2013年5月の日記:[以前の日記]
 
 
5月31日(金)
 
 
千駄ヶ谷のスタジオにて、坂本真綾 さんレコーディングのサウンドプロデュース

 テレビアニメ「たまゆら」の挿入歌「おかえりなさい」のアコースティックヴァージョン、ということで、笹子のギターに、中島ノブユキさんのピアノが絡む、という内容。

 曲は、坂本さん作詞、松任谷由実さん作曲。歌も含めた一発録りだったが、皆さん、余裕のパフォーマンス。ジェーン・バーキンのワールドツアーや大河ドラマの音楽制作などで最近大活躍の「ノブナカジマ」との、久しぶりのコラボも楽しかった。発売は7月31日。
http://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/Information/A008957.html#news
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5月28日(火)
 
 
銀座のスタジオにて、先日のBS番組音楽制作の続き

 旅疲れでグッタリしつつ、羽田から直接スタジオ入り。ちょうど旅に出る前日にお手伝いした、金子隆博さんの劇伴レコーディングの「残り」。スタジオに行ってみれば、ピアノが中島徹さんで、ビックリ。最後に会ったのが3年前ぐらいで、飲み会で、なのであった。
 内容は、前回も述べたとおり、ショーロ風。それも、19世紀末の端正なヤツみたいなカンジの曲などもあり、こういう曲が普通にテレビドラマの音楽として制作されるってのは、いいですな。

ちなみに番組はwowowの連ドラ「パンとスープとネコ日和」。詳細は以下です。
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/103033/
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5月27日(月)
 
 
博多Deja-vuにて、比屋定篤子デュオ

 最後の演奏先は、博多のDeja-vu。現地のギタリスト、伊藤ぺぺさんにいろいろお手伝いいただき、開催の運びとなった。内容は、最後となるにふさわしい、ちょうどいいぐらいにヨレた演奏になりました。終了後は、近所の人しか知らない、という、博多の旨いもんを凝縮したようなお店に、マスターに連れて行っていただき、ミッドナイト豚足&ラーメン&餃子&チャーハン、という、やってはいけないことの全てを、最終日にしてやってしまいましたがな。

 当初、6日間連続というのは、歌手にとってはハードすぎないか、という心配があったのだが、比屋定さんは「主婦感覚」で、スケジュールをムダにしないよう、次々とブッキングを進められたのであった。結果的には、比屋定さん、日を追う毎に声は出る、元気になる、という、一種バケモノ(失礼)的様相に。

 逆に僕の方は、日を追う毎に累積疲労で、演奏時と打ち上げ時以外はグッタリしてしまった。ツアー自体は、無理な移動も気を遣う現場もなく、各地で皆さんに良くしていただき、何のストレスも無いものだっただけに、この体力減少は、少し残念。次回、鍛え直して(どうやって?)出直してきます。

 今回のツアーは。よき出会い・再会に満ちた、楽しいモノであった。主催者、共演者、来てくださったみなさま、ありがとうございました。またよろしくお願いします。

1369724932.jpeg ペペさん。

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1369724934.jpeg 疲れた。

1369724935.jpeg Sマスターは、山笠、ジャズ、高血圧にまみれた、博多のイイオトコの典型のような方でした。

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5月26日(日)
 
 
大分カンタループにて、比屋定篤子デュオ

本日は、2組のオープニングアクトを聞かせていただいて後の出演。1組めは「VENTO AZUL」という、ギタリストの長尾英二郎さんのグループにゲストボーカルとして石束麻里子さんが加わったユニット。ガットギターにコントラバス、ドラム、というシンプルな編成ながら、楽曲もアレンジも素晴らしく、またサウンドの「弱音ダイナミズム」の作り方も素晴らしいものであった。歌の石束さんの個性的な歌も魅力的で、あとでお話を伺うと、本職は漢方と西洋医学のお医者様、とのこと。いろいろと、カラダについてのアドバイス(のようなもの)をいただきました。

 もう一人は、キーボードの弾き語りの古賀小由実さん(若い!)。この人は、大きな可能性を感じさせる人でした。数年後には、口を利いてもらえないような存在になってるかも。「どなたさまでしたっけ」なんて言われないようにしたいものだ。

