2012年5月の日記:[以前の日記]
 
 
5月10日(木)
 
 
畠山美由紀、「春の宴」リハ。

 5/18(モーションブルー・ヨコハマ)5/25(六本木STB)の畠山さんのコンサート、スペシャルゲスト、おおはた雄一さんも参加してのリハ。
 
 思えば、ジョニ・ミッチェル・ナイト、歌謡曲ナイト、映画音楽ナイト、ルーツライブ、グロリアチャペル・ライブ、そして新譜「わが美しき故郷よ」への参加と、この1年半足らずの間に、随分いろいろなレパートリーを演奏してきたワケだが、今回の「春の宴」は、それらの「ベスト盤」みたいな内容になる模様。
 
 同時に、おおはたさんが参加する、という部分においては、6月〜7月のおおはたさんを交えたツアーへの「導入」ともなるかも。

 それからインフォメーションがひとつ。先日、5月1日のテレビ出演のON AIRの詳細が発表されてます。収録内容は現場で確認出来たが、なかなかのものでしたよ。
5/12(土 )フジテレビ系列「MUSIC FAIR」 18:00〜18:30
1336660009.jpeg

line
5月9日(水)
 
 
恵比寿・アートカフェフレンズにて、大島花子ライブ

 実は昨夜、2時間余りの間に9曲を録る、という、結構「修行」的デモ音源レコーディングを二人でしたのであったが、このことが、今宵の「デキ」に、相当良い影響をもたらした。一昨年の秋から数えて8回目のライブは、いろいろ問題はあったけど、全体としては、多分今までで一番いい内容だったのではないか、と思う。
 今までも、当然直前にリハをしてきたのだが、「本番」で集中力を発揮しつつ演奏することから学ぶものは、リハでは到底得られないほど大きい、という、我々にとっての「常識」を、今更ながらに実感した次第。
 大島さんのプロジェクトは、いろいろなことが静かに進行しつつあり、今後が楽しみ。
1336663237.jpeg 致命的マチガイが。

1336663238.jpeg

line
5月6日(日)
 
 
川崎アルテリオ小劇場にて、畠山美由紀・映画音楽ナイト

 アルテリオ小劇場での畠山さん、3回めの企画ライブのお題は「映画音楽」。

「映画音楽」と言えば名曲揃いなワケで、これは簡単、と思っていたが、よおく考えて見ると、それら名曲を並べただけでは、「スタンダードミュージック・ナイト」となってしまいかねないワケであり、また「名曲」というのは、結構「触りづらい」ものであることも、今回理解したのであって、もろもろ、結構苦労したのであった。

 マリリン・モンローや寅さんを加えてバラエティの幅を広げるなど、いろいろ工夫をしてみたのだが、基本は、スタンダードをシャキっと歌える畠山さんの歌唱力に、全面依存、な夜だったかも。
line
5月4日(金)
 
 
広島オリエンタルホテルにて、アン・サリー、おおたか静流、おおはた雄一、沢知恵、tamamix、松平敬の6名ををゲストに、ショーロクラブ「武満ソングス」コンサート

 昨夜、ギターケースを縦に落としてしまい、その時は気づかなかったのだが、今朝確認すると、ちょっとよろしくないヒビが入っていた。いやだなあ、と思いつつ会場に着いて再確認したところ、そのヒビは、明らかに広がっている。さて、コンサートが終了するまで保つだろうか、あるいは本番ど真ん中で、いきなりバリバリと裂けたりするのでは、と、脂汗を流しつつ悪い想像を廻らしていたら、今度は、レンタルした沢田さんのベースが、そのままでは使えないことが判明。そういうワケで、リハもロクに出来ない状態の中、時間は刻々と過ぎていく。

 更に、やっとレンタルした別のコントラバスを調整していたら、根柱(コントラバスの中の構造物)が倒れ、応急修復不可能に(本番5分前)。流石のショーロクラブも、コントラバスとギターが無ければ、ショーロクラブにならない。出演者全員顔面蒼白の中「とっ、とり敢えず僕が前座しましょうか?」と、有り難い申し出をしてくれるおおはた君。(その時点で開演予定時間15分経過)

 開演予定時間を20分過ぎたあたりで、あああこれ以上お客様を待たせられないっ、と、取り敢えず秋岡先生と僕とで、急遽「DUO」復活して、最初の1曲を演奏したところで、最初のコントラバスとふたつめのコントラバスのパーツを合成したコントラバスを抱えて、沢田さん登場。一転、何とか「平常運転」に漕ぎ着けることが出来たのであった。
 
 で、こういうハプニングがあった時というのは、かえってテンションが上がっていい演奏になることが多いのだが、今日も、リハもロクに出来なかったとは思えないような、質の高い演奏。途中、tamamixの歌詞飛び騒動やら、沢さんと松平さんの予定外同級生デュエットなどもあり、有り難くも鳴り止まぬ拍手に送られて、ステージを降りることが出来たのであった・・・。

 ちなみにこの「武満ソングス」コンサート、今後も続くそうで、来年にかけて、既にいくつか話が進んでいる、とのこと。あなたの街でも「武満ソングス」つうことで、ひとつ今後ともよろしくお願いします・・・。
1336228161.jpeg ベースが無いので、ギター弾いてる。(リハです。)

1336228162.jpeg そしておじさんは深夜にスイーツをむさぼり食うのであった。

1336228163.jpeg

line
5月2日(水)
 
 
畠山美由紀「映画音楽ナイト」最終リハ

 5/6のアルテリオ小劇場での畠山さんのライブシリーズ、今回の「お題」は映画音楽。名曲揃いの映画音楽だから、結構簡単にいくだろう、と思ってアレンジに望んだのだが、これが意外とクセモノだった。凄くいい曲か、意外と「保たない」曲か、どちらかが多いのである。例えて言えば「大美人」か「ふつうの顔にパターンに沿った化粧を施したような顔」の、どちらかの割合が、なんだかやたら高いのだ。

 「大美人」はそのまま出すしか無く、「普通顔」の曲は工夫をしても「意外性」が余り出ない。そんなワケで、選曲、アレンジともに、結構苦労をした。その甲斐があったのかどうか、5/6に結果が出る。やる側、作った側としては、楽しみ半分、不安半分、だ。どんなことになりますやら。
line
5月1日(火)
 
 
某民放長寿音楽番組に、畠山さんのグループで出演。

 まだ正式発表前とのことで番組名は言えないが、そう言えばこの番組、10年程前に平良とみおばぁとショーロクラブで出演したことがあったなぁ。テレビ出演は、僕の最も苦手とするジャンルの仕事であることは、再三再四訴えてきたが、やる時はやるしかない。

 しかしながら、僕らのようなジャンルの音楽をやっていると、そもそもテレビ(特に地上波)の仕事など滅多に無いことなのであって、一緒に出演した織原君、黒川さんも「廊下でダレソレとすれ違った」みたいな話で盛り上がっていた。

 おかげさまで、カメリハも本番も、殆ど問題も起きず、するすると終了。放送日については、追ってお知らせします。
1336228589.jpeg

1336228590.jpeg

1336228591.jpeg

line