだが。
 ライブの方は、正直、環境の悪い野外での小ライブ、ということで、失礼ながらあまり期待せずに行ったのだが、一緒に出演していた「宮崎ゴスペルクワイヤ」という地元のゴスペルグループが余りにも良くて、ビックリ。技術という以前に、音楽を楽しむ姿勢みたいなものが、もの凄く健康的に聞くモノに伝わってくる。日本人のこの種のものを聞いて、初めて自然に楽しむことが出来たかも。先に出た我々ともぶっつけ本番で2曲一緒にやっていただいたのだが、いいエネルギーをいただいた感じがしました。
 というワケで、14日に金沢で取材を受けて以来、ずっと続いた旅も、これにて終了。インフルエンザウイルス渦巻く我が家へ、帰還。
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1256654427.jpeg whoopinさん率いる宮崎ゴスペルクワイヤ

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10月24日(土)
 
 
宮崎県都城市にて、EPOライブ

 宮崎に「epoepo kyo」という日本最古?のEPOファンクラブがあり、この10年程の間に何度もEPOさんのライブを主催してくださっている。いつも素晴らしい内容になるのは、EPOさん以上にEPOさんのことを知っているスタッフの皆さんの力であろう。 本日も、雨の中、満員御礼大盛況で、久しぶりにデュオでじっくりしたライブをすることが出来た。
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1256439176.jpeg 会場は霧島酒造の「霧の蔵ホール」。独特の香りが漂う。

1256439177.jpeg 12時過ぎでこの美味なるアブラモノの数々。

1256439178.jpeg ここ数日の節制を、見事に粉砕。

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10月21日(水)
 
 
ショーロクラブ西日本ツアー最終日。大阪、シャングリラ。

 多分ショーロクラブでは初めての5回連続ライブだったが、思いの外元気に乗り切ることが出来た。スタッフにサポートされてのツアーは、やはりラクで、演奏に集中することが出来た。ありがたいことです。
 本日はツアー唯一、アコーディオンの佐藤芳明君をゲストに迎えてのライブ。曲も、今まで4回とは若干入れ替えがあって、普段やっていない曲も何曲かあり、今までとちょっと勝手が違って戸惑う場面もあったのだが、お許しいただける範囲ではなかったかと。
 昨日は、人がひとり京都で仕事をしているというのに、メンバー達は、今日のライブを仕組んでくれたchove chuvaのメンバー達と8時間ぶっ続けの「前夜祭」をしていたそうで、今日の打ち上げも、「その続き」な雰囲気。最終日でもあり、3時前まで盛り上がって、終了。多謝。
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10月20日(火)
 
 
京都にて、FMアルファステーション出演

 尾道を後にして、一路関西へ。神戸でメンバーと別れて、荷物を実家に置いて、今度はJRで京都へ。先日のEPOさんの京都府立美術館のイベントの時に久々にお会いしたアルファステーションNさんと、今日の出演のお約束をしていたのであった。
 番組は「KYOTO AIR LOUNGE」。16時半頃からの生出演である。長い時間ではなかったけれど、ナビゲーター林智美さんはちゃんと「Trilogia」も聞いていていただいていた模様で、まとまったハナシをすることが出来た(と思いたい)。
1256041461.jpeg 今度はお寺シリーズでもやるか。(ちなみにこれは六角堂です。)

1256041462.jpeg 林さんと。

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10月19日(月)
 
 
ショーロクラブ西日本ツアー4日目。尾道、cafeさくらさくら。

 朝、代謝を高めようと散歩をしていると、平和祈念資料館の横を通ったので、つい入館。ここはもう何度か来ているが、行く度に、重い気分になって出て来る。最近も、北の大国の大統領が、不安定な自国周辺の紛争地域に限定的に核を使用する可能性を留保する、みたいなサインを出したとか。バカもイイカゲンにして欲しい。少なくとも、核を保有している全ての国の政治家は、ここに来てモノを考える時間を取って欲しいと思う。と、朝っぱらから、似合わぬことをぶつぶつ言い垂れつつ、下道を通って尾道へ。

