2014年4月の日記:[以前の日記]
 
 
4月29日(火)
 
 
渋谷西武にて、吉田慶子さんとOi! Brasil The Girl From Ipanema」〜イパネマの娘〜イベント出演。

 ブラジル物産フェアみたいなもの(と思う)の一環として、西武7Fに特設された「イパネマのム娘カフェ」のステージでの演奏。演奏が無い間は、ジョイス姐さんのインタビュー映像がずっと流れていて、イイカンジだ。

 デパートで、ということで、音環境その他、吉田さんと僕の「弱音」デュオで大丈夫なのか?という不安もあったのだが、いざフタを開けてみれば、通常と変わらぬ集中度の高い雰囲気の中、通常以上の数のお客様に囲まれた、通常通りの質の高いライブをすることが出来た。
1399000654.jpeg

line
4月27日(日)
 
 
コーコーヤで、渋谷ヒカリエにてイベント出演

 仕事で通過する以外に、滅多に繁華街は歩かないので、最近出来た商業施設「ヒカリエ」にも滅多によりつかないのだが、本日は、「ヒカリエ楽団 2014 -Shibuya hikarie 2nd Anniversary-」なるイベントである。
数日にわたって、ヒカリエのいろいろな場所で、質のいいライブをやる、というイベント。
 今日は11F(カフェとコンビニしか無かった)で、ということで、お客さんが来てくれるかどうか、ちょっと心配だったのだが、演奏時間になると、どこからともなく人々が集まってきてくれて、ヨカッタデス。
1399000585.jpeg

1399000586.jpeg

line
4月26日(土)
 
 
ジョアン・リラ at プラッサ・オンゼ

 個人的事情で、年に一度は日本を訪れるようになったジョアン。当然、ライブをやるべい、ということになり、ここ3年、毎年のようにお誘いいただいている。ジョアンとは、87年にブラジルで出会って以来の友人だが、よく考えて見ると、「仕事」を一緒にしたのは、この「3年」のみであり、あとは何をしていたかと言うと、飲んだり、若干は一緒に演奏を楽しんだり、彼がマウリシオ・カヒーリョと凄い練習をしているのを横で口を開けて見てたり、といったところである。

 僕が彼と出会った時期は、彼がレシフェからリオに移住してしばらく経った頃であり、彼は、マウリシオ達のサークルの中で着々とショーロの技術を磨いていた。でも、僕にとって圧倒的に印象深かったのは、北東部リズムのグルーヴを彼がギター一本で叩き出している姿の方で、その彼の、より「中心」に位置しているのであろう世界から繰り出される「ノウハウ」には、アラレもなく影響を受けた。

 とは言え、今回のジョアンの新譜は、全編「ショーロ」である。彼の師匠筋、カニョット・ダ・パライーバというショーロ系ギタリストがいるが、その音楽が「基本イメージ」にあると思われるところの「難曲」の数々と、「ベランダで美女を横に夕日を見ながら」演奏するようなロマンチックな曲の数々。

 今日から始まった一連のライブは、一部は新譜収録のショーロのオンパレード。そして2部は一転、エネルギー全開の北東部音楽大会だ。正直に言えば、僕にとって、一部は、忘れたものを必死になってかき集めてるカンジがしないでもない。二部はゴキゲンだ。ややこしくないところがいい。そして、全体として、3年目になって、少しずつ「大変さ」が薄れてきているところも、ちょっとうれしい。
1399000514.jpeg

1399000515.jpeg 30歳(自称)のお誕生日でした。

line
4月23日(水)
 
 

那覇、ドラミンゴにて比屋定篤子さんとデュオ

比屋定さんの大学時代の同級生がママをやっているお店でのライブ。今日もまた、大変カジュアル過ぎる雰囲気のライブに。終了後、EPOさんご一行が乱入。3人でオマケのライブ。大雨が降ってお店から出られず、そのまま随分長く飲んで、そのあと秘密のお店Nへ。そこでも比屋定さんとオマケのライブをちょこっとやって、「沖縄ツアー」打ち上げ。8泊は、さすがに、長かった。
1398319308.jpeg

1398319309.jpeg

line
4月22日(火)
 
 
那覇、ル・ガンボにて比屋定篤子さんとデュオ

今回の「沖縄ツアー」後半戦は、比屋定さんと。会場のル・ガンボは、比屋定さんもよく来る所、とのことで、最初から大変カジュアルな雰囲気のライブに。居住地が沖縄と関東に離れてもう十数年が経つが、ずっと継続出来ているのは、大変よろしいことである。しばらくやってなくても、ピタっと息が合うカンジは、やる度に「カイカン」だ。
1398319365.jpeg

