2012年11月の日記:[以前の日記]
 
 
11月29日(木)
 
 
吉祥寺スターパインズカフェにて、照屋実穂さんと「朝ライブ」

 朝のすがすがしい空を背に、地下のスターパインズカフェに。こんな時間にこんな所でライブ、やりますか?と独り言ちつつ。本日は、武蔵野市の育児支援イベントで、育児中のお母さんのための、託児付きライブである。つまりスターパインズのライブではなくて、スタパを会場として借りた、市のイベント、である。

 実際、子供が出来てしまうと、ライブから遠ざからざるを得ない、という、音楽好きの女性は、少なくない、ということは、僕も常々実感している。赤ちゃんがいてはライブに行けないのはもちろん、小学生あたりでも、なかなか夜の時間を空けることは難しいし、ようやく夜に比較的自由に出かけられる状態になった時は、既にライブに行く、という習慣が無くなっている、というのは、普通に見かける「流れ」であって、それは、演奏する側にとっても見る側にとっても、とても残念なこと。そういう意味では、この企画、とても世のニーズに合致したもの、と言える。

 実際に、ぎっしり集まってくださったお客様の、ライブに対するモチベーションの高さは、「夜のライブ」以上だった。照屋さんも、「久しぶりにいつまでも歌っていたい、と思いました」と言っていたけど、それは、ある意味、お客様(全員女性、というのも、なかなか迫力が。)の「見る気」のおかげもあったかも。ちなみに、この企画は、武蔵野市の生涯学習スポーツ課というところで、半年に一度のペースでやっているそうです。私、珍しく売り込みしときましたので、またお目にかかる機会もあるかも。(無いかも。)
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11月28日(水)
 
 

月明け、大きめライブふたつ

昨日今日と、12月1日原宿クエストホール、EPOアクアノームの最終リハ。なんだか凄いものが出来上がりつつある。今回は、「ヴォイスボランティア」なる、当日のお客さんの中から有志を募って、事前にコーラスのためのリハを施す、という、前代未聞の試みがあり、既に9月から数度にわたって、バンドメンバーのリハとは別に、実際にリハを重ねて来ている。このコラボがうまく機能すれば、「感動の音空間」が完成することになる。いや、僕も、実際にやってないと、どんな具合かわからないのだけど、今までのライブとは異質の期待感がある。楽しみだな〜。
 
 で、一日置いて3日には、六本木 スイートベイジルSTB139にて遊佐未森 & 鈴木重子 〜 Sing-a-ring Forest 〜。こちらは、既に大阪ビルボードライブにて「試運転」済み。凄腕アコーディオン、佐藤芳明君と僕とで、こちらは一点、ほんわかと楽しい鈴木さんと遊佐さんの「振り付けアリ」のデュオ(それも、ある意味大変珍しい!)。こちらは既に一回やっているので「何が起こるかわからない」どころではなく、内容は知悉しているので、安心して臨むことが出来る。お席は、まだ少しだけある模様です。
1354144696.jpeg お待ちしてまぁ〜すっ。

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11月25日(日)
 
 

大島花子さんと、岐阜市・じゅうろくてつめいギャラリーにて「岐阜まち物語」イベント出演。

 このイベントは、去年の12月にも同じく大島花子さんと出演しており、前回は、入り時間の間違いから、到着即本番、みたいなカンジで、殆ど余裕もなかったのだが、今回は、ちゃんと予定時間に入ることが出来、リハもちゃんとやって、余裕を持って本番に臨むことが出来た。

 前回のダイアリーを見ると、「最近随分息が合ってきた大島さんとのパフォーマンスを、今日もきっちり聞いていただくことが出来た」と書いているが、あれから1年、大島さんとのコンビネーションは、更に進化、もうどこにでも出せるところまで来たかな、と、思う。あとは自分の演奏の問題、かも・・・。