 下道の街道筋って、なかなか良さそうな食べ物屋が無く、いいかげん空腹がこたえてきたところ、竹原付近で「レストラン」発見。おっかなびっくり入ったのだが、入り口からして怪しい雰囲気。これは失敗だったか・・、と、3人で目配せしつつ、お勧めの「ラーメン定食」をたのんだのだが、これがあんた、大ホームラン。ラーメン定食というよりも、「おでん定食ラーメン付き」みたいな、質量共にあり得ない内容。街道筋の食い物屋で、こんなに凄い所は初めてであった。お店の名前は「S」です。お勧めします。とても「美味しい店」の店構えではありませんので、お見逃しなきよう。

 で、尾道市内に入ったら、脇の山の上にまたもや「お城」が。シリーズは3回で終えたつもりだったのだが、まだったか・・、と、しょうがなしに、ホテル到着後、一人で山を登って行って目の前出見たら、この「尾道城」、見事な「バチもん」でした。

 などなど、ツアー4日目にして、ついに演奏内容について書く言葉を失ってしまった。「涅槃の境地」に近いところに来てしまったカンジも。会場の「cafeさくらさくら」は2年前に比屋定さんと訪れた所。今回も暖かく迎えていただき、美味しいご馳走もいただいて、大満足して帰って来ました。ありがとうございました。また来年?もよろしくお願いします。
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1256042107.jpeg 大変怪しい見かけでしたが

1256042108.jpeg 内容は秀逸でした。
これで900円。

1256042109.jpeg 尾道。まさに坂の街。

1256042110.jpeg 日本の名城シリーズ(欄外)

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10月18日(日)
 
 
ショーロクラブ西日本ツアー3日目。広島、OTIS。

 ホテルの場所は、岡山城や後楽園のすぐ近く。朝起きると、メンバーそれぞれバラバラに、後楽園に行ったり、お城に行ったりした模様。ツアーに出て、こんなに酒も飲まずに散歩ばかりしているグループも、余り無いのではないか。
 チェックアウト後、岡山から広島へ移動。もう練習することも無いので、入り時間はゆっくり目。というワケで、半ば義務感のようなものも生じてきて、今日もお城の写真を撮りに行ったのであった。
 OTISは、一昨年?にNUUと来て以来。昔からショーロクラブを聞きたかったんです、と、マスター。とてもリラックスしつつ集中できる環境を作っていただいた。個人的には、2割程弦をはじく時の力をセーブしてみたら、とてもコントロールの効いた演奏になった。そういうことが試せるのも、こういう連日のライブの時ならではのことである。
1255942388.jpeg 日本の名城シリーズ(最終回)

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10月17日(土)
 
 
ショーロクラブ西日本ツアー2日目。岡山、城下公会堂。

 午後、ゆっくりと姫路を出て、岡山へ。宿に早めに着いたので、今回のツアーの個人目標であるところの「代謝を高める」を実践するために、お城方面に散歩に。日々同じグループで演奏するのは、「予習」の必要が無いので、時間の余裕も出来、随分有り難い。しかし、連日の「お城見物」だな。何しに来てるのだろうかね。
 会場の城下公会堂は、渋谷公会堂の五十分の一ほどの規模の「お手頃」なスペース。NUUや比屋定さんと来たこともあり、スタッフにはこの夏の直島のイベントの時にもお世話になっており、などなどで、何となく「よく知っている所」な気分である。
 今日は、オープニングアクトで、ハシケン×江藤有希に参加してもらった。このユニットは一度ちゃんと見てみたかったのだが、向こうから来てくれるとは、何とうまい話であろうか。
 で、今日も恙なく終了。ハシケン〜ショーロクラブって、なかなかコユい流れだったなぁ、と思ったのだが、お客様はどう思われたかな。
1255849445.jpeg 日本の名城シリーズ(第二回)

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10月16日(金)
 
