2013年4月の日記:[以前の日記]
 
 
4月29日(月)
 
 

柏、西光院にて照屋実穂さんのライブ

 お寺のライブというのも、いままで散々やらせていただいてきたが、お経を響かせるための場所である本堂でのライブは、どこも自然状態の音響が良く、いい気分で演奏させてもらえるので、大歓迎である。
 
 今日は、お客様に高齢層な方々が多い印象であったが、高齢層(と言ってしまっていいのかどうかわからないけど)の、特に女性の皆様は、概ねパフォーマンスに対してオープンマインドで、MCなども熱心に聞いてくださり、つまらない冗談にも過分に反応してくださる。人間同士のコミュニケーションの、最も大事な部分を一番大量に持っているのは、中高齢層の女性である、と思う。いつも助けていただいて、ありがとうございます。
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4月28日(日)
 
 

コーコーヤ、新譜のためのアーティスト写真撮影

前回写真を撮ったのが3年前なので、う〜む、微妙に顔とか当時とは変わっている自分を発見。みんなそういう思いを秘めつつの撮影だったのかな〜。よくわからないけど〜。
終了後、明日の朝が早いので、柏へ移動。ウナギ食っちゃいました。
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4月26日(金)
 
 
青山ICHOにてEPOさんのプライベートライブ

 連日のライブ。昨夜のうちに新幹線終電で東京に帰って来て、今日は青山に出動。
EPOさんとは、たぶん93年頃からデュオをやっているので、「デュオ歴」も20年を越えたかもしれない。一番最初は、確か富山の滑川での演奏だったはずで、当時のマネージャーの人が、凄く心配してたのを覚えている。その後、山あり谷ありしつつも、圧倒的「場数」で経験を深めることが出来た。
 
 本日のライブは、久々に、曲を決めずにステージ上その場で選曲していく方式のライブ。こういうのは、ラクでいい。「うまくいかなくて当然」と思っていると、大変リラックスできて、あら不思議、通常以上にうまくいってしまうのである。
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4月25日(木)
 
 

静岡、Living Roomにて吉田慶子さんとデュオ

 夕方の便で静岡入り。こちらのお店も、すっかり「来る場所」になった。いつもマスターにはお世話になっとります。「音楽ファン」の集まるスペース。ありがたいです。

 今回のツアーでもつくづく思ったのだが、今自分がやっている音楽の世界は、どんどん「弱音」に向かっていて、その音に対する適正なスペースも、どんどん縮まっているのではないか。コストパフォーマンスを考えると、手放しで喜んではおれない状況かもしれないが、やはり、小さいスペースで少数精鋭?のお客様、というのが、ひとつの「理想」かもしれない。そのうち、吉田慶子+笹子デュオ、「完全生音、お客さん5人限定」みたいなのをやろうと思うのだが、どうか。
1368200034.jpeg このお姉さんが気になる。

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4月24日(水)
 
 
大阪、CHOVE CHUVAにて吉田慶子さんとデュオ

 今回、吉田さんは関西に来ることを大変楽しみにされていた。いろいろ探方された模様だが、今日行かれたのは「国宝 みうらじゅん いやげ物展」。ずいぶん楽しかったようで、大満足顔での、1年ぶりのchove chuva 入り。ライブの方は、店長カナミさんの「ステキ」連発のうちに、無事終了。「垣根がない、音楽。たまたまブラジルものだった。」という、最も的確な感想をいただくことが出来た。満足。
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4月23日(火)
 
 

神戸、みみみ堂にて吉田慶子さんとデュオ

神戸は自分の出身地で、今でも半ば「神戸市民」の気分が抜けないのだが、ライブをやるにはなかなか難しい。「ちょうどいい小ささ」の場所を探しあぐねていたのだが、みみみ堂さんは、「ついに出会った」スペース、と感じている。前回の比屋定さんに次いでの出演だが、今後も、イヤがられるまで出演させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします・・・。
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4月17日(水)
 
 

祖師谷、 Cafe Muriwuiにて、吉田慶子さんとデュオ

ムリウイさんにお世話になったのは、これで4度目ぐらい?だったかな。お客様との距離が近くて、大変やりやすい。特に吉田さんとのコラボの内容などには、大変合っていると思う。次週にツアーもあるので、ちょうどよく「温まった」カンジでした。
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4月16日(火)
 
 

鈴木重子さんのCM音楽レコーディングをコーコーヤで

先日リハをした内容に沿って、自由が丘のスタジオにてレコーディング。想像どおり、大変早くに終了。ゆっくり飲んで帰れました。
ちなみに、このCMは、関西限定らしいっす。
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4月13日(土)
 
 
リリースとオンエアのお知らせ

リリースの方は、年初にレコーディングした、震災支援関連のアルバムのリリース。桑江知子さんのデビュー当時のプロデューサーMさんの発案による企画で、僕は、大島花子さんのお手伝いで、ギターとチェロ(柏木君)のみのシンプルなアレンジによる「あの素晴らしい愛をもう一度」を担当させていただいた。他の参加者のお名前の濃ゆさに唸るアルバムだ・・。

