2014年3月の日記:[以前の日記]
 
 
3月30日(日)
 
 
NUU、4/6玉川学園前さくらんぼホール・コンサートのリハ

 渡辺亮君との3人でのここでのライブも、今年で3年目。NUUと最後にライブをやったのが、去年の波照間島の時。彼女の活動も、かつてのストイックなまでの「前進政策」から随分様変わり、すっかりマイペースなカンジになった。
 このたびのライブも、「産休前最後のライブ」との本人のコメントのとおり、「人生のマイペース」をしっかり踏んだ流れの中にある。
 今度のライブを逃したら、多分次のNUUのライブは年待ち以降になるのではないか。お見逃し無きよう。
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3月28日(金)
 
 

純名里沙さん、デモ音源仕上げ

 先日録った音源の仕上げ。若干の修正を施し、ほぼ完成。この音源が、僕にとっての純名さんとの仕事の「第一の出来上がりの形」になったと思う。ここから、本格的に広げていこう、ってことです。

 終了後、今回お世話いただいたショーロクラブ初代プロデューサーK氏と、3人でゆっくり飲む。「実はあの時のレコーディングの経費は・・」みたいなはなし満載。20年以上前のハナシです。
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3月27日(木)
 
 

恵比寿、アートカフェフレンズにて、大島花子さんとデュオ

 ここでのライブも、もう次回で20回になるそうである。このデュオは、このスペースで育てたデュオなので、ちょっとした感慨がある。回を重ねるごとに、どんどん表現の幅やコンビネーションが広がって来るのを、実感する。手応えのある仕事って、いいですね。

 終了後、プロデューサーの佐藤剛さんから、中村八代と永六輔の作詞作曲についての「秘話」をいろいろ伺う。詳細はめんどいので書かないけど、才能というもののフシギさ、コンビネーションというもののおもしろみを感じるお話でした。
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3月26日(水)
 
 
ショーロクラブで、平井真美子さんのレコーディングのお手伝い。

NHK「にっぽん縦断こころ旅」の新録音源政策のお手伝い。笹子単独で2曲、ショーロクラブで3曲のお手伝い。こういう仕事は、大変ショーロクラブに向いてると思うなあ。誰か仕事くれないかなあ。

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3月25日(火)
 
 
FMサルース、「MUSE AMUSE」に、江藤有希と出演

 コーコーヤマイナス黒川での、トークのみの出演。言ってどうなるハナシでもないが、同じ生番組出演といっても、先日のNHKとの気持ちの違いは何なんだろうね。
 とは言え、サイマルラジオやユーストリームでの配信などもあり、各所でお聞き(ご視聴)いただけたようである。写りは具合どんなだったかな。
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3月22日(土)
 
 
信州国際音楽村(長野県上田市)にて、鈴木重子さん、大島花子さんとコンサート

 多彩な文化活動をされている信州国際音楽村でのコンサート。ホールは遠くの山々や上田の盆地を見渡せる高台にあり、久々に「信州に来た」気分に。若かりし頃の僕は、このあたりの山々を自転車で往き来していたものであったのだが、今や・・。などと、思い出にふけりつつ、大変美味しい蕎麦をいただく。
 重子さんと花子さんのジョイントについては、歌の手触りや歌を歌うことの目的意識の中に共通点が多々感じられ、毎回、とてもよく「届く」ものになる。今日も、多くのお客様に「届いた」という実感の持てる内容でした。終了後、今日も美食をいただき、忝くも申し分の無い一日。
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1396083807.jpeg ダ・ハ・ハ・ハ。

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3月21日(金)
 
 
富士市、メゾン・ド・アニヴェルセルにて、鈴木重子、大島花子ディナーショー

 富士山の麓、結婚式場アニヴェルサルでのイベントに、重子さんのお仕事で呼んでいただくようになって、今回で三度目。毎回、優雅な時間を過ごさせていただいているのだが、今日はたまたま僕の誕生日、ということで、シャンパンとバースデーデザートの差し入れまで。ありがとうございます。誕生日と言えば、テビチをいただくケースが多かったので、大変新鮮でございました。