 自分達の演奏については、行くところに行っているカンジで、このツアーにおいては、もうおおきく崩れることは無さそうな模様。 
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5月25日(土)
 
 
八女ビワニジにて、比屋定篤子デュオ

八女のビワニジは、2年前の比屋定ツアーでお世話になった所。羽犬塚の駅を降りると、懐かしい笑顔で、主催者のKさんが出迎えてくれた。場所については2年前のダイアリーを書いた自分がよくまとめてくれているので、もう一度掲載させていただく。

「八女市の中の、江戸時代から続く白壁造りの家屋が並ぶ職人町の一角にある。主催してくださったKさんは、ここで「人形と刺繍」を中心とした創作活動をされている。会場は、入り口に向かった土間と、その奥の座敷を客席にしつらえているが、ちょうど京都の町屋のように、更に奥へ奥へと居住空間が伸びていて、途中に中庭があり、一番奥には大きな裏庭がある、という、とても面白い作りのお宅。」

終了後、Kさん、Kさんのお姉様やご友人などと、遅くまでいろいろ語り合う。「2回目」というのは、やっぱり「一回目」より、いろんなコミュニケーションが出来るもののようだ。
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5月24日(金)
 
 
熊本PAVAOにて比屋定篤子デュオ

 初めての九州新幹線に乗って(乗ってみれば普通に「新幹線」でした)熊本へ、北上。今日から2日間は、前回の九州ツアーでもやらせていただいた場所。会場のPAVAOに入ったとたん、見知った笑顔に出迎えていただけると、やっぱり少しホッとするわけです。

 PAVAOは、最近店舗拡張して、今までのお店の隣のスペースをそのままライブ会場として使用出来るようになっていた。手頃な広さで、「小ライブ」にはうってつけ。

 今回は、同じビルの中にあるタイ式マッサージ店「めだかや」さんの開店記念を兼ねたライブ、という設定にしていただいたおかげもあって、満員のお客様に、聞いていただくことが出来た。決して広く知られているわけではないので、そういう「イベント」に絡めていただけるのは、本当にありがたい。

 ライブも大成功。今後、更に「お近づき」になるようお約束をして、お店を退去。そのあと何故か近所のバーで異様に旨い馬刺しをいただいて、酔っ払いつつ2曲ほど演奏して、CDを4枚買っていただいて、3時前に退去。
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5月23日(木)
 
 
鹿児島MOJOにて、比屋定篤子デュオ

 ウシロガミひかれる思いを残し、鹿児島へ。鹿児島は、大昔にEPOさんのお仕事で、どこかのホールでやったような記憶が・・。あとは、菖蒲学園という大変アーティスティックな授産施設でのライブを、これは3年ぐらい前に一度やったのは、まあまあちゃんと覚えている。(菖蒲学園が印象的だったのと、そのあと天文館あたりで入った飲み屋が良かったので。)市内での、所謂「ライブ」は、初めてだと思われる(最近、そのへんの記憶力が減退著しいので、違うかもしれない・・・。)。

 市内中心部近くにありMOJOさんは、入ってみれば、おおはた雄一君のチラシが貼ってあったりして、「知っている人達」の通り過ぎた気配のあるお店。今回はまったく今までご縁の無い状態で鹿児島にやってきたので、客席はちょっと寂しかったが、それでも、友人知人が現地のお友達を連れてきてくれたりして、次につながる材料を仕込むことが出来た。

 終了後は、ご当地出身の大学の後輩S君の案内で、鹿児島の地鶏の揚げ物屋さんで、ざっと「戦略」について話し合う。来年は「逆襲」するゾ。
1369391143.jpeg オープニングアクトを務めてくださった下原三幸さんと。

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5月22日(水)
 
 




 午前中から、比屋定さんは山へ屋久杉の見学に。僕は、ホテルの部屋で仕事を。帰って来た比屋定さんと、夕方にゆっくり店に入り、久しぶりなので、サウンドチェックを兼ねたリハを、少し長めにやった。歌手として、6日連続、というスケジュールは大丈夫なのか、という心配をヨソに、そのブッキングをした歌姫ご本人は、調子よさそうであった。

 そして、本番、お店に溢れかえったお客さん。遠い所まで来て、このように歓迎を受けるのは、本当にうれしい。1曲ごとに客席から(厨房からも)歓声がとび、楽しいライブとなった。