1398319366.jpeg 某共演者と写る時と同様の笑顔で、との島袋アナのリクエストに、必死で応えてみました。→大分違うと言われた。

line
4月20日(日)
 
 
某レストラン15周年パーティーにて、比屋定篤子さんと演奏

那覇に来れば、時間が許す限り一度は食べに行くお店、T亭の15周年パーティーに呼ばれて、比屋定さんと演奏。大盛況の中、最初に演奏して、あとはひたすら飲食、という「理想的」な会の流れだったのであった。てだちゃん、おめでとうございます。これからも来ますので、よろしく〜。
1398218762.jpeg

1398218763.jpeg

1398218764.jpeg

1398218765.jpeg

line
4月19日(土)
 
 
那覇、桜坂劇場にて「EPO Theatrical Live with コーコーヤ 『The petit four』」

 EPOさんの「長年の夢」である「ミュージカル的ライブ(と、僕は解釈してるんだけど)」 の「船出」に、音楽のパートナーとしてコーコーヤを選んでもらった。それだけでも十分ウレシイのだが、僕の側から見れば、きっちりとした台本のある「演劇」とのコラボは初体験であり、まずはとても興味深かった。

 台本をいくら読んでも、経験が無い(上に演劇、あんまり見たことない)ので、イメージが立ち上がって来ない。昨日の本番前に途中まで「通し」リハをやって、やっと何となくイメージが掴め、今日の本番前に一応ちゃんとした通しを一回やったのだが、その段階で、早くも宮川雅彦さんと川満聡(川満しぇんしぇー)さんが抱腹絶倒のアドリブを飛ばし合い、あーそうか、こうやって作って行くのか、と、納得(正しい「納得」なのかは不明)。

 宮川さんの構成・演出による、人の一生をテーマとして幾つかの場面を切り取ったやりとり(演じるのは宮川さん、しぇんしぇー、犬養憲子さん)と、EPOさんの歌、コーコーヤの演奏が交互に出入りする、という、まさに「コラボ」な内容なのだが、初演とは思えないぐらい「グルーヴ」したと思う。

 この企画は、今後も続いて行く模様。どんどん場数を踏んで、どんどん自由になっていけば、更に面白くなると思う。またひとつ「楽しみ」が増えたぞ。
1398005635.jpeg

1398005636.jpeg

1398005637.jpeg

1398005638.jpeg しぇんしぇーとはもう知り合って十何年になるけど、今夜初めてゆっくりお話できました。

line
4月18日(金)
 
 
コザthreeにて、コーコーヤwith EPO ドン久保田ライブ

 石垣島から沖縄本島に戻って、その足で会場入りし、今日明日のためのリハをやる予定が、たまたま時間の近い別便に乗る予定だった黒川さんの飛行機が故障してしまい、彼女だけ4時間遅れで会場入り。ドンさんとも初顔合わせで、明日のリハもやらねばならず、異様にあわただしいリハを時間ぎりぎりで何とかこなし、本番へ。

 そういうのって結構「緊張のひととき」になるような流れなのだが、そこはコザのゆる〜い雰囲気の中でのパフォーマンス。何だかラクチンな気分の中、やんわりと楽しい時間を過ごさせてもらった。初演多数・初顔合わせいろいろ、であったが、ある意味、理想的にうまく乗り切れたような気が。とは言え、終わってみれば、石垣島からの移動で始まった長〜い一日には、さすがに大消耗。
1398003178.jpeg

1398003179.jpeg

line
4月17日(木)
 
 
石垣島すけあくろにて、コーコーヤのライブ

 コーコーヤの、すけあくろでのライブは三回目。初回は2008年?で、その時は、オリオンビアフェスタのヨッパラッタお客さんが大量に来てくださり、異様な興奮状態につつまれた一晩だった。二度目は2011年、震災の直後で、ツアーをやるかどうか迷いつつやってきて、逆に島の皆さんに癒やしていただいたような記憶が。そして3回目の今回は、熱心なお客さん達に「待っていた」と、口々に言っていただき、まことに、来て良かった、と思える一日なのであった。また、是非よろしくお願いいたします。

 終了後は、昨夜と同じく、店内で打ち上げ、→メンガテーのソバとテビチ。深夜一時半のソバとテビチは「効く」。
1398002269.jpeg

line
4月16日(水)
 
