2012年4月の日記:[以前の日記]
 
 
4月26日(木)
 
 
青山、プラッサオンゼにてコーコーヤライブ

 ここのところ、プラッサオンゼでのコーコーヤライブは満員続きで、ちょっとカンチガイしてしまいそな程だが、今日も、おかげさまで、満員の盛況。去年のアタマにアルバム「FREVO」を出して以来、小まめにライブを続けて来たコーコーヤであるが、これで、ライブブッキングはしばらくお休みして(来る仕事は拒まず)、新作アルバム制作に向けて作曲作業へ。秋ぐらいまでに、アルバムが出来ていることを、取り敢えず祈ろう。
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4月25日(水)
 
 
青山プラッサオンゼにて吉田慶子ライブ

2月のパーシモンホールでのコンサート以来の、吉田さんとのデュオ。吉田さんも僕も、「自分から動く」ということをあまりしないタイプなので、ふと気づくと、一緒にやらないまま時間がえらく経ってしまうことが多い。「もう少しやりましょうよ」という話をして別れたのだが、きっとまたそのまま時間が経ってしまうのだ。
全国のライブハウス、カフェ、主催者の皆様、このデュオに活動の機会を与えたまえ。
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4月22日(日)
 
 
知念の「カフェくるくま」にて、桑江知子さんライブ


 知念半島にある「くるくま」は、知る人ぞ知るハーブレストラン(つうか、タイ料理ですね、ほぼ)であるが、実は10年以上前、このお店がオープンして間もない頃に、EPOさんと、多分オープン記念イベントの一環(違ったかもしれない)として、ライブに呼んでいただいたことがあった。その時にここで食べさせていただいた時に、その味と量と風景に感銘を受け、以来年に2度3度と訪れるようになった。

 桑江さんは桑江さんで、何度もこのお店を訪れるうちに、是非ここでライブをしたい、と思うようになり、彼女が10年続けている沖縄ディープ観光ツアー「ちむぐすいツアー」の一環として、ここでのライブを織り込むことに成功、この度、ついに念願かなったのであった。

 高台にあるお店の敷地から見下ろす南の海は、まさに「絶景」。晴れた日などは、お客さんが詰めかけていて1時間待ちになることもあるが、その間、広いお庭で海を眺めながらゴロゴロしつつ過ごすのも、楽しみのひとつである。

 ところが今日は、昨夜から続く雨。天気予報によれば、午後から少しずつ改善する、とのことだったが、その気持ちの良いお庭に野外ステージを設置するか、屋内にステージを設置するかの最終判断は3時までにはつけないといけない。鬼気迫る表情?で、まだ時折小雨の降る空を見上げる桑江さん・・・。

結局、3時時点では、まだ小雨がぱらついていたのだが、一か八かでゴーサインを出したところ、日暮れ頃には青空が覗くようになり、ライブが進んだ頃には星空に・・。古謝美佐子さんの飛び入り参加や、怪しい「舞踏おばさん」と古謝さんとの対決?もあったりして、「ちむぐすいツアー」最終回を飾るに相応しい?楽しいライブとなった。
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4月21日(土)
 
 
移動、白石→那覇

 白石から羽田を経由して、夕方に那覇へ。一足先に那覇のおうちに帰宅していたEPOさんご夫妻と誘い合わせて、市場近くの、昼は鮮魚店なのに夜は居酒屋にヘンシンするという「××鮮魚店」に。
 ネタはもちろん、お酒も泡盛だけでなくワインなどもバッチリな所で、もう何年も那覇に通っているのに、まだまだ知らないことが多いのだ、と、再認識。
 その後は、某屋上バーに寄って、更に50過ぎの三人組には許されざる所業と知りつつ深夜にラーメン食って、記憶をとぎれさせつつホテルに戻る。
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4月20日(金)
 
 
えずこホール(仙南芸術文化センター)にて、イベント出演。

 白石のカフェミルトン企画による、ホール主催のイベント。二日間にわたって、昼夜に別れて、いろいろなメンバーが出演。我々(EPO × 坂本サトル with 渡辺亮、笹子)は、初日の夜の部の出演。他に、2日目のメンバーであるリクオさんも飛び入り。

 EPOさんのセットについては、ここのところEPOさんは、ユニット「アクアノーム」のための新曲の制作にかかっていて、今晩も、いきなり3曲の新曲が登場。お昼のリハで、初めて合わせてみたのだが、いきなり「初めて」とは思えない境地に到達。我ながら、たいしたものだとカンシン。