 で、去年のダイアリーによれば、そのまま大島さんはコメダ珈琲へ、僕は名古屋に立ち寄って飲んで帰ったのだったが、今年もデジャヴーじゃないかと思う程に、同じ行動を。僕は名古屋で友人達とワインとベトナム料理をしこたま飲み食いしてから帰り、花子さんはコメダ珈琲でウインナー珈琲を飲んだ帰り、満員の新幹線のデッキで、楽屋から盗んで、もとい、いただいてきた20本のペットボトルの入ったキャリーバックに座って過ごされたもよう。
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11月23日(金)
 
 
 帰宅して家に荷物を置いてから、某レコーディングの打ち合わせに。これはいろいろなヒトの参加するアルバムで、この日はちょうど桑江知子さんの歌入れの日だったのだが、今回の僕の「担当」は、大島花子さんなのであった。
 時期、内容について話し合って、スタジオをあとに。お約束していた居酒屋にて、何故かゲレン大島さんと飲んだくれて終了。
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11月22日(木)
 
 
福島、Tea & Bar MAGIE NOIR にて比屋定篤子デュオ

 もう10年以上に渡ってお世話になっているKさん(旧姓Rさん)に今回もお世話になっての、マジ・ノワールでの久しぶりのライブ。Kさんには、震災以降も何度かお世話になっていて、僕にとっては、福島の様子を知るための「情報源」でもある。地元でがんばっておられる方の「生」のお話は、東京でニュースを見たり書かれたものを読んだりすることとは随分イメージが違っていて、「実感」がある。

 とは言え、福島の市街も、見た限りでは平和で賑わっているカンジ。「初物」であるにもかかわらずお客様にもちゃんと来ていただくことが出来、比屋定さんの魅力を味わっていただけたと思う。これにて、今回の4連ちゃんツアー終了。年内、比屋定さんとは、年末28日の那覇リウボウホールコンサートを残すのみ。
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11月21日(水)
 
 
盛岡、岩手県公会堂21号室にて、比屋定篤子デュオ

「21号室」という名前がなかなか怪しげで良いのだが、ここは、公会堂のレストランだった部屋で、実はレトロな雰囲気の漂うオシャレな空間である。僕は、昨秋のコーコーヤの時以来、二度目の出演。

 比屋定さんは、たぶん仙台以北で歌うのは初めて。cartaのKさんに、是非聞いていただきたい、と、前に来た時にゴリゴリとお願いしていたので、お世話していただいたのだが、何せ比屋定さんにはご縁の無い土地なので、集客など、いろいろ大変だったのではないか、と思う。Kさんや、集まっていただいたお客様には、改めて感謝感激雨霰。とは言え、演奏ではちゃんと「お返し」は出来た、と、強気で言っておきたい。次の機会に繋がれば、と思う。

 盛岡は、昨秋のコーコーヤ、この春の畠山美由紀+おおはた雄一に続き、約1年の間に3度もお世話になり、すっかり馴染み深い場所となった。食べ物もおいしいし、親しい人たちも出来た。早くも「また行きたい」と思う。
1353901636.jpeg 公会堂は、多分通算4回目ぐらい。

1353901637.jpeg 盛岡はいい感じに紅葉中。

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11月20日(火)
 
 
宮城、白石カフェミルトンにて、比屋定篤子デュオ

 ミルトンでライブをやるのは、実に久しぶり。一番最近でも震災よりも前で、ある時期までダントツの出演回数を誇っていた僕としては、大変不本意であるのだが、来ればもちろん変わらず暖かく迎えてくれる。古い友人と時を過ごすのは、トシとってくると、やっぱり快適だわ。
 
 お店自体は震災の少し後にお見舞いに行ったり、ミルトンがプロデュースしたコンサートに出演してそのままミルトンで打ち上げをしたり、と、その後も1年に一度は立ち寄っているので、震災からの復旧の具合も「定点観測」のように、見ている。このあたりは特に「地震被害」の大きかったところだが、やっとこさ、道路などの復旧工事が進みつつある、というカンジで、阪神の震災の時と比べても、随分「遅い」印象を持った。