 途中、Uさんのリクエストで久々にやった、デビュー盤に収録されている曲「祈り」が、なんだか凄くウケた。デビュー以来数年は、必ずメニューに入れる曲だったのだが、だんだん「しんどく」なってきて、ずっとやめていた曲である。試みに、2〜3年前にやってみて、その若々しさを要求されているカンジの曲調にタジタジとなって、またお蔵に入れてしまったのだったが、今回、再びやってみて、ちょっと力を抜くことが出来るようになっていることを発見。今後、またラインナップに復活しそうな気配。
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5月21日(火)
 
 
屋久島に移動

 今回で屋久島は3度目。一昨年にEPOさんと初上陸してライブを、昨年はライブはなかったが、クルーズ船の仕事で立ち寄った。どうも僕の場合、「南の島」との、一度出来た「ご縁」には、切れ目が無い。ありがたいことである。鹿児島空港からリムジンバス〜高速船、と乗り継いで、安房の港についたのは、夕方の6時半。

 そこで、EPOさんとの時も死ぬほどお世話になった散歩亭・Uさんと、既に記憶に定着している、靄にかすむ安房川とその上流に聳える山々の、出迎えをうける。一回目の時もお世話になった、散歩亭の対岸のホテルに荷物を置いて、久しぶりの散歩亭へ。

 Uさんは、学生時代からの比屋定さんのファン、とのことで、お店は「熱烈歓迎」な雰囲気。おまけに「ヒャジョウサン、若いわー。20代にしか見えないっ」などと言われ、比屋定さんは、早くもこのツアーの「意義」は定まった、と、満足顔。結局遅くまで飲食させていただき、「移動して飲む」だけのラク〜な一日終了。ツアーも毎日これだけだったら、ラクでいいのになぁ〜。
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5月20日(月)
 
 
 金子隆博さんプロデュースの、某テレビ番組の音楽制作のお手伝いを、秋岡先生とデュオで。で、やってみれば、これでもか、の「高級感」溢れるショーロ。こういう仕事でここまでショーロなのも珍しい。大変だったけど、楽しめました。

 ちなみに、全く別件ですが、先日ご披露しましたてびちギターTシャツ、ついにカタログに載りました。欲しい方(もしいたら)是非どうぞ。
http://hinolismo.jp/SHOP/ROKUTEBI1305.html.html

で、明日からはちょっと長めの九州ツアーを、比屋定さんと。明日屋久島に入って、明後日から、屋久島、鹿児島、熊本、八女、大分、福岡、の、6連チャンです。詳細はスケジュール欄にてご確認を。
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5月19日(日)
 
 
浜松、ハァーミッド・ドルフィンにて、「笹子重治を囲む会」夜は「あなたとお酒と音楽と」イベントに、吉田さんと出演

「囲む会」については、本来は「ワークショップ」的なものをイメージしていたのだが、実際には仕掛け人Tさんとの「対談」中心の内容となった。僕は人に楽器を習ったことが無いので、教えることは、正直、得意ではない。代わりに、人との違いにいろいろ思い惑いつつ音楽活動をしてきたので、「語れ」と言われれば、いつまでも語ることが出来る。そういう意味でも、今回の方向性は、正解だったかも。

 とは言え、「初体験」であったので、いろいろ心配していたのだが、終わってみれば、集まっていただいた皆さんにも、まあまあ楽しんでいただけたのだろう、という気配が残った。Tさん、一緒にミニライブをやってくれた吉田さん、そしてお客様に感謝。

 で、徒歩3分で移動して、「あなたと酒と音楽と」の会場に。
こちらはもう14年も続いている酒屋さんの主催で、今年の美酒を多数飲みながら、音楽を聴く、という、贅沢なイベント。例年、みんな酔っ払って凄いことになる、というウワサだったので、吉田さんと、いったい僕らの「弱音」で通用するのだろうか、と恐れおののいていたのだが、主催者Kさんの計らいで、「会の開始後30分は禁酒」その間に一回目のステージを、という進行になった。
 
 Kさんが、「最初の30分はお酒を出しません、水を飲んでください」というアナウンスをしたとたん、果たして、お客さんは明らかに不服そうなそぶり。そらそうだよね、酒飲みに来たのに「飲むな」って言われたんだもんね。
 
