2010年9月の日記:[以前の日記]
 
 
9月22日(水)
 
 
 東京に戻ってきて、明日9/24青山プラッサオンゼ、10/14大阪フェニックスホールのためのリハを、柏木広樹君を交えて、行う。

 去年から今年アタマにかけては、アルバム「Trilogia」の曲を中心にレパートリーを構成していたので、それ以前の曲については、実に2〜3年ぶりぐらいだったり、チェロの参加する曲に至っては実に実に10年ぶりぐらいだったりする曲もあって、正直「半分以上が、疑似新曲」の気分。リハをやってみても、カラダがうまく思い出してくれず、アタマも随分とご不自由状態。こんなに疲れたリハも久しぶりであった。若干の不安も抱えつつ、もう明日が本番。がんばります、としか、言えません。
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9月19日(日)
 
 
那覇、久茂地の「MI CASA TU CASA」にて比屋定篤子さんとデュオ

 昨夜、比屋定さんから「沖縄最終日ですので、魂見せつけて下さい!」なるメールをいただき、しょうがないので、「タマシイ見せますっ」と返事しておいたのだが、会場に着いてみると、その比屋定さん、浮かぬ顔をしている。「予約が二人しか入ってないよぉ・・」とのこと。
 我々がやっている内容を考えると、昨夜のアンサリーさんの予約数との差は「あってはならない」ことなのだが、そういうことが起こってしまうのが、「水商売」たる所以なのである、と、自分に言い聞かせつついたところ、開場してみれば、結局のところほぼ満杯のお客さんが。よかったけど、どうなっておるのか。

 ライブ自体は、さすが3日目、というカンジで、ゆったりまったりと進行。10月の東京「ささごはん」イベントにも、うまくつなげることが出来そうであった。
 終了後、お店のオーナーでもある強力サルサバンド「カチンバ1551」のリーダー、Taroさんと、外国人としてラテン音楽と付き合うことについて、いろいろ談義を。マジメかつアグレッシヴな姿勢に、大変感動。
 で、そのあとは、ドボドボの打ち上げへ。比屋定さん、3時を過ぎても、まだ帰りたくなさそうでした。
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9月18日(土)
 
 
桜坂劇場にて、アンサリーさんとデュオライブ。

 昨日は、前の日の夜にあれだけ食ったにもかかわらず、ホテルチェックアウト後、近くのインド料理屋に「全員集合」。昼からインドカレーの定食をいただく。友人知人のブログなどでも名前を聞いていたお店だったのだが、味もコストパフォーマンスもすばらしい。それと、「疲れた胃にはカレーが合う」ことも知った。グッタリしている胃が、香辛料に無理矢理たたき起こされてるカンジ。

 インドカレーの存在が胃の中にまだ感じられる状態のまま、台風から逃げるように、那覇に戻り、アンサリーさんご一家をホテルでピックアップして、我が愛する某イタリア料理店へ。そのまま県産素材によるこゆいイタリア料理とワインを流し込み、予定終了。本当に自分の胃に申し訳無い気分です。

 で、今日は、そのアンサリーさんと、桜坂劇場で4年ぶりのデュオライブ。先月末のイベントで数曲共演したのが多分1年半ぶりぐらいで、今日は久しぶりの一晩ドップリの共演である。そういうワケで、楽屋では随分緊張することになると思いきや、何故か、アンさんの二人の子供達のベビーシッターをするハメに。「ササゴちゃん、遊ぼっ」などと迫られて、椅子を並べて自動車ごっこをしたりしているうちに、開演時間となってしまった。横ではアンさんが、「あああ、集中出来ない」とつぶやいている。

 しかし、こういうケースにおいては、直前に余計なことを考えずに済むので、かえってとてもリラックスしてステージに立てる、という経験を、何度となくしてきた。案の定、滑り出しからとてもテンションの高い演奏に。と同時に、途中でアンさんが泡盛をスタッフに無理矢理注文する一幕があったり、ゲスト参加のアンさんのご主人、トランペットの飯田玄彦さんによるアンさんの「衝撃の」家庭生活の様子の暴露があったり、と、楽しさも満載。お客様には、ご満足いただけたのではないかと思う。(我々は、もちろん凄く満足しました。)
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9月16日(木)
 