 比屋定さんがここでライブをやるのも7年ぶりだとかで、店の壁には、今よりは若干若々しい?彼女の写真が、サインとともに、まだピン止めされていた。

 東北ツアーの「初日」だったワケだが、演奏は全く「普段着」のままに進行。比屋定さんとのコンビネーションは、本当に「イイ所」に来ていることを、毎回のように実感する。終了後は、久しぶりに現地メンバーとショーロなども演奏。ハコバン時代からの友人B君の作る料理と美酒をいただきつつ、ゆっくりハナシも出来て、余は満足であった。
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11月19日(月)
 
 

プラッサオンゼ30+1イベントに、比屋定篤子デュオwithTOKUで出演

 TOKUさんとは、この夏の軽井沢ジャズフェスで、初めてゆっくりおしゃべりをして、比屋定さんの古い友人であり、比屋定さんの「ファン」であることを知った。な〜んだ、それならどっかで一緒にやりましょうよ、というハナシをして別れたのが、今日のゲスト出演につながった。

 比屋定さんとは、もう15年も、ほぼ常にデュオで一緒に活動してきた。そしてこれは二人の共通の実感なのだが、我々は、今も日々「進化」している(ような気が)。また、我々の楽曲は、大層難しい。ずっと一緒にやっているので、自分達の曲が難しい、という認識は、初めはあったとしても、もう忘れてしまっている。そんな楽曲をそんなコンビネーションでやっているので、そこに初めて入るTOKUさんは、実は大変だったのではないか、と思うのだが、本番では、「オイシイ」場面がふんだんにあった。さすがTOKUさん。

 終了後、このまま終わるのはもったいないねえ、数カ所でもツアーで来たらコンビネーションはぐっと良くなること間違いなしだよねえ、とハナシをしたのだが、誰か、そういう企画、してくれない?
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11月18日(日)
 
 
日比谷公園にて「土と平和の祭典」に、アン・サリーさんとのデュオで出演

 リハの時間も取れず、演奏時間も短めだったので、朝9時半に日比谷公園で待ち合わせて、公演のベンチで「即席リハ」。アン・サリーさんが朝の光を浴びつつ日比谷公園のベンチで歌を歌ってる、というのも、ある意味シュールな光景なのであった。

 アンさんとは夏の名古屋以来だったけど、相変わらず「よく合う」。まるで毎日一緒に演奏しているかのように、お互いの呼吸を感知できる。いつもそうなのだが、終わった後、とてもいいコトをした気分になれるのである。来年も、またどこかで、是非。
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11月16日(金)
 
 

プラッサオンゼ30+1イベントに、ショーロクラブwith 佐藤芳明で出演

 2日前に店からの情報で「予約10名」と聞いた時はおおいにあせり、メンバー総出でFBやツイッターなどでつぶやきまくり、何とか沢山のお客様に来ていただくことが出来た・・・。最近このパターンが多い。いけないことです。

 というような、ダイアリーで言うべきでないことはこのくらいにしておいて、佐藤芳明君との共演は、なかなか楽しかった。普段やらない(やれない)アッパー系の曲も、佐藤君が入ることによって演奏可能となる。それらの曲は、多くの場合沢田穣治の曲なのであって、はっきり言って、難易度が大変高く、まあ、「こんなん、やってられん」ような曲の数々なのであるが、「チャレンジャー」である佐藤君は、「僕が入るとなると、みんな難しい曲ばかり当ててくる」とブツブツ文句を言いつつも、これらを楽々こなしてくれる。

 普段滅多にやらない曲ばかりなので、実は僕らにとっても「新曲」に近いものもあったりするのだが、佐藤君ともども、「いい汗」かかせてもらいました。これにて今年のショーロクラブは終了。
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11月14日(水)
 
 
福島、小名浜にて、某ゴルフ選手権前夜祭に、大島花子さんと出演

 大阪から、朝の新幹線で東京へ、そのまま上野で常磐線特急に乗り換えて小名浜へ。本日は、某有名女子ゴルフオープンの前夜祭で、「見上げてごらん夜の星を」1曲だけを演奏する、というお仕事。