 
ショーロクラブ西日本ツアー初日。姫路maja。

 今日から5連チャン。ショーロクラブで5連チャンは、国内では初めてだったかも。大体ここ10年ぐらいは、「しんどいから」という理由のもと、3連チャン以上のツアーはやっていなかったと思う。我々もマジメになったものである・・。
 姫路は、小学校の低学年で姫路城に遠足に来て以来、という土地。東神戸に住むものにとっては、頭はいつも東(大阪、東京方面)に向いており、電車で三十数分とは言え、まず滅多に行かない場所。
 会場は「maja」(マハ)なる、なかなか見易くイイカンジでなおかつ音響の良い、アコースティックサウンドに向いたスペース。初日にスンナリ演奏に集中出来る環境を作っていただいて、感謝。ハナシによれば、月に2日ぐらいしかライブに使っていない、ということ。姫路方面の皆様、せっかくの素敵な場所ですよ。もっと活用しましょうよっ。
1255796972.jpeg 日本の名城シリーズ(第一回)

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10月14日(水)
 
 
金沢にて北陸中日新聞の取材

 16日から始まるショーロクラブ西日本ツアーに一足早く、北陸経由、金沢で途中下車して取材を受け、そのまま関西へ、という旅程。金沢は、2年ほど前にNUU、谷川賢作さんとコンサートをやって以来。来月の北陸ツアーのために、少しでも北陸の皆さんにショーロクラブのことを知っていただきたい、ということで、ちょっと回り道をしたのである。
 2時に香林坊手前の中日新聞のビルに行くのに、8時に家を出て、ひたすらの電車旅行。取材込みで2時間半という限られた金沢滞在時間であったが、兼六園の横を通り、近江町市場で美味なる回転寿司をいただき、裏通りをブラブラして、ちょっとした観光気分も味わえた。多少疲れはしたものの、トクしたような気のする一日でした。
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10月12日(月)
 
 
山形、高畠ワイナリーにて、ショーロクラブでイベント出演

 午前9時開場入り。本番開始11時(終了12時)という、学校公演でもなければ、まずあり得ない時間割の仕事。会場に着いてみたら、もう飲み始めているお客さんもチラホラ。ちなみに帰る時間になっても、まだ沢山のお客さんが押し寄せていた。ともかくこのイベント、全国からお客さんが集まってくるそうで、昨日だけでも8000人以上、と言ってたっけ。
 天気も良く、マイクにトンボが止まったりするのを横目に見ながらの、のどかな演奏。アンコールもいただいて、無事終了。さあ、飲むぞ、食うぞ。という流れに。

 しかしこのイベント、なんか、いつも酔っぱらってもうろうとしつつ帰って来てるような印象。酒蔵の仕事は楽しいねえ。そういえば、来月には甲州勝沼で、NUUと、また別のワイン蔵での仕事も決まった。こういう仕事が、1ヶ月に一度ぐらいあるといいな。
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1255368997.jpeg 鉄道オタク中年

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10月11日(日)
 
 
山形、高畠ワイナリーイベントの前乗り

 高畠ワイナリーでのイベントの出演は3回目。前の日、終了後と、死ぬ程美味しいワインが飲めるとあって、ミュージシャンやスタッフ達の間でも隠然たる?人気を持つこのイベントだが、僕は春にEPOさんと出演したばかりで、「春秋連続制覇」は、僕が初めてなのだとか。うっしっし。
 というワケで、今日は、着いてそのまま米沢市内でワイナリーにご馳走していただいた。もちろん高畠ワイナリーの美味しいワイン飲み放題である。うっしっし。
1255322310.jpeg 誰も欲しがらないおじさんのプライベート写真

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10月10日(土)
 
 
所沢航空記念公園にて、Flyng Jam Summit 2009 に出演

 今年二度目の野外イベント出演。「ジャズ」のイベントだったようで、久しぶりに「ジャズ」を耳にした気が。我々はそういうこととは関係なくいつもの内容。
 ところで、イベントの時間割の都合上、出演直前にサウンドチェックをする、という流れだったのだが、随分「苦戦」しているカンジが、お客様にもおわかりいただけたのではなかろうか。そうなのである。ショーロクラブは、音を作るのが難しいユニットなのだ。

