2011年5月の日記:[以前の日記]
 
 
5月26日(木)
 
 
比屋定篤子さんとデュオ九州ツアー

20日から23日まで、二人で九州をまわっていました。
その後、私用が続き、ダイアリーがUP出来ませんでしたので、忘備録として・・

熊本市、PAVAO

 4日間の九州ツアー。今回は、まず熊本、北上して八女、そのまま東に向きを変えて大分の由布院、最後に福岡、というコース。短からざるミュージシャン生活の中でも、一部を除いた九州各地は「未踏の地」も多く、楽しみ。
 初日のこの日は、熊本城の近くのカフェ「PAVAO」。音楽好きでノリの良いお客さんが集まるお店。スタッフの方も、比屋定さんの古いアルバムのことや、僕の参加アルバムのことなどにも詳しく、「やる気満々」なカンジ。おかげさまで、気持ちの良い「初演」となった。

福岡、八女市「手仕事ビワニジ」

 熊本から八女までは、在来線でも1時間ほど。時間に余裕があったので、昼間、比屋定さんと熊本城へ観光に。熊本は何度か訪れているが、常に時間に余裕なく、今回初めて、熊本がどういう街なのか、垣間見ることが出来た気分。
 観光を堪能?してのち、八女市へ。今日の会場「ビワニジ」は、数年前にNUUが行って、とても良かったですよ、と言っていた所。八女市の中の、江戸時代から続く白壁造りの家屋が並ぶ職人町の一角にある。主催してくださったKさんは、ここで「人形と刺繍」を中心とした創作活動をされている。会場は、入り口に向かった土間と、その奥の座敷を客席にしつらえているが、ちょうど京都の町屋のように、更に奥へ奥へと居住空間が伸びていて、途中に中庭があり、一番奥には大きな裏庭がある、という、とても面白い作りのお宅。
 こちらも、実は数年前に一度比屋定さんとお世話になる予定がありながら、実現出来なかった所で、数年越しの「ライブ実現」なのであった。楽しみにしていただけていたことを実感出来るのは、常にうれしく、有り難いことである。

大分、由布院CREEKS

 福岡で時々お世話になっていたTさんが、由布院に移り住んで開いたお店が、このCREEKS。おしゃれなカフェと雑貨のお店で、小編成のライブにも適した空間。ともかく去年の末に思い立っていきなり移住・開店したということで、ライブもまだ始めたばかり、とのこと。とは言え、ライブ・プロデュース経験豊富なTさんの仕切りなので、快適に演奏することが出来た。
 Tさんの野望としては、単にお店を開く、ということだけでなく、由布院の町を「音楽の町」にする、というところにある模様。既に着々と布石を打っている模様だ。大変興味深いことであり、今後も由布院には時々お邪魔することになりそうな流れでもある。

福岡、cafe Teco

 朝起きてすぐ、近くの温泉に朝風呂を浴びに。なんだか今回のツアーは余裕がある。ここのところ、必ずと言っていい程、何か「宿題」を抱えつつ旅に出ていたので、何もないことの有り難みを感じる。それだけ本番に対する集中力が高まるカンジがする。
 午後一の便で、高速バスにて福岡へ。雨の中、cafe Teco入り。当初はノーPA生音でやる予定だったのだが、会場の状況を知っている現地のギタリスト、ぺぺ伊藤さのんのご意見とご厚意で、ぺぺさんがPAをやってくださることに。これが、結果として大変良かった。ちいさいアンプでちょっと音を持ち上げてもらっただけだったのだが、最後まで快適に演奏することができた。
 そして、このお店でも、大変暖かくお迎えいただいた。小規模ツアーはなかなかハードだけど、各地で素晴らしい人達と出会えると、またやりたい、と、その都度思う。またよろしくお願いします。
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1306397747.jpeg 観光。

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5月15日(日)
 
 
EPOさん、比屋定さんと「ささごはんVol.2」

 豊洲と聞いて、荒涼とした埋め立て地を想像して来たら、明るく風そよぐ「居住区域」にヘンシンしていた。会場の豊洲・CAFE HAUSは、BBQも出来る庭園つきの、日の光の射す気持ちの良いスペース。2時スタートということで、西日が後頭部を直撃する、絶好?の「ライブ日和」に。

 ライブの内容については、まず、僕ら自身が、もの凄く楽しんでしまった。昨日のリハ、そして開演前のリハを経て、お二人のコンビネーションも急激に向上。終始二人とも楽しそう。終演後も、まだ「やり足りないよ〜」という顔してました。

 僕のソロについては、「笹子氏のソロコーナーもあり、長い長い”いかにソロが嫌いか”の説明のあと」(比屋定さんブログ)、前回よりは落ち着いて演奏することが出来たのだったが、そろそろ「言い訳」も効かないカンジですなあ。「ささごはん」、次回は秋にやる流れになりつつあるが、次はどんな「手」を使うか、今からアタマが痛い。
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5月14日(土)
 
 
明日の「ささごはん」リハ

 EPOさんと比屋定篤子さんの「絡み」の部分のリハ。

 比屋定さんは、中学生の頃からのEPOさんの大ファン。で、今日も、何だか落ち着かない、というか、緊張してるカンジが、アリアリ。何度か一緒に飲んだことはあるが、ステージでの絡みは、初めてなのであった。
 EPOさんの方は、時間が経つと共に声もアイディアもどんどん出て来る、という、いつものペース。
 さあ、このような二人のコラボレーション、いかがあいなりますことか!