みんなの声〜若いってすばらしい〜
TECI-1362 \3000
参加アーティスト:槇みちる、健吾、じゅん&ネネ、戸田恵子、桑江知子、モト冬樹、大島花子、石川ひとみ、サンプラザ中野くん、夏川りみ、サエラ、松原健之、中尾ミエ、

で、オンエアの方は、これも年明けに当欄でお知らせした小松亮太君が音楽を担当したNHKの土曜だラマ。実は今日が一回目で、珍しくちょうどテレビをつけていて見たのだが、結構誰が弾いたギターかわかりやすいカンジでした。

NHK総合テレビ/毎週土曜・午後9時〜9時58分(58分) 連続3回
再放送(総合テレビ)/毎週月曜・午前0時10分〜1時08分 (日曜深夜)
http://www.nhk.or.jp/dodra/goen/
作: 後藤 法子 
音楽:小松 亮太 
出演:観月ありさ/松本利夫(MATSU from EXILE)/大塚寧々
        イモトアヤコ/京野ことみ/中島ひろ子/マキタスポーツ
        斉木しげる/浅茅陽子/寺脇康文
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4月12日(金)
 
 
福岡、Space Terraにて、桑江知子さんと「月詠み旅vol55]」

桑江さんとお仕事をさせていただくようになって10年になるが、デュオライブは、今回で55回目め。また、福岡でのライブも、当初から数えて10回目(そのうち2回?は鬼武さんとのデュオだそうですが)とのこと。
 毎回、福岡育ちの桑江さんとマネージャーIさんの同級生の皆さんが、いろんな部分でライブのサポートをしてくださっているのだが、今回も、そういう意味で大変お世話になった。
 「地元」ということで、毎回、ひときわリラックス度の高いライブになるのだが、そういう親しい人達の声援が、毎回の盛り上がりを支えてくださっているが故に、という部分も否定できない。本日も、本番も打ち上げも、僕とも同世代である同級生の皆さんに囲まれ、ずっと楽しい時間を過ごすことが出来た。来年も、よろしくお願いいたします。
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4月11日(木)
 
 
沖縄最終日

 本日は、6月21日の那覇・桜坂劇場でのEPOコンサートのためのリハ。今回は、初めて沖縄在住のTROPICALISMのおふたり(宮田まことさん、ドン久保田さん)が参加してのユニットがバックにつく。僕にとっては、彼等は、昨年末の比屋定篤子さんのリウボウホールでのコンサートの時に、すでに一緒にやっているので、不安がない。

 EPOさんのノドの調子はまだ回復していなくて、EPOさんの歌のパートをEPOさんの(いささか転び勝ちな)キーボード演奏に代えてのリハだったが、思っていた以上にしっかりとやることが出来た。

 到着した日以外は、散歩もせずに仕事にあけくれるという、沖縄滞在としては珍しい過ごし方だったが、たまには静かな那覇の夜もよかろう。昨日の昼までは、これまた珍しく「てびちフリー」な日々だったが、こちらの方は、昨夜は焼きてびち、今日の昼は汁てびち、夜、飛行機に乗る直前には空港レストランにてEPOさんご夫妻とてびち煮付け、と、最後にカタキを取ってしまった。まだまだ修行が足りない。
1365687487.jpeg 静かなあの方

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4月10日(水)
 
 
EPOレコーディング、2日目

 本日は、まずFM沖縄にて、EPOさんの番組の収録。昔話などしているうちに、あっと言う間に時間が経ってしまい、後で編集に苦労しそう。

 そのあと、スタジオに移動して、アクアノームの新曲を1曲と、某ビール会社CMの楽曲の「コンプリートヴァージョン」のギター入れを1曲。今回の作業では、EPOさんが、クリック(いわゆるメトロノーム)に乗せて思ったままに打ち込んだ音源に、ギターをかぶせる、という形で録音して、あとで打ち込み部分を生の楽器に代えていく、という作業手順を取っている。いわばその打ち込み音源は、普段EPOさんのアタマの中でどんな音が鳴っているのか、を、そっくりそのまま知ることの出来るモノなワケだが、これが大変カラフルでおいしいアイディアに満ちている。部屋で曲を作る過程で、完成形がハッキリと見えているのである。

 ところでそのEPOさん、この2日間、風邪気味で、昼のラジオ収録の時は、何とか声が出ていたのだが、スタジオに移ってからは、ついに声が出ない状態に。つらそうで、大変気の毒なのであるが、EPOさんのいる現場とはとても思えないその静けさは、ちょっと新鮮でもあり。
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4月9日(火)
 