 これはええんかいなあ、と思いつつ吉田さんとステージに上がったのだが、そこは音楽好きでもあるお客様のこと、1曲目からすーっとこちらのパフォーマンスを受け入れてくださって、思いの外?凄く具合の良い「コンサート」にすることが出来た。

 で、後半。既に7種類の日本酒をワイングラスで飲み干しているお客さまは、最初とは「別人」な状態に。ベロベロ、というか、よくここまで酔えるなあ、と思うほどに、皆さん、「行っちゃって」るのであった。(なんて素晴らしいイベント。)

 しかし、場内阿鼻叫喚の巷と化していたものの、一回目に気に入っていただいた「実績」もあったので、皆さん、阿鼻叫喚のまま、ステージに対しても存分にシンパシーを持って接してくださった。最後は(吉田慶子のパフォーマンスとしては初めて)手拍子までいただき、吉田慶子ライブでは珍しい「高揚感」溢れるライブとなって終了。
 
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5月18日(土)
 
 
名古屋「空色曲玉」にて、吉田慶子さんとデュオ

 このお店は、昨年秋のNUUさんとのライブ以来。既にやっている場所なので安心していたのだが、開演前に機材チェックをしていたら、何と、大きな故障があることが発覚。急遽、サンバタウン店主Zさんに「SOS」を発したところ、月光仮面のようにさっと現れて、全てを完璧にやってくれた。めちゃくちゃ有り難かったでっす。

 吉田さんとは、もう4年程もデュオをやっていると思うが、たぶんちょうど「今」、凄く深まる時期に来ている。レパートリーも着実に増えているし、コンビネーション、バランス、弱音への更なる徹底??など、多くの部分で、大変「日々前進」状態だ。このようなアプローチが出来ているのは、世界中で僕らだけじゃないか、と、取り敢えず言ってみたり。是非どこかに聞きに来ていただきたい。
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5月17日(金)
 
 

恵比寿、アートカフェフレンズにて、大島花子さんとデュオ

 実は花子さん、ちょっとノドの調子が悪くなってしまい、今回は、ノドの負担を軽くする意味で、普段に無い「企画」を、いろいろたてることになった。そのひとつが、花子さんのお母様の柏木由紀子さんと妹さんの舞坂ゆき子さんのゲスト出演。もうひとつは、僕の「ソロ」。

 柏木さんには、「一度ササゴさんに伴奏していただきたかったので、うれしい」と言っていただき、舞坂さんとは、初めてデュオで1曲、演奏することが出来た。内容も良かった。そして、花子さんも、ライブが進行するにつれて、どんどん調子を上げ、最終的には、ノドの調子をカヴァーしたと言えるだけの、良い内容のライブになった、と思う。ちなみに「ソロ」は、どーでもいい。。。

 で、「演歌枠」だが、今日は「岸壁の母」。「演歌枠」については、演歌を僕のやり方でアレンジすることについて、この際「所感」を述べておきたい。

 演歌というのは、日本人の声や感情の流れに合致する部分がある一方、特にビートルズ世代以降の音楽ファンの気持ちを「逆撫で」する部分があるのも、事実。しかしながら、扱っていて感じるのは、「オリジナルのイメージの他に、どうしようもないよなー」というものと「実はオリジナルイメージを書き換えて、全く違う魅力を引き出せそう」な曲の、二種類がある、ということである。

 「どうしようもない」のは、僕の解釈力の問題でもあるのかもしれないが、取り敢えず、そういうものについては「あの曲がこんなんになっちゃいました」という、「××をボサノヴァで聞かせる」的なものの延長上の発想によってしまう部分もある(もちろん、それよりも一ひねり半ぐらいはしてますが)。しかし、ものによっては、もっと普遍的な内容を持っているのに、その表現方法があまりにも「ザ・エンカ」に偏っているので、特定の世代・趣味嗜好を持つ人にしか響かないということになってしまっている、と感じる曲もある。

 今日の「岸壁の母」も、そういう曲のひとつだ。恐らくこのダイアリーを読むような方々は「岸壁の母」と聞いただけで眉をひそめるような「音楽志向」をお持ちの方が多いのではないか、と思う。僕も、もともとは同じである。しかし、虚心にこの曲を聴いてみると、なにやら結構「普遍的」なものが見えた気がした。なので、この曲については、「実はオリジナルイメージを書き換えて、全く違う魅力を引き出」せるよう、真っ向勝負をしたつもりです。