 
石垣島すけあくろにて、純名里沙さんとデュオ

 先日の那覇桜坂劇場での純名さんのライブの時、打ち上げで、今回のコーコーヤの沖縄ツアーのハナシをしていたら、「ワタシも石垣島でライブしたい!」という、純名さんの「プッシュ」があり、その場ですけあくろのマスターIさんに電話、あっというまに決まったスケジュールである。

 あの「純名里沙」がすけあくろで?という、ミスマッチ感が、吉と出るか凶と出るか、と思いつつ臨んだのだが、やってみたら吉も凶も無い、というか、アタリマエのように場に溶け込んで、歌っていらっしゃいました。お客さんとのやりとりなんかも含め、この1年ほどで、純名さんは、ホントに「ライブ」の出来る人になったのだなあ、と、ちょっと感動したね。

 終了後はマスターと3人でメンガテーのそばとテビチを。純名さんが、深夜、ディープなおでんやでテビチをつつく姿は、なかなか珍しい「絵」なのであった。

 純名さんにとっては初めての八重山だったそうで、この土地のゆったりした雰囲気が大層気に入られた模様。ライブが終わったあとは、波照間島まで足を伸ばされるとのこと。
1397957775.jpeg

1397957776.jpeg

line
4月14日(月)
 
 

ジョアン・リラ・バンドのリハ

 今年も、年に一度の修行シーズンがやってまいりました。ショーロからノルデスチまで、(当然のことながら)チョー強力なラインナップ。忘れていたブラジル音楽のあのことこのことを。ムリヤリ呼び覚ますひととき。

 しかし、一昨年よりも去年、去年よりも今年の方が、ラクなカンジもする。いずれにせよ、普段とんとご縁の無くなってしまった本格的ブラジル音楽を5時間ぶっ続けでやる、というのは、相当凄いことなんであって、今日一日で、自分が三分の一程「再ブラジル化」したのが自覚される。

 今回は、4/26プラッサオンゼから始まって、5/15モーションブルー横浜、18名古屋、19神戸、20大阪、と、続いていくので、終了した頃には、結構「ブラジル化再構築完了」してるかも。
1397536276.jpeg

line
4月12日(土)
 
 
「読書空間 みかも」にて、大島花子さんとデュオ

 2ヶ月に一回のここでのライブ。来る度に季節の移り変わりを感じることのできる場所である。前回は、まだストーブをつけていたと思うが、今回は、もう開始直前まで窓を開けて春の風を楽しむことが出来るようになった。パフォーマンスは、相変わらず「スーパーカジュアル」。「家にいる」感が、回を追う事に深くなっていく。来年あたり、ここに住んでたりして。
1397535510.jpeg

1397535511.jpeg 譜面台は、寺子屋の机のようなカンジ

line
4月9日(水)
 
 
ショーロクラブで、平井真美子さんのレコーディングのお手伝い、その2。


 NHK「にっぽん縦断こころ旅」の新録音源政策のお手伝いの続き。今回は、平井さんの曲に池田綾子さんが詩をつけたものを、ショーロクラブの伴奏で池田さんが歌う(ややこしい)、というもの。

 池田さんとは、一昨年以来、徐々にご縁が深まりつつあるところに、今回の組み合わせ。考えようによっては相当の難曲だったのだが、とても気持ちの良いコラボレーションになった。池田さんとは、今後、いろいろ続いていく流れになっているので、乞うご期待。

 平井さんについては、共通にお世話になっているスタッフがいることなどもあって、「同じの輪」の中にいる、という認識はあったのだが、お会いして仕事をするのは、今回が初めて。数曲の共演であったが、お互いに共感出来るモノを強く感じた。(と、僕は思ったんですが。)良い出会いの場になった今回の企画に感謝。
1397064175.jpeg

1397064176.jpeg

line
4月8日(火)
 
 

プラッサオンゼにて、吉田慶子ライブ

 ここんとこ、プラッサでの吉田さんとのライブでの予約数が、直前まで「予断を許さぬ」状況であることが多々あり、その度に、ツイッターやFBなどで「御予約少なめ警報」を発令している。幸い、毎回、本番は比較的沢山の方々に来ていただけていたのだが、今回はひときわ「予断を許さぬ」状況であったので、当日に至り「激甚少なめ警報」というのを出してみた。
 結果は「アットホームなライブ」になったのであったが、ミュージシャンにとって「集客」ということについては、毎回毎回本当に頭が痛い。良し悪しに関わらず、入るものは入るし、入らないものは入らないようなのであって、それは即ち「賢い消費者」の行動じゃないのじゃないか?と、お客さんに八つ当たりしたくなる。

