2011年12月の日記:[以前の日記]
 
 
12月29日(木)
 
 
今年も1年、お世話になりました。

 結局、昨夜の打ち上げで、「ササゴはもう一日残るべき」と衆議一決。エアチケットの交換が可能かどうかが問題だったのだが、旅行社に電話をしたら、ちょうど、次の日の便にキャンセルが出たとかで、普通はダメなところを、交換してもらうことが出来た。カミサマも、「一日ゆっくりせい」とおっしゃってくださった模様。

 とは言え、やはり累積疲労の影響覆いがたく、いつも散歩をするコースの途中で、挫折、バスに乗って那覇中心部に戻り、リウボウホールでリハをやっていたゴンチチのお二人を表敬訪問。あとは部屋で静か?に過ごす。

 で、夜は、「EPOさんの町内会忘年会」へ。今、EPOさんは、那覇の中心街にセカンドハウスを持っていて、同じ地域に店を構えるAさん、Oさんという、もう20年近くお世話になっている方々との、久しぶりの飲み会である。二次会では、おやじうた満載のカラオケ居酒屋に案内され、僕も「島倉千代子」を歌うハメに。最後に、途中から飲み会参加の、元ソニー時代のショーロクラブ担当Sさんと、久しぶりにゆっくりお話しをして、長い「那覇の夜」終了。
 
 
 というワケで、ヘロヘロの12月を、どうにか大過無く過ごすことが出来た。と言うか、今年は一年中ヘロヘロだったような気もするのだが、何とか活動の質を保つことが出来たのは、オレがエライから、ではなくて、皆様のおかげである、と、思うのである。今年1年は、「なんか準備のための1年になりそう」という予感がしていたのだが、終わってみれば、まさにそういう1年だったようにも思う。来年は、またいろいろなことが始まる。気持ちを入れ替えて、頑張りたいと思う。

1年間、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
1325228483.jpeg

1325228484.jpeg しょうこりもなく。

1325228485.jpeg 何故か点数が低い。

1325228486.jpeg おやぢの、おやぢによる、おやぢのための店でした。

line
12月28日(水)
 
 
那覇、リウボウホールにて、比屋定篤子+笹子、ゲストEPO

 7月半ばから延々と続いた「休みの無い日々」も、やっとこさ、今日でオワリ。比屋定さんとEPOさん、というメンツは、「最終日」(の、打ち上げ)に相応しい組合わせである。この組合わせは、春に東京で、「ささごはん」イベントで一度やっているので、特に準備することもなく、行き当たりばったり覚悟で、沖縄入り。決して簡単な内容ではないけれど、お二人も、楽屋ではリラックスムードで、何故か沖縄にいるとこういうカンジになるところが、大変ラクである。

 本番中も、何度かの「事故」はあったものの、全体としてはちょっとラフでフランクなカンジの、お客様も演奏者も一緒に楽しめるような形で進行。「最終日」として、大変満足出来るライブとなったと思う。

 でも、今日一番印象に残ったのは、アンコールの「ダウンタウン」で、比屋定さんが一人で違うところを歌い出して、途中でごまかせないままフェードアウトしたところ。比屋定さんって、間違えるとみんながたのしい思いをする、という、希有なキャラなんだ、ということを、再認識。
 
 打ち上げには、久々、ソニー時代のスタッフMさんも参加。いろんなハナシで盛り上がる。気がついたら、朝4時に、最後まで残った比屋定さんとふたり、バーで「ミニライブ」をやっていた。
1325128796.jpeg

1325128797.jpeg お約束の。

1325128798.jpeg

line
12月27日(火)
 
 
浜松KJホールにて、コーコーヤツアー最終日

 昨夜は、それぞれ別の場所に宿泊したので、本日は、別々に浜松入り。KJホールは、youtube に上がっている動画のうちのひとつのシリーズのものを撮影していただいた場所であり、今日も前回(「FREVO!」のPVも)撮影していただいたSさんに、ライブを撮影していただくことに。今回は、それぞれ演奏者の手許にカメラをセットしてあったので、楽器マニア垂涎の動画が撮れているかも。(今のところ発表について、具体的計画ナシ。)浜松は、コーコーヤにとっては、一番始めに大事にしたいただいた、街のひとつであり、スタッフの居る所であり、ある意味、「本拠地」に帰って一年を締めくくれた、という気分。お疲れ様でした。