 終了後、車で深夜の移動。富士山の西麓を甲府経由、八ヶ岳東麓まわりで上田市へ。車中ワインをのみつつ、いろんなハナシをしながらの移動。楽しうございました。Nさん、ご苦労様でした。
 
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3月18日(火)
 
 
畠山美由紀さんのサポートでNHK歌謡コンサート出演

何が苦手と言って、人前に出ることほど苦手なことは無い。小学校の頃、当てられるのは恐怖以外の何ものでも無かったし、まして教壇上にて何かをしないといけない状況は、本当にカンベンしてもらいたかった。

 長じてこういう職業についてからも事情は同じで、かろうじてギターは弾くが、しゃべったり台詞を言ったりダンスをしたり、ということになると、恐慌状態をきたす。それらの中でもテレビの出演は何ともオソロシイものであって、その理由は、目の前のお客さんやスタッフだけでなく、テレビカメラの向こうの「人数」に圧倒されるからである。特に、ゴールデンタイム、NHK地上波、生放送、などというのは、ある種「三重苦」なのであり、そういう理由で、僕は早くから「NHK紅白歌合戦出演拒否」宣言をしている(誰も呼んでくれないけど。)

 今日は、その、「恐れていたこと」が起こってしまった一日だったワケで、大変消耗した。でも、消耗したけれど、本番は、存外気持ち良く演奏出来た。畠山さんと共演者のおかげでもあり、楽曲への「慣れ」のおかげでもあり、現場での音環境の良さのおかげである。やれやれ、ともかくこれでここ数週間のつかえが取れた。しばらく枕を高くして寝ることが出来る。
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1395192619.jpeg 余りにめずらしすぎる取り合わせ

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3月15日(土)
 
 
神戸、みみみ堂にて、純名里沙さんとデュオ

 みみみ堂さんでのライブは、去年8月以来、二度目。前回のここでのライブで、初めて純名さんとのデュオの形の基本形が出来た、という、特別な場所である。今回は、純名さんの誕生日、ということで、このデュオにとっての「コア」なこの場所を、早くからブッキングして臨んだ。
 
 今日は、今までのミュージカルや洋楽中心から、昭和歌謡を意識した選曲が中心となったが、それがうまく機能したカンジ。昭和歌謡とは言え、全く特別な手触りの、我々によるオリジナルなアプローチによる「他に無い世界」である。自分が純名さんとやろうとしていることが、今日のパフォーマンスによって、自分自身、初めてハッキリとわかったカンジ。「次のステップ」は「微調整」と「底上げ」かな。
1395124923.jpeg 今回も松栄さんの素晴らしいイラスト

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1395124925.jpeg おねうちもの登場

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3月13日(木)
 
 
青山プラッサオンゼにて、コーコーヤ、ライブ

 夕方から雨と強風で「大嵐」状態に。そんな天気にも負けず、多くの方に来ていただけ、ダブルアンコールまでいただきました。ありがとうございました。

 去年の夏前以来、新譜の曲ばかり演奏してきたが、そろそろ「ナニ」なので、今回、被災ぶりに三分の一ぐらいを、旧曲に差し替え。時の移ろい、ノーミソの劣化具合をしみじみ感じる夜ともなりました・・・。
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3月11日(火)
 
 
畠山美由紀さんのお供で、FMステーションのハシゴ出演

 震災3周年、ということで、J−WAVEとFM YOKOHAMAにて「我が美しき故郷よ」の伴奏。
まず「J=WAVE SPECIAL HEART TO HEART」では、14時46分から、気仙沼港の波音を聞きながら1分間の黙祷、そのまま演奏へ。普段ラジオスタジオでの生演奏というのは、どうしても散漫なものになりがちなのだが、今日ばかりは、こんなに集中したことは無かった、という程に集中した演奏が出来た。