 終了後、夜中の12時からミルトンにて打ち上げ。ミルトンは震災後に一度お見舞いに訪れて以来である。昨夜は1時間しか寝ていず、明日も5時から仕込み、というミルトン夫婦に気を遣って、早々と?2時に打ち上げ終了。
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掟破りのダブルアタック。カレーとフェイジョアーダ。
久々に、もう食えん、と言う程に、でんぷん食った。

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4月18日(水)
 
 
吉祥寺キチムにて、おおはた雄一「キチムの12ヶ月」にゲスト出演

 おおはた雄一さんの「キチムの12ヶ月」なる月イチ企画のゲストとして、畠山さんと一緒に出演。畠山さんとのデュオ、おおはたさんとのトリオ、おおはたさんとのデュオ、と、いろいろ変化のある、楽しいライブになった。

 ちなみに、おおはたさんとは、ステージ服を選ぶのがキライ、という、大きな共通点があり、本日も楽屋で、「服なんかっ、服なんかっ」と、二人で盛り上がったのであったが、「おおはたさんはそれでもカッコイイけど、ササゴさんは××」という天の声が聞こえてきたりもする。

 月イチ企画と言えば、かつて「月刊ショーロクラブ」なる月イチ企画をやって、一ヶ月やる毎にお客さんの数が2割ずつ減る、という苦い経験をしたことがあるのだが、おおはたさんは人気ものなので、そういうことはなさそうである。
1335005677.jpeg キチムが原田郁子さんの店とも知らずに出演してしまったワタシなのであった。。

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4月17日(火)
 
 
高木正勝レコーディング、畠山美由紀 おおはた雄一リハ

 高木さんとは、共通の関係者が存在していて、今回はそのご縁で、ショーロクラブでの、高木さん制作のサントラのレコーディングのお手伝い。
 ピアニストは理論派が多いのだが、高木さんは典型的な「感覚派」。ピアノで感覚的に作られたものを弦楽器アンサンブルに「感覚的に」変換する作業をすることになり、それはなかなか大変な作業なのであって、1曲に4時間半かけた、というのは、ショーロクラブ史上の記録?に残る。
 しかしながら、同じ「感覚派」として、彼の見ている世界を弦で再構成する作業は、なかなかやり甲斐のあるものでありました。

 終了後、スタジオを移って、おおはたさん、畠山さんとリハ。今回のリハは、直接には明日のキチムライブのためのリハだったのだが、このメンバーでは6月7月にツアーを行うことが決まっていて、3人で何が出来るかについての「試金石」という面もあった。
 リハをしての予感としては、想像以上におもしろい、刺激のある内容になりそう。同時に、僕自身にとっていろいろ勉強にもなる、お得?なツアーになりそう。今まで人に見せたことの無かった面を、或る程度出せるようになれたらいいなあ、と思うのだが。
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4月14日(土)
 
 
福岡承天寺にて、畠山美由紀さんのデュオライブ

 博多の臨済宗のお寺、承天寺にて、畠山さんとのデュオライブ。鎌倉時代の創建、開山のお坊さんが宋から麺類の作り方を伝えたとのことで、うどん、ソバ、饅頭発祥の地であり、その他、博多祇園山笠の発祥の地でもあるという、なにやらニギヤカなプロフィールを持つお寺だが、今は美しいお庭のある、市街地とは思えない落ち着いたたたずまいを持つ。

 その枯山水のお庭をバックに、ステージがしつらえられていて、日が暮れると青いイルミネーションでお庭が照らされて、大変幻想的な見映えとなった(のだと思う。僕はステージにいるので、見れない。)

 演奏は、ライブの最初の一小節と次の一小節を思いっきり間違える、という波乱な出だしとなったが(すいませんでした)、その後は気持ち良く演奏することが出来た。最近は、畠山さんとの息の合わせ方も、なかなかスゴイところに達しつつある、という自覚が。
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4月13日(金)
 
 
照屋実穂レコーディング

 藤沢のスタジオにて、照屋実穂さんのレコーディング。照屋さんとは、彼女のデビューアルバムで数曲演奏をして以来のおつきあい。彼女は、一時コンディションを崩していたのだが、徐々に「復帰中」で、その間、引き続きいろいろお手伝いをしている。
 彼女のデビュー盤に収録された「フラガール」でご縁のあるスパリゾートハワイアンズ(ずっと「常磐ハワイアンセンター」というのだと思っていたら、とうの昔に改名)のあるいわき市に、震災後に彼女が作った被災地に向けた曲を届けるために、その曲と、「フラガール」の別ヴァージョンを録音する、というのが、今回の趣旨。僕は「フラガール」の方のアレンジと演奏(メンバーは、コモブチキイチロウ、スティーヴ・サックス、岡部洋一)を担当。
 「復帰第一作」ということで、何かと気を遣う状況だったが、照屋さん、がんばりました。6月には出るそうですので、是非聞いてください。
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4月11日(水)
 