 で、僕と今回のマネージャーSさんだけ、打ち上げ会場から離脱。新幹線の最終便で名古屋に戻り(またギター、新幹線に忘れてくるところだった。)明日の朝は、中部国際空港セントレアから沖縄へ。明日はいよいよ、7月から続いていた狂乱スジュールの「最終日」たる、「比屋定篤子+笹子ゲストEPO」。ゴールは直前。ここまで来たら、あとは頓死しないように気をつけたい。
1325035031.jpeg このへんの雪のせいで、新幹線のダイヤが乱れていた。

1325035032.jpeg 主催者様です。

1325035033.jpeg 「明星」風

1325035034.jpeg ありがとうございました。よいおとしを。

line
12月26日(月)
 
 
大阪、CHOVE CHUVAにてコーコーヤライブ

 名古屋で昼食をとって行くメンバーと別れて、一足先に近鉄特急で大阪へ。にまだ開いていないショヴィの入り口の所に荷物だけほっぽり出して、昼食、そして一階のカフェでお茶をしつつ、ゆっくり過ごす。

 ショヴィにはしょちゅう来ているような気がしていたのだが、実は結構久しぶり。お店の棚の配置も少し変わっていて、なんやら時間の経過を感じる。
 
 コーコーヤは、結成以来常にお世話になっていて、ユニットの成長と老化?をずっと見守ってくれているスタッフやお客様の前での演奏は、いつも、リラックスしつつも力の入ったものとなる。本日も、満員のお客様の前で、楽しいパフォーマンスをすることが出来た。「いい汗かいた」感の残る中、今までと変わらぬメンバーで、いつも行く近所の飲み屋で打ち上げ。こういう人間関係・場所、ホントに大事です。
line
12月25日(日)
 
 
名古屋のお花屋さん「PEU・CONNU」の作業場にて、コーコーヤライブ

『PEU・CONNUのクリスマスパーティー』というのが、この日の正式名称。PEU・CONNUさんは、名古屋は大須にある、ちょっとニューウェーヴな感覚のお花屋さん。かつてコーコーヤが名古屋でライブをやって時に社長 S さんが聞きにみえて以来、常に我々を応援してくださっている。
 大勢のスタッフにいろいろ世話を焼いていただいたのだが、みんな、元気・礼儀正しい、明るい、と、三拍子揃った若者達で、どうやったら、ああいうふうに人を育てることが出来るのか、と、コドモの教育に不具合のあったワタシとしては、フシギでならんのであった。
 会場は、普段は花束などの製作をしているらしき建物。コンクリート打ちっ放しの、本来は殺風景そうなスペースに、いろいろ手工をこらした飾り付けがされていて、お花屋さんの本領発揮、というカンジ。歓迎モード満載の中、我々も楽しく演奏(&打ち上げ)させていただきました。またよろしくお願いします。
1324878033.jpeg

1324878034.jpeg

line
12月24日(土)
 
 
小田原郊外のショッピングセンターにて、EPOさんとクリスマスイベント出演

小田原の鴨宮にあるダイナシティなるショッピングセンターの売り場内の広場にある特設ステージでのライブ。ダイナシティは、敷地の真ん中を新幹線が走り抜けている、という程の巨大なショッピングセンターで、遠く静岡方面からも、人々が買い物に訪れる、とのこと。

 ちょっと久しぶりだったEPOさん、痛々しくも、腕を吊っての登場。どうしたの?と、お話しを伺うと、コケて腕から落ちた(その具体的経緯については、長〜い省略)とのことで、指まで腫れていて、大変そう。それでも、ステージではいつもと変わりなく歌っておられましたが・・。コケたのが夜中で、専門医での詳細な診察はまだ受けてない、ということだったので、専門医での再診を、強くお薦めしておいた。折れてなければいいんだけど。

 僕の方は、「史上最ご無体」な今年後半のスケジュールの数々も何とかクリア。明日からは、コーコーヤで25(名古屋)26(大阪)27(浜松)と回って、28日に沖縄で比屋定篤子ゲストEPOのコンサートをやって、1年を終える。マラソンで例えれば、ヨタヨタになりながら、どうやらスタジアム入り口まで戻って来た、みたいなカンジ。

 リリース情報一件。秋にやった「ふたりのルーツショー」ライブ音源から、こういうのがリリースされてます。http://ototoy.jp/_/default/p/24324
line
12月23日(金)
 