 よく「ショーロクラブの音楽は、浜辺で寝転びながら聞きたい」みたいなことを言われるのだが、それは実はタイヘンにタイヘンなリクエストなのである。ショーロクラブのサウンドは、実際には全くもって「室内楽」なのであって、しかも、例えば弦楽カルテットのような、各楽器のサウンドが段階的にバランスよく構成されて「いない」取り扱い注意な音楽なんである。室内でのシンプルな音環境においては、演奏者同士の、その場その場でのコミュニケーションとコントロールによって、サウンドはいかようにも作っていけるし、それこそがショーロクラブの「面白味」でもあるのだが、野外の、ハードな環境の中での音作りは、凄く難しい。
 今日も、最初の数曲は、なかなかキビシイ状況だったが、途中ぐらいから、やっとバランスを掴むことが出来た。いやいや、なかなかにオペレーター泣かせなユニットなのですよ・・・。
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10月8日(木)
 
 
桑江知子さんと、スカイパーフェクTVの番組収録

 台風の気配がまだ残る中、上野の某ライブハウスを借りての撮影。シンガーソングライターの国安修二さんがナビゲーターを務める番組である。
 楽屋では桑江さんとテレビがいかに苦手か、というハナシで盛り上がったのであったが、いやいや、ホントに桑江さんのような経験豊富?な人でも、何だかイヤ〜な気分になるのが、テレビの収録というモノなのである。
 「特に生番組はイヤですよね〜」というのも、僕と同じ。既に何度か書いたような気もするけど、テレビカメラの向こうに何百万人(場合によっては何千万人)の人がいると思うと、それだけでカタマル。生番組でなくとも、撮影現場というのは多くのスタッフが立ち働いているワケで、ライブならこちらの都合で「あ、ゴメン」と言って演奏を止めても自分が恥をかくだけなのだが、撮影中に「あ、マチガエタ」となると、スタッフ全員に迷惑がかかる。小心者としては、結構それもプレッシャーになるのである。
 と言いつつも、「ストップモーション」他の慣れた数曲を、いつもの倍ぐらい丁寧に丁寧に演奏をして、効率よく作業を終え、国安さんとのジョイントもつつがなく終え、まだ日の高い間に無事「釈放」されたのであった。

スカパー267ch
NEW MUSIC LIVE FOCUS Vol.29
11月8,15,22,29日  23時~24時
スカパーホームページ→http://www.skyperfectv.co.jp/
CATV契約局一覧→http://www.clubdam.com/sk/catv/
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10月3日(土)
 
 
京都府立植物園のお月見イベントに、EPOさんサポートで出演

 東京を出たときには、まだ小雨がパラついていたのだが、京都に着いた時には、すっかりいい天気に。北山の植物園の門をくぐったとたん、鮮やかな色彩のコスモスのお出迎え。更に控え室からの眺めは、比叡山を一望に見る、園長さんの説によるところの「京都一の眺望」。こんなんでは、イヤでもいい気分になってしまうのであった。
 そして本番。植物園の芝生には、8000人余りの老若男女の観衆。頭上には満月が。こういうシチュエーションで悪いライブになるはずもなく、まー、こういうイベントでは「最高クラス」のパフォーマンスになった。楽しかったなぁ。
 更にホテル近くの居酒屋が、これがまた京都ならではの素敵な居酒屋で、久しぶりにEPOさん達と、深いハナシ、浅いハナシの数々。う〜む、極楽な一日でございました。
 
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10月1日(木)
 
 
盛岡市、内丸教会にて、吉田慶子とデュオライブ

 盛岡のカフェ「carta」さんの3周年記念のライブ。教会やお寺の講堂は、本来説教用のスペースであるので、大体において音の通りが良い。内丸教会も、生音でも出来そうな、とても音環境の良いスペースで、その上「depois da banda passar」のエンジニアHさんにオペレーターをやっていただいていたので、今日も「弱音の美学」に浸りつつ、深〜い演奏をすることが出来た。この音世界は、ホント、クセになります。
 盛岡は何度か来ているけれど、今回のように地元の人達と直接交流出来るような形でのライブは初めて。「carta」のKさんご夫妻や共演していただいたフルート奏者藤岡さんを始め、いろいろな方々と知り合えて、大変ようございました。また宜しくお願いします。
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1254465726.jpeg 僕じゃなくて、戦国武将とプロレスの好きな鎌倉の某カフェ店主の戦利品。

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