 
「忘備録」

 月末に引っ越しをして、そのあと某仕事で船に乗って香港に行きました。船ではインターネットが不自由で、ネット閲覧10分1000円、メール送受信一本200円、という、「絶対出来ん」状況で、それをいいことに、もとい、心苦しくはあったのですが、ダイアリーの更新が出来ないままだったのでした。その後も、大混乱中の新居に取り敢えず自分の生活圏を確保し、それを少しずつ広げながら、仕事をしている状況です。(ので、小まめな更新、まだしばらく出来まへん。)

あったことだけ、羅列しておきます。

4/2 乗船
4/3 大嵐(風速25メートル)の海上を漂う。
4/7 香港上陸。中華の嵐。足裏マッサージで悶絶。
4/8 出発時間ぎりぎりまで新居にて使用予定の「中華鍋」を探して香港中走り回るも、気に入った物みつからず。
4/9 11日プラッサオンゼのリハ。MAKOちゃんとも、ショーロクラブとも、久しぶり。
4/10 照屋実穂さんとのレコーディング用のリハを皮切りに、5カ所の雑用をモザイクみたく当て嵌めて、一日中走り回る。疲労爆発。
4/11 プラッサオンゼにて、MAKO+ショーロクラブ。全然ブラジルじゃないショーロクラブと、妙にブラジルな今日のショーロクラブと、ブラジルそのもののMAKOの取り合わせ。ワンナイトマッチとしては、よろしかったのではないか、と。
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4月2日(月)
 
 
引っ越しと仕事のサンドイッチ攻撃で、全然更新できませんでした。以下、例によっての「忘備録」です。ちなみに、今日からしばらくは「雲隠れ」します。悪しからず、ご了承を。

3月26日
代官山 「晴れたら空に豆まいて 」にて、NUUさんとデュオ

NUUさんとデュオをやるようになった当初は、こういう、数人のアーティストが30分ぐらいずつ演奏するようなタイプのライブハウスイベントによく出演したものだった。しばらくブランクがあって、去年ぐらいからまた少しずつライブをやっているが、まだ「試運転感」が抜けきらないカンジ。とは言え、数曲やっているうちに、「本調子」に戻るのです。

28日
ブルーノート名古屋にて、鈴木重子 with コーコーヤ

 去年秋以降、断続的にこのメンバーでやっているが、すっかり「長くやってる」気分に。実はこの日の朝に自宅の引っ越しがあって、前日からずっと立ち働いて朝を迎えてそのまま名古屋にやってきたのであったが、演奏には、キッチリ集中することが出来た。我ながらたいしたものである。な〜んてね。

30日
畠山美由紀さんのお手伝いでFM yokohama「ソラノヲト」出演。

「我が美しき故郷よ」のリリーズ前後から続くプロモーションのお手伝い。最初は伴奏だけの予定だったのだが、「せっかく来ていただいているのなら」ということで、トークにも参加。昔はラジオでしゃべるのは苦手だったが、最近はペラペラペラとしゃべることが出来る。随分いいかげんな性格になったもんである。(on air は5/18)

 その後、4/14福岡「Acoustic Night in 承天寺」のためのリハへ。

ちなみに、畠山さんの東京近辺でのコンサートは以下。メンバーはいずれも、織原君、黒川さんとのトリオ。詳細はスケジュールページにて。

5/6川崎アルテリオ小劇場「映画音楽ナイト」
5/18モーションブルー横浜「春の宴」
5/15六本木STB「春の宴」

31日
町田市「さくらんぼホール」にて、NUUコンサート

『桜の下で 歌って笑って NUUライブ』なるタイトルのコンサート。渡辺亮君と3人で。お客さんは若い親子連れがいっぱい。沢山のオトナを泣かせ、うじゃうじゃいる幼児とりこにする。NUU強し。コンビネーションも、今日で完璧に戻ったかな。

4月1日
小田原のショッピングモールにて、EPOさんのインストアイベント。

絵本「光になった馬」のプロモーションイベント。実はこの本は結構売れているのだが、関係者の「目標」は、その百倍ぐらいの部数を売ることにある。なかなかオソロシイはなしなのだが、この人達ならやるかも、と思わせる程に熱意のあるところが、また凄い。終了後、横浜中華街にて会食。ごちそうさま〜。
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