 
石垣島CITY JACK

 夕べのテビチがそのまま胃の中に残ってるカンジ。爆食は昨日で終了だなぁと思いつつ、ホテルの部屋で仕事。午後から、船で10分の竹富島へ散歩に出かけた。
 石垣島は、市内から歩いて行ける場所に、散歩に適したような所が無く、結局連絡船に乗って行く竹富が、一番間近な散歩コースである。島の外周道路(と言っても林道のような道)を歩いて行ったのだが、観光客の全く寄りつかないコースで、炎天下ではあったが、久しぶりに自然を満喫しつつ、過ごすことが出来た。

 石垣島に戻って、比屋定さんとFMいしがきサンサンラジオに出演。パーソナリティーの伊良皆誠さんは、比屋定さんのソニー時代のレーベルメイトでもある。2曲の生演奏も含め、宣伝活動。入り時間を勘違いしたために、出演時間直前にスタジオに飛び込むことに。ラジオでは比屋定さんが「メガネをかけてギターを持ったオジサンがいたら、すぐにスタジオに来るように言ってくださいっ」と、聴取者に呼びかけていたのだそうな。さすがはコミュニティーFM。

 夜は、「CITY JACK」にて、石垣島2日目のライブ。昼のラジオの演奏を聴いて駆けつけてくださった方など、昨夜とはまた違った人達に来ていただくことが出来、やった甲斐がありました。終了後、何故かカラオケパブと化した店内に居残って、地元のおばちゃんと一緒に踊り狂う比屋定さんを肴に、飲み続ける。最後に、あこがれの「メンガテー」にて、テビチ、八重山ソバをいただく。激美味。しかし、結局またテビチか。
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1284787508.jpeg 途中、自転車に乗る中年夫婦とすれ違う。よく見たら、N原J氏ご夫妻ではありませんかっ。

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9月15日(水)
 
 
那覇〜石垣島PAPA BIGODE

 昨夕那覇入り。空港からそのままK公民館のたたみのお部屋「すみれ」室へ直行。比屋定篤子さんとのリハは、ここのところここの畳部屋でやることが多いが、本当に居心地がいい。とは言え、到着時間が遅めだったので、のんびりする間も無くさっさとリハを済ませ、サクっと飲み食いしてホテルへ。
 
 で、今日は昼前にホテルをチェックアウト。例によってM食堂にてサクっとテビチをいただき、空港で比屋定さんと落ち合って石垣へ。石垣で比屋定さんとやるのは、5年ぶりぐらいか。前回も今回も、パパビゴージでのライブである。入り時間を少し過ぎてお店に行ってみると、マスターが店の前で手を振って待ち構えてくれていた。いつもホスピタリティ満点に迎えていただき、感謝。

 石垣に来ると、いつもそうなのだが、少しアタマがぼーっとして、通常のライブとは違う精神状態でライブをやることが多い。今日もまたそんなカンジ。しかしそれは、決して悪いことではないようで、演奏内容は充実していたように思う。音響も大変具合が良く、すぐに「世界」に入ることが出来たカンジでした。
 演奏に大変自己満足したところで、お店からの「ブラジル料理攻撃」開始。肉、肉、ムケッカ、オクラと鶏の煮込み(これ、凄い美味)、と来た所で、最後に特大のテビチ登場。既に満腹状態だったが、「テビチ見て食わざるは勇無きなり。」の気分で果敢に挑み、玉砕。ごちそうさまでした。最後にスケアクロに流れて、長時間うだうだ。石垣の夜は更けてゆくのであった。
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1284778273.jpeg 本日のテビチ2
デカ過ぎ

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9月11日(土)
 