 
中目黒あかりまつりコンサートに、NUUと出演

 寒かった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

 寒波の襲来というのも間が悪かったが、実に寒かった。ステージは、中目黒GTの、吹きさらしの広場。普段着の上にステージ衣装を着てその上にダウンをはおり、背中に三つ、腰にひとつ、足に四つ「貼るカイロ」をつけて相撲取りの着ぐるみのような格好でステージに立ったのだが、指だけは保温すること能わず、最後は指先の感覚がついに無くなり、どの指がどの弦を押さえているかもわからない状況となった。でもまあ、なんとかなるもんだね。
 
 多分、既に何度か当ダイアリーでも触れたような気がするが、もう20年近く前に、ジョゼ・ピニェイロ&BOTOで、大阪南港の、やはり吹きさらしのビルの谷間で演奏したことがあった。その時は気温2度だったのだが、今日はもっと寒かった。たまたまその時に一緒に演奏していた渡辺亮君が見に来てくれていたのだが、彼も「今日の方が寒かった」と言っていた。記録更新。あるいは、こっちがトシとって、より寒さに弱くなっただけかもしれないけど。
 
 とは言え、コンサート自体は、明かりを仕込んだ風船に囲まれての、いい雰囲気での演奏。NUUとのコラボ再開以降2度目のライブだったが、楽しく演奏できた(けど、寒かった)。来年は、また二人で「じゃんじゃん」(NUU談)やる予定。乞うご期待。
1324658476.jpeg

line
12月22日(木)
 
 

大阪にて「金環食」DVDの最終工程たる、映像と音との合わせ作業。

 大阪のスタジオにて、関係者立ち会いの上、上記作業。既に音楽制作が終了している我が身としては、ニコニコして座っていれば良さそうなカンジ(じゃ、ダメだったのかな?)。映像用の音楽は、各種サントラを始め、今までもいろいろ制作しているが、それを具体的にどのように使うか、という点については、部分的にはイメージできるけど、全体のことについては、僕はよくわからない。本日も、担当Nさんのセンスと手際の良さに、ただただカンシンしつつ、「ステキステキ」と言っているうちに終了。発売は奇しくも僕の誕生日、3月21日で決定。

 終了後の打ち上げでは、制作スタッフのうちの科学関係の専門家Iさんから、「ベテルギウス超新星爆発」による、近未来に起こりうるほ乳類滅亡ついての衝撃のシナリオについて、教えていただく。詳細に伺っていると、来年生きてるかどうかすら、そんなにわからないんだから、せめて楽しく生きようぜ、みたいな気持ちになってくる・・・。
line
12月21日(水)
 
 
プラッサオンゼにて、chieさんとデュオ。

 先日のコーコーヤに続き、本日も沢山のお客様に来ていただくことができた。ご時勢を考えると、本当に有り難いことである。

 chieさんとは3〜4年ぶり?ぐらいの顔合わせである。メールでレパートリーの遣り取りをして、2度リハをやっただけでの本番。僕にとっては、10月の鈴木重子さんとのデュオライブに続き、「ギタリスト働き」度の高い内容となった。

 普段、ショーロクラブやコーコーヤなどをやる時は、「サウンドを作る」ことに専念することが出来るのだが、ブラジル音楽というのは、やはりとても高度な音楽で、更にこういう形で「ワンナイトマッチ」でぶつかる場合、「サウンドを作る」ことや「自分の得意な流れに落とし込む」ことだけでは許して貰えない。「ちゃんと」ギターを弾かないといけないのでして・・。

 もう何度もあちこちで言ったり書いたりしてるけど、僕のギターは「”サウンド”や”世界感”を作るため」にやっている部分が大きく、単独演奏家としての「ギタリスト働き」は、あんまり上手じゃなたっかりする、という自己解釈が、ある。しかし、「”サウンド”や”世界感”を作るため」ばかりでギターを弾いていると、技術的には、あんまり進歩が無い。たまには「ギタリスト働き」をやって修行しないといけない。
 
 本日は、そういう意味で、とても「修行」な一日だったけど、得るものも大きかったし、何よりも、chieさんと、お互いにおおいに満足出来る、内容のあるライブが出来たのが、一番の収穫であった。楽しかったと同時に、時にはこういうことにチャレンジして、沢山練習して、自分の「進歩の具合」と「ヘタ具合」を同時にチェックしていくことも必要なことだと、真摯?に感じた次第。怠けてばかりでは、あきまへんねん。
line
12月18日(日)
 