 などという、天に唾するような愚痴は置いておいて、今日は新曲が4曲(うち1曲は前日リクエスト)で、ずっとほぼ連日仕事が続いていた身としては、なかなかハード。今まで覚えたことのなかった「指疲労」みたいなものを経験するハメに。
 また、吉田さんとのデュオも、実は今年初めて(僕は1ヶ月前ぐらいのつもりだった)だったそうで、彼女とのデュオのようなデリケートな内容のものは、本当はもっと頻度が高くないと、なかなか大変だったりもする。(幸い今月は29日に渋谷でイベント出演=数日うちに詳細UP、5月は10日、11日と、名古屋でライブがございます。ちなみに、次のプラッサは7月17日ですので、いまからチェックヨロシク。)まあ、そういったモロモロのことを解決しつつ(あるいはやり過ごしつつ)進んでいくのであります。
1397061778.jpeg よく見ると、何か心霊写真のように見えますが、よく見ると、心霊写真ではありません。

line
4月6日(日)
 
 
町田「さんくらんぼホール」にて「桜の下で 歌って笑って NUUライブ」

 このメンバー(NUU、渡辺亮、おれ)で、3年連続。毎年、大嵐になって「桜の木の下で歌」うどころじゃないことになっているのだが、今年も、リハをしているうちに、みるみる空はかき曇り、本番中には大きな落雷もあったり、と、「期待」に違わぬ流れに。(それで「終了すると雨が上がる」というのも、例年どおり。)どこへ行ってもご本人が現れたら晴れる、平良とみおばぁみたいな方もいれば、こういう人もいるのである。

 ところで、NUUにとっては「産休前最後(かも)」のライブでもある。MCの中で、前回、危険な程に難産だったことが話され、今回懐妊した時は、命の危険も覚悟した(している)、という意味のことを言っていた。「命の大切さ」みたいなことは誰でも言えるが、それを越えた「命フシギさ」についての諸々を語るNUUの語り口には、何かを越えた人だけの持つ、一種、「静けさ」のようなモノを感じる昨今。まー、とりあえず、良い出産?を!
1397008273.jpeg

1397008274.jpeg

line
4月5日(土)
 
 
吉祥寺キチムにて、おおはた雄一君「キチムの12ヶ月」に、アンサリーさんと出演

 おおはた君のマネージャーSさんから、「構成上、是非ソロやってください」という、むむむな要請があり、いいかげんソロで大騒ぎするのはやめにしたいのだが、今回も自分のココロの中では大騒ぎしてしまった。うまくなるか、キッパリやめるかどっちかにすべき、と思うのだが、ちょっと進退窮まった気分。と言いつつ、結局おおはた君とステージで話しをしているうちに、2曲もやってしまうところが、言っていることとやっていることが違ったりもする・・。

 てなハナシはともかく、ライブは、凄く楽しいものになった。この企画、おおはた君のソロがたっぷり聞けて、ゲストのソロもたっぷり聞けて、更にコラボレーションは「ハプニング満載」という、大変オイシイ内容で、昔NUUさんが田園都市線沿線でやっていた「ロータスサウンド」というイベントを彷彿とさせる部分も。そういや、あのイベントにも、アンさん、出てもらったっけなぁ。
 
 で、「ゲスト」としてのアン・サリーさんと僕のパフォーマンスだが、相変わらずのアンさんの怪しいトーク炸裂、その一方で曲の方は新曲・難曲揃いで、やってる方がまず飽きることが無かった。もちろんお客さんにも楽しんでいただけたことと思う。しかし、ああいう終わり方をするとは、知らなかった・・。
1397062013.jpeg

1397062014.jpeg

line
4月4日(金)
 
 
アン・サリーさん、おおはた雄一君と、明日のためのリハ

いつものようにカラオケ屋さんでリハ。アンさんとの曲は、滅多にライブでやらない曲ばかりで、結構「修行」かも。おおはた君を交えたレパートリーは、結構ご機嫌系かも。さて、どうなりますでしょうか。
1396604441.jpeg

line
4月3日(木)
 
 
EPO with コーコーヤのリハ

4/18コザ、19那覇用のリハ。いいカンジで仕上がりました。大変心配していたタップダンスや台詞の件も、特に触れられることなく、ほっと一息の一瞬。
line