 1曲のためにこんなに長い距離の移動、というのも記憶にないことだが、着いてみれば、前夜祭会場はゴルフ場併設の素晴らしい温泉ホテルなのであった。2時前には到着して、若干のリハーサルを終えれば、5時過ぎの出番以外はやることも無い。当然温泉に浸かり、太平洋を一望出来る極楽露天風呂をこころゆくまで楽しみ、一瞬の出演のあと、帰りの車が来るまでの間にもう一度温泉に浸かり。

 で、その後、早く駅に着きすぎたので、駅前の飲み屋で大島さんと時間をつぶしていたら乗るべき電車を逃してしまい、もう一度同じ飲み屋に戻ったところ、大変歓迎してくださり、天ぷらなどご馳走になり、などしつつ、結局終電で東京に帰ってきた。いったい今日一日、僕は何をしていたのでしょうか。
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11月13日(火)
 
 
ビルボード大阪にて、遊佐未森 & 鈴木重子 〜 Sing-a-ring Forest 〜

 昨日、ただでも疲れている中、疲れる内容のリハをやったのだったが、その疲れた体を引きずるようにして、その足で関西へ。関西の自宅にて多少ゆっくり休むことが出来、なんとか遊佐ー鈴木プロジェクトの初日を、正常な体調で迎えることが出来た。
 鈴木さんも遊佐さんも、自分の世界感の中で歌うタイプの方で、こういうデュオユニットをやるには、相性の善し悪しが、結構決定的なのではないか、と思うのだが、数年前から構想(想像?)していた、とのお話どおり、初めてとは思えないコンビネーションでした。
 佐藤君とは、一昨日のこのユニットの最終リハ以来、3日連続で一緒。その中、いろいろ興味深い、大変個人的なハナシも聞くことが出来たのであった。お疲れさんでした。
 
1352873927.jpeg ニャ〜。

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11月12日(月)
 
 

16日のショーロクラブwith佐藤芳明 プラッサオンゼのリハ、

 昨夜、何故か全然寝付けず、悶々と寝返りを繰り返すうち、悪夢を見た。ショーロクラブのライブ中、いくら弦を替えても、次々に切れる、という夢。最後はしょうがないから鉄弦を張って演奏したのだが、休憩後にステージに上がったら、お客さんが全員お帰りになっていた、という、結末も鮮やかなストーリーである。

 ふらふらになりつつ沢田宅に、16日のプラッサオンゼのリハをやりに行く。今回は凄腕アコ−ディオン奏者・佐藤芳明君がゲストなので、普段は余りやらない「ゴリゴリ系」の曲をいっぱい選んでみたのだが、普段やっていないので、全然出来ない。大丈夫なのだろうか。あれは正夢だったのだろうか。
というような、不安に溢れるリハ模様を、たまたまリハに同席していたショーロクラブの古い友人クボさんがFBにて描写してくれているので、以下一部抜粋の上転載。



ショーロクラブの、リハーサル。
音楽界の、シーラカンスと呼ばれる、貴重なバンドです。

「今回は、まだ二十歳代の、若手のバリバリの、アコーディオンがゲストやから…」
と、沢田穣治さん。

あとで本人さん
「ぼく40歳ですよ」

「えっ? えっ? うそ? わしら歳とるはずや……」

秋岡欧さん。
「楽譜の音が多すぎて、疲れるう…年寄りにはきつい〜楽譜の三割しか音拾ってない」

みんなそろって、
肩こった。
腰痛い。
老眼で、譜面読めん
楽譜、乱暴でわからん。
誰や? この譜面書いたん?
ぼくは、こんなおしゃれなト音記号かかない。
いや、これわしやない。
ト音記号筆跡鑑定せなあかん。
あれっ? これ沢田さんやないですか?
そんな、わしそんな汚い譜面書かへん。 どれ? あれっ? これわしや。なんでやろ?