 
大島花子さんと、岐阜市・じゅうろくてつめいギャラリーにて「岐阜まち物語」イベント出演。

 11時過ぎの新幹線に新横浜から乗り込んで、座席でくつろいでいたら、大島さんから、「ご無事ですか・・」「今どちらにいらっしゃいますか・・」という、何だか切迫した内容のメールが立て続けに入って来た。入り時間についての連絡が行き違っていた模様で、大島さんは、既に岐阜の現場に。何となく午後イチに着いてゆっくり準備、夕方ライブ、夜神奈川に戻る、という気持ちでいたのが、実際には、着いたとたんに本番開始、気持ち的には着いてまだそんなに時間も経ってないのに、夕方前には全て終了してしまった。

 会場は、もともと十六銀行の店舗だったというレトロな雰囲気のスペース。立ち見も出る超満員状態の中、最近随分息が合ってきた大島さんとのパフォーマンスを、今日もきっちり聞いていただくことが出来たと思う。

 余りにあっと言う間に終了してしまったので、岐阜のコメダ珈琲のシロノワールに挑戦するという大島さんを残し、取り敢えず名古屋へ。円頓寺のサンバタウンに顔を出して、しばらく世間?話をして、更に名古屋駅裏の飲み屋にて名古屋在住Sさんとつかの間、一杯やって、駅裏のマタハリで演奏中の佐藤芳明君の背中を拝んで、何となく納得して、しかる後にやっと帰路に就く。
line
12月17日(土)
 
 
六本木STBにて、鈴木重子 with コーコーヤ。

 鈴木さんとコーコーヤは、相性が良い。鈴木さんのレパートリーと歌は、コーコーヤの魅力を引き出してくれる。10月の大阪でのライブの時に、既にそれは感じたことだったが、今回、再びやって、確信出来た。
 
 普段のコーコーヤのライブの魅力は、想像するところ、演奏のスピード感にあるのではないかと思う。お姉様おふたりによる、畳みかけるようなメロディーの折り重なりに巻き込まれるような感覚、というのが、「ウリ」ではないかと思うのだ。

 一方鈴木さんとのコラボにおいては、ゆっくりした楽曲における二人のハーモニーの美しさが際だつ。自画自賛になってしまうけど、今日やった楽曲の中の、特にエドゥ・ロボの2曲「o circo mistico」や「beatriz」などは、自分で演奏しながら、その気持ちよさに随分酔うことが出来た。もちろん、お越しの皆様も酔われたことであろう。そうに違いない、と思う、のだが、どうでしたでしょうか・・。
line
12月16日(金)
 
 
柏、Studio WUUにて、照屋実穂さんとデュオライブ

 いつもはライブ前には、必ず一度はリハをするのだが、今回は、余りの忙しさに、ついにリハを入れる時間を取れず、ぶっつけ本番となった。

 全くやってない曲は流石にやめておいたが、数年前にやった曲を2曲。もう「キオクの彼方」となっていたが、改めて今の感覚でアレンジをして、当時の音源と比べてみたら、あ〜らフシギ、全然アプローチが変わっているではないか。で、どう聞いても、今回の方がずっとイイ。

 よく昔の演奏の音源を聞いてみて、なんだか今よりいいような気がするなあ、と思うことがあるのだが、技術体系でなく、「世界観」自体の変化は、やはり深い方向に進んで行くものらしい。これは、一種の「老人力」の高まりなのかもしれん。と考えると、嬉しいような嬉しくないような。
line
12月15日(木)
 
 
おおたか静流さんのレコーディングに、ショーロクラブで参加。

 ショーロクラブの「武満ソングス」のアルバムにおいての、大きな「成果」のひとつは、おおたか静流さんとの初共演の場となったことではなかったかと思う。

 おおたかさんとは、実はアルバムデビュー間もない頃に一度共演のハナシが持ち上がったことがあったのだが、当時は「未だ機、熟さず」で、実現しなかった。90年当時、おおたかさんは既に「大家」であり、残念だったのだが、それ以来、いつかご一緒出来れば、と願っていたのであった。