 花子さんの、途中の語りも良かった。某国の女性アナウンサーのような双葉百合子さんの語りは、ビートルズ世代以降の音楽ファンには、ほぼ、届かない。でも、花子さんの語る「母子の物語」は、お客様にも、すっと入っていったのではないか、と想像する。
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5月15日(水)
 
 
六本木STBにて、照屋実穂さんライブ

 照屋さんにとっては、6年ぶり、デビュー盤のレコ発コンサート以来のSTB登場だそうだ。デビュー直後にノドの調子を崩された照屋さんは、長い休みの後、徐々に活動を再開。そして、STBに帰って来た、というワケである。

 というような「サイドストーリー」があるせいか、照屋さん、朝からものすごく緊張していた、らしい。始まりの数曲は、確かにカタかったかな〜。しかし、メンバーも、デビュー盤レコーディング以来彼女を「見守り」続けているスティーヴ・サックスさんと、最近出会った鬼武みゆきさんに僕、という、ウシロは固められるメンツ。徐々に、彼女らしさを発揮出来る展開になった。

 最終的には、彼女自身が、とても楽しめた模様。大変ようございました。最後にスティーヴさんと鬼武さんと、荻窪の富士蕎麦で打ち上げ(じゃないけど)して解散。
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5月13日(月)
 
 
素晴らしいデザインのTシャツを作ってもらいました。
うらやましいでしょ。
えっ、うらやましくない?
欲しい人は以下へ。
http://www.hinolismo.jp
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5月11日(土)
 
 
京都にて、講演「純名里沙•こころの落書きノート」おてつだい

 京都市国際交流会館での上記講演会の、ミニライブのお手伝い。数曲だし、2日前にみっちりやったし、と思っていたのだが、やっぱり難曲揃いで、結構びびってしまった。
 午後の講演なので、最終便で帰る予定が、京懐石のお店に連れて行っていただき、つい時を過ごして、結局新幹線に乗り遅れてしまった。おかげさまで、似合わない「祇園の夜」を満喫。
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5月10日(金)
 
 
先日参加したレコーディングの結果

1月に小松亮太君のレコーディングのお手伝いをした音源が、出てます。
そう言えば、雪が降って大変な一日であった・・。

「体脂肪計タニタの社員食堂」(小松亮太)オリジナルサウンドトラック(SICC-1627)
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5月9日(木)
 
 

大阪。ボニーラにて、純名里沙 with 笹子重治 DUO LIVE
「声とギター 〜Voice with Guitar〜」

 今月に入って難しいライブが続いているのだが、この純名さんとのライブも、なかなか難しいライブである。今まで「ささごはん」のゲストに来ていただき、また那覇桜坂劇場でのコンサートで一緒に演奏させていただいたワケだが、一晩全部二人だけ、というのは、今回が初めて。前にも書いたが、ミュージカル系の曲などが次々と出てくる純名さんのレパートリーは、ギター一本で演るのは、結構「チャレンジ」の部分が大きい。

 事情は純名さんにとっても「似たようなもの」で、普段オーケストラ編成などで2000人とかのお客さんの前で歌うことの多い純名さんにとって、100人足らずのお客様の前で、ギター一本の伴奏で一晩一人で歌を歌う、というのは、大変なことなのである(らしい)。思えば、全く「逆」な私たち、なのである。

 かように、お互い「大変大変」と思いながらのライブだったが、PAにも助けられて、3曲目ぐらいからなかなかいいカンジに。終わってみれば、ライブ3度目にして、「これで基本の形は出来たっ」と言えそうな出来映えになった(と思う)。ここからあとは、場数と、いったいどのように「見せて」いけばいいのか、という、より難しい問題が出てくるのだが、今日のところは、取り敢えず枕を高くして寝ることが出来る。やれやれ。
1368201119.jpeg さすが、絵になる、オレと違って。

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5月8日(水)
 
 
15日のSTBの照屋実穂ライブのためのリハ

 徐々に活動を活発化させつつある照屋さんが、STB登場、ということで、今回はスティーヴ・サックスさんと鬼武みゆきさんと3人でのサポート。限られた中での「全曲確認」ということで、時計とにらめっこしながら、「手に汗握る」リハに。キッチリ時間どおりに終了。さすがに実力者の皆様。