 夕方は、場所を横浜に移して「FM YOKOHAMA Tresen+」出演。こちらは特番ではなく、普通の番組枠の中でのゲスト出演。昼の演奏よりは、もう少しユルイカンジの演奏になった。それもまたよし。普段毎週土曜日に番組を担当している畠山さんにとっては、「ゲスト」としてFヨコに出演するのが新鮮だったようで、楽しそうでしたぜ。
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3月8日(土)
 
 
東京文化会館にてショーロクラブ+ヴォーカリスタス「武満徹ソングブック」コンサート

 今回は、詩人、谷川俊太郎さんが特別参加。毎回、選曲や構成をマイナーチェンジしていて、今回についても、普段と大分見え方も違ってくるだろうとは思っていたが、想像以上に内容豊かなものになった。

 谷川さんには、朗読だけでなく、短いコメントで武満さんの思い出やエピソードも語っていただいたのだが、そこからそのまま詩の朗読に入る「リズム感」みたいなものが、ショーロクラブ+ヴォーカリスタスの音楽の流れとよくマッチして、全体にスピード感(と言うか)のある展開になったように思う。

 僕はと言えば、実は数日前に親指の爪が致命的な折れ方をし、更にそれをムリヤリ補修した時の接着剤のせいで指先がただれて、指が痛い、その上何故かここ数週間目がかすみ、譜面が読めない、シャープとフラットの違いがわからん、という、散々なコンディションだったのだが、指の方も目の方も、何とか「本番」には症状を克服、極上のメンバー諸氏とともに、「タケミツ」の演奏を楽しむことが出来た。カミサマ、武満さん、谷川さん、ヴォーカリスタス、満員のお客様に、本当に感謝、である。
 
 それにしても、自分で言うのも何だけど、コレはホントにいい企画、大人の鑑賞に堪えるコンサートだわ、ホンマ。次は秋頃、とのウワサあり。
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3月7日(金)
 
 
落合さとこさんと、下北沢 CIRCUSにてデュオ

 落合さんとは、実はもう15年近くのおつきあいである(らしい)。しかし、仕事としては、(たぶん)2000年台の初めの頃、彼女のレコーディングを何曲かお手伝いしたことがあるのみで、その後、関西、更に現在は山口に移られ、「ご縁」は切れた、と思われた。
 
 ところが、去年になって、それまで皆無だった山口県とのご縁が急に深まり、落合さんとは、あちらで再会。それで、その流れの中、デュオをやりませんか、というお誘いを受け、今日の運びとなった。切れない「縁」というのは、こんなもんかもしれません。

 落合さんの音楽の存在感は、たとえて言えば、「ひっそりと佇んでいる」ようなカンジで、派手ではないが、デリケートで人肌のぬくもりがある。こう言ってはナンですが、本来的には「やりやすい」。しかし、そういうカンジであるので、同時に細かいところに「勘所」が沢山ちりばめられていて、最近とみに動きの悪い僕のノーミソにとっては、「地雷」も少なからず散らばっている、というふうでる。今日は、地雷をよけつつ、時には半分ぐらい踏みつつ、よろけつつも、何とか最後までたどり着いたカンジ。次回は、もう少し、「地雷」の場所を覚えておきたい。
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3月6日(木)
 
 
8日「ショーロクラブ+ヴォーカリスタス+谷川俊太郎」のリハ。人数が多いので、調整が大変だったのだが、何とかこの日一日で全てをまとめることが出来た。「ヴォーカリスタス」は谷川さんファンが多い。谷川さん、ナニゲにモテておられました。
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3月4日(火)
 
 
気仙沼にて、畠山美由紀さん出演の某テレビドキュメンタリー番組収録

小学校の授業に合わせての収録、ということで、起床6時〜入浴〜朝食6時45分〜出発7時40分〜本番(1時間目)8時40分から、という、ここ数十年では「あり得ない」時間割。あらゆることが、「初体験」の、フシギな一日でした。特に畠山さんにとっては、一日の「経験量」としては、人生有数、ではなかったか。お疲れ様でした。
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