 かく言う僕も、最も長いつきあいの歌手ナンバーワンとナンバーツーの「そろい踏み」に、何だか調子が狂う、というか、ヘンな居心地で、ちょっと戸惑っております。。

 ギターソロですか? そんなもん、やるかいっ!、と言えない立場の自分が、悲しい。

2011年5月15日(日)
eatrip music marche ささごはん vol.2
笹子重治 with 比屋定篤子 & EPO
開場:12:00 開演:14:00
豊洲「CAFE;HAUS」
http://cafehaus.jp/
料金:\5,250
(税込/全席自由/軽食・1ドリンク付/整理番号付)
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5月11日(水)
 
 
高杉さと美さんレコーディング

 2月(だっけ)に初めてライブをやって、早くもレコーディングである。
メンバーは、関淳二郎(g)、コモブチキイチロウ(b)、石川智(perc)、
YANCY(key)。
 ここのところのゴンザレス鈴木さんのプロデュースでしばしば登場?する、関さんと笹子のダブルキャストだが、いろいろやっているうちに、なんだか「コンビネーション」みたいなものが出来上がってきていることを実感。僕はいつもと同じことしか出来ないので、これはほぼ関さんの「努力」の賜物、と思われる。ありがたし。
 内容は、最初に高杉さんと笹子のデュオによる曲を一曲録って、あとは怒濤?の4曲(1曲は笹子お休み)一気録り。もともと二日に分ける予定が、一日で終わってしまった。何だか「手際」が良すぎるような気も・・・。
 
1305208653.jpeg おじさんばかりで可哀想。

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5月10日(火)
 
 
コーコーヤで、J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 出演

 この番組は、別所哲也さんがナビゲーターをされている、朝の番組。2年前にショーロクラブで出演して以来である。何せ番組の始まる前にサウンドチェックを済ませておかねばならないので、随分早い時間にスタジオ入りすることになる。普段の生活時間から大きく逸脱するワケであって、こんなに早起きをするのは、2年前のこの番組に出演した時以来、かも。

 というワケで、眠くてドンヨリした気分でチェックをしているところに、超ハイテンションな別所さん登場。後でスタッフに伺った所によれば、別所さんは音楽大好きで、特にポイントに嵌った音楽の場合、テンションが高くなるのだとか。おかげさまで、本番は、別所さんに煽られるような形で、こちらも「それなりに」テンション高く演奏&トークすることが出来た、かも。
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5月6日(金)
 
 
世田谷,KIWAにて、ショーロクラブのライブ

 世田谷、二子玉川に出来た新しいライブハウスである。僕は東急田園都市線沿線に住んでいるが、東急線沿線には、今まで我々が出入りするようなライブハウスが無かった。大体において、「僕が一番遠い」場所で仕事をすることが多いので、そういう意味でも、大変有り難い。
 このお店は、アルバム「Trilogia」をレコーディングしたスタジオが運営に関係していて、いろいろお話しを伺ったところ、「東急線沿線の、いいものが聞きたい大人のための場所」を目指している、とのことである。音響もシステムも、まだこれから良くしていく、そうである。「いいもの」「大人」とは、ショーロクラブのためにあるようなキーワードであり(ということにしておいてください)、今後、定期的に出演させていただくことになる方向。
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5月4日(水)
 
 
山形、高畠ワイナリーにて、EPOさんと「大震災チャリティーライブ」出演。

 もう何度目だっけ、というほどに、出演させていただいている高畠ワイナリーのイベント。ここのイベントの素晴らしいところは、真っ昼間っから客も出演者もでろでろと酔っぱらっているところである。
 本日、会場への到着が遅れたため(何のための前泊だったのでしょうか)着いてから飲むヒマも無く、選曲もそこそこに、サウンドチェック即本番、という流れだったのだが、満場の酔っぱらいの皆さんにプッシュしてただき、滅多に無いほどにラフで楽しいステージとなった。


 先日の大島花子さんと出演するBS番組は、以下です。
BS朝日5月17日(火)22時〜22時54分
「うたの旅人」
http://www.bs-asahi.co.jp/uta/index36.html
1304514890.jpeg 満場の酔っぱらいの皆様

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5月3日(火)
 
 
山形、なう。
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5月2日(月)
 
 
恵比寿アートカフェフレンズにて大島花子さんデュオライブ

 大島さんのお仕事は、昨秋に続いて二度目。ずいぶん間が開いたので「一からやり直し」かしらと思ったのだが、人間の能力はすばらしい、アタマは忘れていてもカラダはちゃんと覚えていた。

 覚えていたおかげで、前回と比べ、息の合い方が「5割り増し」ぐらいになったかも。前回は初めてということもあり、何とか一晩やりました、というカンジだったが、今回は、今後どういう方向に進めばいいのか、という点についてのヒントがいろいろ見えてきた、と思う。

 それと、ここのところ「昭和歌謡」づいているのだが、大島さんのお父様も、隠れも無き「昭和歌謡」の中心人物。坂本九さんの楽曲をいろいろ出来ることは、大島さんとのデュオの「密かな楽しみ」だったりするのである。

 で、今日演奏した坂本九さんの曲のうち、アンコールの「みあげてごらん夜の星を」が、BS朝日でON AIRされるそうです。詳細はのちほど。
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5月1日(日)
 
 
NHKにて畠山美由紀さんレコーディング→恵比寿ガーデンホールにて震災関連イベント出演

 NHKの方は、畠山さんが番組ナレーションを担当する震災関連特番にて番組の最後にBGMとしてON AIRされる彼女の歌の収録。(最後だけじゃない、という説もアリ)
「ハマナスの咲くふるさとに帰りたい 〜岩手・釜石根浜地区〜」
  5/8 NHK総合 17:15〜17:58

 午後は、恵比寿ガーデンホールにて『伝手 “tsu・te”』なる復興支援プロジェクトの一環として行われたチャリティーイベントに、畠山さんのバックで出演。
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