 本日は、おおたかさんのアルバムへのショーロクラブとしての参加、という形のレコーディング。2曲あったのだが、いずれも、「このメンバーでしか出来ない」深い世界に、短時間で到達。こちらが十分に力をつけてからの出会いとなったワケで、それはそれで良かったのかも。
line
12月13日(火)
 
 
青山プラッサオンゼにて、コーコーヤライブ

 今年も、既に「今年最後の」シリーズが始まっている。コーコーヤも、本日にて首都圏での単独ライブは終了。今年は春に「FREVO!」発売、パーシモンホールで満員のコンサート、夏にアニメサントラの発売、というおおきな流れがあり、いろいろな場所でもライブをやった。最近は、特に「風格」らしきものすら感じられるようになってきたではないか、と思うのだが、いかがか。

 あとは、25日(名古屋)26日(大阪)27日(浜松)と続く年末ツアーをやって、来年は1月に北陸。月末は、久しぶりに吉祥寺にてライブを。首都圏の皆様、1年間、ありがとうございました。
line
12月11日(日)
 
 
京都SOLE CAFEにて、畠山美由紀さんとデュオ。

 今年は畠山さんとは随分いろいろご一緒させていただいたが、今日で本年度の仕事は終了。歌謡曲ナイト、アンサリーさんとの「二人のルーツショー」、新譜「我が美しき故郷よ」のレコーディング、「気仙沼復活祭」への参加、などなど、印象に残る仕事満載であった。感謝。

 で、最後は、この夏(だっけ)にもやらせていただいたSOLE CAFEでのライブ。たった数ヶ月ぶりだったのだが、二人のコンビネーションは、明らかに進歩していた。いつも言うことだが、デュオは「場数」が大事。相性さえ良ければ、場数を重ねれば重ねる程に、お互いの細かい息づかいを感知出来るようになる。この「流れ」が起動し始めると、演奏家として実に「オイシイ」所に、手をかけることが出来るのだ。畠山さんとのコラボ、来年も楽しみです。
1323709935.jpeg

line
12月10日(土)
 
 
畠山美由紀さんと、近畿大学医学部付属病院がんセンターのクリスマスコンサート出演。

 畠山さんの、もろもろの個人的ご縁から、近大のがんセンターの恒例クリスマスコンサートに出演させていただいた。お医者さん、看護師のみなさんだけでなく、入院患者や外来の方々など、高齢層を中心に、いろいろな年齢層のお客さんの前でのライブ。
 レパートリーについては、楽屋でも二人でいろいろ考えたのだが、実際にお客さんの前に立った畠山さん、「この曲は違うかも」と直感して。何曲かレパートリーを変更。こういう「客前センサー」が働くということ、そして、それに従っていろいろなレパートリーの差し替えが実際に出来る、ということは、とても大事なこと、と改めて実感。

 そして、打ち上げの席で隣に座られた先生は、何と小学校中学校の1年先輩であることが発覚。僕の母校は神戸大学の付属住吉小学校中学校という、1学年に130人前後しかいなくて、同学年のほぼ全員と、前後の学年のうちの少なからぬ人数の名前がわかる、という、阪神間の学校の中ではちょっと特別な所。いきなりキオクの彼方にある同級生達の名前が飛び出してきて、フシギな気分になった。コデラ君、アダチ君、オカモト君、スガセ君、みんな元気でやってるかなぁ。
1323529233.jpeg

line
12月7日(水)
 
 

スタジオワーク二日目

 場所を変えて、高津ハピネススタジオで。最近、サントラ関係の制作をすると、どうも、苦手なのにギターソロの曲を作ってしまう傾向があるのだが、今回も、苦手なソロを1曲。更に、渡辺亮君とのデュオで2曲。いいのだろうか。

 夕方に秋岡欧に来てもらって、怪しい曲を1曲。お題は「エジプト」なのだが、作ってみれば、「なんだかブラジル北東部なのにウエスタン」になった。知〜ら〜ん〜。

 今回は、歌モノでないだけでなく、ショーロクラブでもコーコーヤでもないところの、純粋なインスト音楽の制作、ということで、いつもながら」ではない作風のものも、何曲か作ることが出来た。貴重な経験が出来たと思う。

 録りが思いの外早く終了し、関西から参加のスタッフに昨日参加してくれたコモブチ君鬼武さんも加わって、いつ以来かわからない「飲み会」らしい飲み会を。実に久しぶりに、一息つくことが出来た。明日のTDで、終了。
1323341438.jpeg 疲れた。