 
沖縄市のPスタジオにて、EPOさんのレコーディング

アクアノームの次のアルバムの基礎になるであろう音源の録音。今回は、セッションでいっきに録る、という形を取らず、納得のいく形にひとずひとつ楽器を重ねていくような作り方になりそうな気配。その「一番手」だったワケで、責任重大。(とか、そういう意識は、録ってた時は艶然ありませんでしたが。)
スタジオはコザの裏の丘の上にあって、建物も含め、なんだかブラジルのモーホみたいな雰囲気の場所。ちょっと昔を思い出しちまったぜい。ふふ。
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4月8日(月)
 
 
沖縄。

今年は沖縄に来る機会が多そうで、今回で既に2回目。6月には、2回に分けて、EPOさん、NUU、比屋定篤子のライブも予定されている。今回は、EPOさんの何かのお手伝い、ということで呼ばれて来たのだが、先ほど飲み屋で詳細を伺うまで、ほぼ何も知らないまま、であった。我ながらのんきと言うか・・・。
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1365473920.jpeg これ、美大に入った友人の娘さんがボールペンとノリだけで描いた「傷」。

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4月7日(日)
 
 
町田市さくらんぼホールにて、NUUコンサート

 1年ぶり。去年も風が吹いたり雨が降ったり、と思ったら突然晴れたり、と、ややこしい天気だったが、今年も嵐かよ、と思っていたら、朝にはすっかり嵐は通り過ぎて、風は強いものの、キレイに晴れ渡っていた。
 NUU,渡辺亮と3人でやるのは、ちょうど去年のここでのコンサート以来だったのではないか、と思うが、いいコンビネーションで、楽しくライブをやることが出来た。NUUの「老若男女全方位対応型」は相変わらず冴えていたが、そのMCぶりは、多少シュールな域にまで達してきている。彼女のアタマの中で、なにが起こっているのであろうか。
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4月5日(金)
 
 
 明後日の町田、さくらんぼホールでのNUUコンサートのリハを、渡辺亮君を交えて。新曲もあり、思い出すべきものもあり、というレパートリーを、談笑しつつ、ゆっくりと確認。こういうノンビリした環境で、常に音楽が出来るといいな、と思いつつ、まあ普通そうはいかない、ということも知っているのであった。
 
 まだ若干お席があるようですので、よろしくお願いします。しかし、それよりも、「嵐」は大丈夫なのだろうか。そう言えば前回同じメンバー同じ場所でやった時も、「嵐」だったような・・。誰のせい?
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4月4日(木)
 
 
7月20日の三鷹市芸術文化センター風のホールにて開催される、ショーロクラブのタケミツソングス関連のコンサートの宣伝を兼ねての、三鷹市のケーブルテレビ出演(ON AIRは6月とか)。
 
 ショーロクラブの3人が会うのは、実は去年の11月以来だったりするのだが、会って出てくる話題は、やはり「健康問題」。お互いを労りつつ体調の近況を披露し合う、という、そろそろ末期的ユニットになってきました状態。あああ、私たちは、いつまで「稼働可能」なのであろうか。
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4月3日(水)
 
 
鈴木重子さんのCM音楽制作のためのリハ

 重子さん作曲、コーコーヤのサウンドによる 某建築会社のCM音楽の制作。コーコーヤはレコーディングのために時間が取れなかったので、今日のスタジオの中でアレンジ作業をする、という、幾分「泥縄」な行程だったのだが、無事、形を決めることが出来た。さすがに連日のことで、僕はホトホト疲れてしまったのであった。
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4月2日(火)
 
 
本日は、3人だけで5曲。昨日とは打って変わって、ラク〜なスケジュールである。だいたい予測どおりの経過を経て、夕方に終了。今回は、もともと18曲も用意出来てしまったのを16曲に圧縮。しかし、サントラレコーディングでで慣れているとは言え、16曲は、やっぱり「多い」。
 
 内容としては、作品、演奏ともに、たぶん今までで一番いいものになったのではないかと思う。まだ完成していないので、気を引き締めておかねばならないのだが、取り敢えず大きなヤマは越えた。あとは、重ね作業が若干、そのあと編集作業を経て、5月中には完成する予定。発売は、夏頃かな。
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4月1日(月)
 
 
コーコーヤ、レコーディング2日目

 合宿レコーディングの良さは、移動時間が無いので、その分午前中からいきなり作業に入れること。10時始まりにして、昼食までにややこしい曲を1曲録音。少し時間が余ったので、昨日の午後に録った1曲の、パーカッションの重ねを。
 
 昼食から、ベースのコモブチキイチロウ君が参加。午後かから5人で3曲、結構苦労しつつ、何とか録音。今日は6曲録らないといけなかったのだが、その時点でもう6時を過ぎてしまい、ちょっと焦り気味の流れの中、コモブチ君を送り出し、更に1曲。ヘトヘトになって、夕食。

 食後、最後にちょっと時間がかかりそうな曲を残していたのだが、意外にスンナリ録れ、一転、予定時間より少し早く終了。何にどのくらい時間がかかるかは、だいたいは想像はつくのだが、レコーディングというものは、どうしても「意外」なことが起こってしまう。常に余裕を持って、と言うのは簡単なんだけど、結局いつも赤くなったり青くなったりしながやることになる。
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