笹子重治さん。
「なんか、今日は、予想に反していつものリハより、うまく出来た。この調子で本番も…」

そうそう、あとは本番のテンションで、気合で乗り切る。
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11月9日(金)
 
 
恵比寿アートカフェフレンズにて、大島花子さんとデュオ

 今回は、昭和歌謡中心に、新曲5曲である。僕の中では「大阪の女」というピーナッツの曲が「ストライク」だった。他にいしだあゆみさんや園まりさんがこの曲を歌っていて、3つを聞き比べてみたのだが、それぞれに雰囲気も良く、アレンジもそれぞれかぶらないように工夫されていて、よろしかった。僕も、それらのアレンジにかぶらないアレンジを、心がけたのですが、いかがでしたでしょうか。

 今回の新曲の中には、久々の、オリジナルも1曲。「柿の木坂」という、大島さんが育った目黒の柿の木坂をテーマにした曲なのだが、メロディが3つのテーマに分かれていて、その3つ目のテーマが決まらない、と悩まれていたので、僕が預かり、メロディを考えてみたところ、な〜んだか「上を向いて歩こう」の中のメロディの一節がそのままぴったり当て嵌まるなぁ、という、不埒な考えに至った。

 もちろん少し変えて「同じ」にならないようにすることは簡単なのだが、「いや、実はこんなアイディアが」と大島さんに話した所、「私が子供の時、この曲を初めて口ずさんだのが、ちょうど柿の木坂を歩いてる時だったんです、是非このメロディで」と言っていただけたので、取り敢えず「誰かに怒られる」までは、このメロディで行くことに。

 
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11月5日(月)
 
 
青山・プラッサ・オンゼ30+1周年記念ライブ、コーコーヤ&吉田慶子

 プラッサオンゼは今年で31年目になる。本当は去年30周年イベントをやるはずだったのが、震災で、それどころではなくなってので、「30+1周年」ということになった。

 プラッサオンゼに僕が出るようになったのは、28年前からで、そういう意味では「最初期」のメンバーではないのだが、その時から約2年専属バンドで演奏していたので、「経歴」は十分?である。今の人達には想像できないかもしれないが、当時はブラジル音楽あるいはブラジリアンテイストの音楽をやる日本人ミュージシャンなんてものは、「あの人かこの人か」というぐらいしか存在しておらず、日替わりでいろいろなミュージシャンが出てくる今のようなブッキング態勢を作るのは、全く不可能であった。

 その後、時は過ぎ、今回のイベントが成立するがごとく、1ヶ月、毎日日替わりでいろいろなミュージシャンが出演する程に、人材が輩出するようになった。まずは慶賀に絶えない。そして、そうなる程にミュージシャン達を育てきたプラッサオンゼには、「古株」ミュージシャンとして、感謝の気持ちでいっぱいである。更にその中で、3回の出演枠をいただいたのは、光栄なことである。今日は「言祝ぐ日」であるので、このくらいのことは言っておくのである。。
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11月4日(日)
 
 
目黒パーシモンホールにて、ショーロクラブ、コーコーヤ、畠山美由紀さんと「ゆったりライヴの旅フェスティバル2012」出演

 ショーロクラブの武満企画、コーコーヤのレコ発、吉田慶子さんのボサノヴァコンサートなど、いろいろとお世話になってきた目黒パーシモンホールの10周年記念企画の中のコンサート。今日は、我々以外にも naomi & goro & 菊地成孔、Saigenji が出演。

 僕にとっては、「先発」としてコーコーヤで出演してから、トリの畠山さんとショーロクラブのセットに出演、という、充実?の一日。実は畠山さんは体調を崩されていて、ショーロクラブー畠山セットは、リハ抜き本番のみ、という状況だったのだが、自分で言うのもナニだが、まー、素晴らしい内容で、とても8年(7年?)ぶりの共演とは思えなかった。最後の、畠山+ショーロクラブ+コーコーヤ女子2名のセッションも、楽しいものでした。
 
 ショーロクラブはモーロクしていく一方なので、これは、恐らく畠山さんの、ここ数年の「ノビシロ」の部分が効いたのではないかとも思うが、もうひとつ、本日は、サウンド担当に、新居章夫さん+近藤健一朗さんという「最強」のコンビがついていてくださっていた、という、大きな要因」もあったのだ。我々のような音楽の場合、PAの良し悪しの比重はとてつもなく重い。安心して「極小」の音を出せる、というのは。特に今のスタイルの僕にとって、ものすごく嬉しいことなのである。
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