1323341439.jpeg 喝が入る。

line
12月6日(火)
 
 
 本日から、BG-DVDのBGM制作のスタジオワーク。先月後半以来、スケジュールの合間を縫って作曲・アレンジをやっていたのだが、この無茶苦茶なスケジュール・体調の中、アルバム1曲分を書き下ろす自分自身に、少し呆れるのであった。オレ、えらい。

 今回のDVDは、5月に鹿児島〜高知〜大阪〜名古屋〜東京〜仙台で観測される「金環食」にちなんで、過去の世界中で観測された金環食の映像を、各地の風景も交えて見易い形に仕立てたもの。「音楽が大変重要なポイント」とのプロデューサーOさんのお言葉があり、しかしながら映像は音楽制作に間に合わず、どうしたものか、と、結構悩んでいたのであった。

 今日は、前にコーコーヤの「FREVO」を録った藤沢のスタジオにて、鬼武みゆきさんのピアノとのセッションを中心に、いきなり8曲レコーディング。最初にコモブチキイチロウ君、渡辺亮君と4人で3曲。秋岡欧に来てもらって、ゴンチチ風?デュオ1曲、ゆったりしたショーロ風のデュオ1曲を挟んで、今回、いつもと違う作り方で作ったグチャグチャ系の曲を、全員で何とか仕上げる。夕食後、鬼武さんとのデュオ1曲、鬼武さんのソロ1曲で終了。疲労最高潮の中、1曲1曲が納得の行くレコーディングになり、一安心。
1323342119.jpeg

line
12月5日(月)
 
 

12/17六本木STB・鈴木重子 with コーコーヤのリハ

 難曲、難アレンジ(誰がやってん。)の数々だが、前回の大阪公演の時に十分な準備を積んだ「貯金」が、まだ残っていた模様。新たにやる数曲のクリスマスソングも含め、スムーズなリハでした。
line
12月4日(日)
 
 
川崎市「サンピアンかわさき」にて、イベント「九ちゃんのまち、音楽のまち かわさき」に、大島花子さんのサポートで参加

 朝6時半過ぎ発の電車に乗って、北陸本線→上越新幹線→東海道線と乗り継ぎ、昼イチに川崎到着。
 川崎は坂本九さんの生まれ育った街、ということでの無料のイベントなのだそうだが、こういうことは、是非続けてもらいたい。

 最近はやりの、自治体文化事業の削減は、当面は衣食住に影響を与えないかもしれないけれど、長期的には、住民の「民度」を下げる結果をもたらすのではないか。民度が下がる、ということは、イヤラシイ言い方をすれば、人々の生産活動の質の低下にも直結するのではないか。てなことを考えるに、単に「贅沢を削る」というハナシでは済まないかも。よっぽど慎重に考えた方がいいのではないか。知〜ら〜ん〜。
1323341054.jpeg 早朝の福野駅

1323341055.jpeg

line
12月3日(土)
 
 
南砺市ヘリオスにて、畠山美由紀+naomi&goroコンサート

 ヘリオスは、これで4回目なのだが、naomi&goro との共演は初めて。naomiさんとはお会いするのも初めてだったりする。なので、naomi&goro をゆっくり見せてもらいたかったのだが、「お疲れモード」解消出来ず、空いた時間をホテルで寝て過ごす。寝ると復活するのだが、しばらくするとまたダメになる。予想どおり、ヨレヨレの12月になってしまった模様。
 演奏は、恙なく終了したが、明日がまた早朝出発なので、泣く泣く、「日本で3本の指に入る」居酒屋での打ち上げ、不参加。
1323342717.jpeg

line
12月2日(金)
 
 

 重症の「お疲れモード」の中、chieさん宅にて、12/21プラッサオンゼでのデュオのリハ。最近、純粋にブラジルの曲ばかりでライブをやるのは、吉田慶子さんとの時だけなので、久しぶりに「違うアプローチ」でのブラジル音楽は、なかなか新鮮に感じる。
 夕方終了後、羽田から空路富山へ。富山から更に1時間ほどバスに揺られて、南砺市に10時過ぎに到着。普段ならば、この「日本酒の本場」に来て酒も飲まずに寝ることはあり得ないが、この度だけは、体調重視で、ホテル直行。
line