5月15日(水)
六本木 STB139スイートベイジル
open  18:00 start 19:3 charge ¥4,500+order 
照屋実穂(ボーカル&ピアノ), 笹子重治(ギター), Steve Sacks(サックス&フルート), 鬼武みゆき(ピアノ)

≪ご予約方法≫
■STB139
 ネット STB139 http://stb139.co.jp/site/calender/html/reservation.html
 電話  03-5474-0139(月〜土 11:00〜20:00)
 店頭  月〜土 18:00〜22:30
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5月5日(日)
 
 

中目黒楽屋にて、ジョアンリラ&セウシーニョ・シウヴァ

 いや〜、リハの次の日本番とは信じられないような、いいライブだった〜。ジョアンとは、もっとやろう、というハナシに。そして「修行」は続くのだ・・。

 ところで、今回のもう一人の「主役」でもあるセウシーニョだが、実は「27年ぶりの共演」なのであった。楽屋で、そういえば・・、とセウシーニョ。そういえば、ちゃんと「仕事」として一緒にやるのは、86年のパウリーニョ・ダ・ヴィオーラ初来日の時以来だねえ、と。

 パウリーニョと、お父さんのセザウ・ファリア、そしてまだ若かった(セウシーニョによれば「まだ子供だった」)彼と、日本側からNORIO,井上満さんと僕がサポートで参加したコンサートは、僕にとっては忘れられない貴重な経験だったのだが、彼にとっても、初めて地球の反対側に来てのライブで自分達の音楽を理解し演奏出来るモノ達がいるというのは、結構印象が強かったのではあるまいか。

 彼とは、その後も何度も会っているし、考えてみたら、エポカジオウロの来日公演の時は同じステージに立ったこともあったのだが、気分としては、本当に「27年ぶり」。お互い、ええトシになっても、ハラが出ても、ちゃんと仕事が出来ている、というのは、ありがたいことであるなあ。
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5月4日(土)
 
 
ジョアン・リラのライブのリハ

 また、「修行」ライブだっ。ジョアン・リラは、プライベートな状況もあり、時々日本にやってくる、という流れになりつつある。ジョアンもライブで言っているとおり、僕はジョアンの「一番古い日本人の友人」なのであって、ジョアンが「やろう」と声をかけてくれる限り、「最近ブラジル音楽やってないからパス〜」とかは、決して言うわけにはいかない。

 そしてジョアンとやる、ということは、いきなり最もブラジル音楽のドドド真ん中に飛び込んで行くことになるワケで、それは僕にとって、「再」修行でもあり、「新」チャレンジでもある。今回も、次の日がもう本番とは信じたくないような難曲揃いだが、「やるしかない」のだ。そして、実は、ものすごく楽しかったりもするのです。
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5月3日(金)
 
 
青山プラッサオンゼにて、コーコーヤライブ

 今回の新譜の新曲全16曲一挙発表ライブ、である。新曲を初めてやる、というのは、大変神経を使うものであって、まして一晩のライブ全部が新曲、というのは、なかなか、なのだが、今回の新曲は、特に難曲揃いで、恐らく普通のライブとしては、ここ数年で一番キンチョーしたかもしれない。いくら練習をしても不安が心にわいてくる、という、大変初々しい気分を、久々に味わうことが出来た。

 おかげさまで、大きな「破綻」なく、ライブは終了。満員のお客様の評判も上々(と思ったんだけど)なようで、よき「船出」となった。おおまかな予定としては、8月半ばのリリースまでの間に、都内で何度か「試運転」をして、あとは、全国を回ることになる、はず。
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5月1日(水)
 
 
コーコーヤ・レコーディング、最後の音入れ

4月アタマに一挙にベーシックを録ったのだが、今日は、それに音を足す作業。まず、秋岡欧先生にカヴァキーニョを持ってきていただき、約20小節ぐらいのパートに入れていただく。勤労時間が通勤時間の六分の一ダ、と申されておりました。次に黒川さんが自らの曲にバスクラリネットを足す作業。最後に岡部洋一君に来てもらって、先日録りきれなかったパーカッションのかぶせを。
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