 
信州、上伊那・小蕪亭にて、EPOさんとライブ

 小蕪亭で初めてライブをやらせていただいたのは、1993年11月、とのことである。EPOさんに呼んでいただいて、一緒にやるようになって2年ぐらいか。地方でのアマチュアの主催者の方々との仕事にも漸く慣れ始めた頃で、今から考えると、小蕪亭さんには、本当に「始まり」の頃からずっとお世話になっていることになる。

 同時に、ここでのいろいろな人達との出会いにも、感慨深いものがある。例えば、名古屋を中心に僕の活動を支えていただいているSさんも、初めて出会ったのが、この場所だった。
 今日は、ピアノのウォン・ウィンツァンさんご夫妻が見に来てくださっていた。ウォンさんも、共通の関係者の多い人なのだが、今日初めてゆっくりお話しすることが出来、大変楽しい時間を過ごすことができた。
 また、NUUさんのライブで何度も共演している夏秋文彦さんも、こちらに移り住んでいて、情報を見つけて見に来てくださったのは、うれしかった。

 そして、ビックリだったのだが、某ブラジル人共演者の弟さんと、数年前に長野に移り住んだ昔からのお客さんが、僕のライブで知り合い、僕の知らん間に結婚していた。おめでとうございます。何で知らせてくれんのよ。その某ブラジル人共演者も、先日小蕪亭に遊びに来て、1曲歌っていったのだとか。

 小蕪亭のご家族の方々や、主催していただいているMさんやスタッフの皆さん、そしてEPOさんや僕、みんな相応に歳をとった。でも、音響のすばらしさも、ライブの楽しさも、打ち上げの美味しさも、相変わらずであった。こういう「夢」みたいな場所が、ひとつでもあるのは、実に嬉しいことである。またよろしくお願いします。
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9月10日(金)
 
 
青山、プラッサオンゼにて、コーコーヤのライブ

 3月にここでやって以来、久しぶりの東京でのライブ、というだけでなく、7月のレコーディング以来初の一般向けライブでもある。そのせいかどうかは知らねど、超満員の盛況。全曲ではないけれど、レコーディングしたナンバーからも10曲演奏。現在トラックダウン作業継続中なので、新曲と言っても、アタマの中では相当整理されていたらしく、妙な緊張感無く「初演」に臨むことが出来た。

 コーコーヤは、今年は秋に某局アニメのサントラ制作の予定があり、その直後には件の新譜の発売があり、その合間を縫って、あと数回、東京でのライブもあり、そして年明けからは、新譜を携えてのツアーを断続的に行う予定にしていて、4月には都内でしかるべき会場におけるレコ発も企画中、と、結構「貧乏暇無し」なのである。
1284220764.jpeg 客席にて。
本題とは関係ありませんが・・。
いいのですか、こんなことして。
ねえ!桑江さん!

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9月6日(月)
 
 
宣伝

当ダイアリーでは、更新頻度が下がることが時々あって、「ササゴさん、最近仕事無いんですか?」と聞かれたことがあったが、それはご報告出来るようなライブやレコーディングが無い時なのであって、そんな日も大抵は、ミーティングやリハーサルや、家での作曲・アレンジなどの仕事でバタバタしている。どうぞご心配なく・・・・。
で、ここ数日もそういう状態なのだが、しばらくCDのことを中心に書いて来たので、この機会にライブの宣伝を。

9/10 コーコーヤ 青山プラッサオンゼ

7月に録った新譜の曲の一部を、発売に先行して演奏します。新譜を携えての本格的な展開は、年明け頃からになりそう。某会場でのレコ発も企画中なので、今から、くれぐれもよろしくお願いしたし。

9/24 CHORO CLUB with 柏木広樹 青山プラッサオンゼ
10/14CHORO CLUB with 柏木広樹 大阪、フェニックスホール

久しぶりに柏木君とガチでやります。新譜の企画がちょっと遅れ気味なので、「次」は少し先になると思います。であるので、是非、来ていただきたい。
ちなみに、10/22には、15年前に中南米ツアーをやった、「EPO with CHORO CLUB+渡辺亮」を、久しぶりにSTBでやります。内容は、基本的にEPOさんの音楽で、9月24日、10月14日とは、全然違います。

10/24eatrip music marche ささごはん vol.1

で、何故か僕の名前のついたイベントをやることになってしまった。「食べること」をテーマとしたシリーズイベントの一環としてのライブである。今回は、比屋定さんとYaeさんが「お客様」。結局僕が「伴奏」をするのは変わらないのだけど、一応「プロデューサー」のカタガキがつく。プロデューサーとしては、楽しいジョイントライブにしたい。これは、シリーズものとして、2回、3回と続く予定で、今のところ、比屋定さんと二人で仕切っていくライブにしたいと思っている。比屋定さんに、僕とホスト&ホステスになってやりましょう、と伝えたら、「ワタシがホステスになるんですかぁ?じゃ、痩せなきゃ」と言ってた。どうぞ、痩せてください。
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9月3日(金)
 
 
JーWAVE「RADIO SPIDER NIGHT COLOR SPECIAL」に、畠山美由紀さんの伴奏で出演。

 前回のダイアリーで「9月3日の夜」という曖昧な表現でお知らせした番組である。曖昧な表現をしたのは、畠山さんのご出演時間はトークを中心に随分長いのだが、僕の出演は、後半のライブ部分のみ、3曲の伴奏だけで、それがどのへんの時間帯になるかもわからなかった、ということもあるが、それとは別に、送られてきた番組概要に、

「番組はJ-WAVEのインターネットラジオBrand New Jを通じてサイマル放送致します。・Ustreamにて、音楽以外のスタジオ内の音声、映像を配信致します。・当日の模様は『MySpace』上の番組特設ホームページにて、 写真とインタビューの様子を掲載させていただきます。」

と書いてあって、これらがつまり「何を書いてある」のか、よくわからなかったからでもあった。畠山さんも、こういうことについては全く理解出来ず、日々のブログすら、手書きしてマネージャーさんにFAXしてUPしてもらっている、というようなヒトで、「ユーストリーム」を「ゆずストリーム」と聞き違えて、それは「ゆず」の番組ですか?と聞いて顰蹙を買った、というのだが、「それは非常識だねえ、はっはっは」と言いつつ、実は僕も五十歩百歩なのであった。

 で、出演してわかったことは、あれまビックリ、インターネットでほぼ同時にライブの動画が見れるじゃんっ。しかも、動画の脇には、ぞくぞくとツイッターの書き込みが現れるし。
 会場はオッサレーなカフェなのだが、「生中継」であるにも関わらずテレビやラジオの中継のような妙な緊張感が全く無い。画面の前を関係者やお客さんが平気で横切るなど、ゆる〜いカンジで現場をそのまま実況している、というところが、既存の中継モノとは全然違う。「新しいメディアのカタチ」である。

 こういうものは、当ダイアリーを見ていただいている方にも、是非詳細にお知らせすべきだったのであり、またも「後の祭り」である。すいません。わたし、アホですねん。m(__)m
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9月1日(水)
 
 
Music Birdの「アフタヌーンパラダイス」出演

桑江知子さんが水曜隔週で担当されている番組に、生出演。
約70局のコミュニティーFMをネットした番組で、てっきり収録だと思っていたので、皆さんにお知らせしてませんでしたが、生放送だったので、もう聞けません・・・・m(__)m
ちなみに9月3日の夜、JーWAVEの「RADIO SPIDER NIGHT COLOR SPECIAL」という番組に、畠山美由紀さんと、ちょこっと出演します。これも生です。

 アルバム発売以来一週間が過ぎたが、おかげさまで、「ちゃんと」売れている模様である。当サイトBBSにお書き込みいただいた皆様、各ブログやツイッターなどで触れてくださった皆様、ありがとうございます。口コミ頼りなので、これからも、よろしくお願いいたします。盛り上げてやってください。
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1283360859.jpeg 新宿某店にて、何だかハデなことに。

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