2014年6月の日記:[以前の日記]
 
 
6月29日(日)
 
 
多摩川べりのGekkoにて、池田綾子さんとAin'tNo15周年記念イベント出演

 去年11月、初めて池田さんとライブをやったお店、Ain'tNoの15周年記念イベントに、池田綾子さんの伴奏で呼んでいただいた。
 ここのところのスッキリしない天気とはうってかわって青空の広がる真夏のような空の中、初めて行ったGekkoは、二子玉川から多摩川の川縁を海の方向に数百メートルほどいった所にある、隠れ家的な場所。多摩川べりを何度か散策した時に、これは何かなぁ、と思っていたのだが、なかなか魅力的なスペースであった。
 Ain'tNoのご夫妻は、池田さんのいろいろな活動をサポートされている模様で、池田さんのリラックスしたカンジからも、それは伺われた。会場は、お店の屋上。天気がよければ、多摩川を一望のもとに見渡せる、最高の場所である。
 ところが、本番が近づくにつれ、黒い雲がもくもくとわき上がってきた・・。都内はゲリラ豪雨に注意してください、という情報もあり、だいたいこういう時は歌い始めると同時に大雨開始、という「お約束」があるのだが、どうやら保ったまま無事5曲演奏終了。僕は降り出す前に早々においとましたのだが、そのあともずっと続く予定のイベント、ちゃんとやれたかなあ。
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6月28日(土)
 
 

畠山美由紀さんと虎ノ門ヒルズ,オーバル広場にて、オープニング・アニバーサリー・イベント「OUR PARKS」に出演

 地方はどんどんさびれていくが、東京は次々と新しい商業施設が生まれていく。虎ノ門ヒルズ、オーバル広場は、仕事帰りの人達が寝転がれるような芝生のある、ステキな広場。今回のお仕事は、この前のヒカリエでのコーコーヤの仕事と同じスタッフによるイベント。なんだかいろいろ「動いて」いるカンジがする。我ながら意味不明な感想ですが・・・・。
 畠山さんとのまとまったデュオライブは、久しぶりだったかもしれないが、ラクに楽しく演奏することが出来た。これからしばらく畠山さんとは、いろいろな形でガッツリやることが決まっている。上々の「皮切り」だったかも。
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6月27日(金)
 
 
ジョアン・リラ宅に、ギターを習いに行った。

 今回の来日で何度か一緒に演奏をして、ジョアンは、僕の「問題点」を、正確に把握してくれた。という気配があったので、ここはひとつジョアンにいろいろ教えてもらおう、と、帰国間近のジョアンを訪ねたのであった。
 誰かにギターを教えてもらう、という経験が殆ど無く、記憶を辿っていくと、これはヒトには意外かもしれないが、数十年前に小畑和彦師匠宅に伺ったのが、唯一の経験なのであった。
 だんだん「残り時間」が少なくなることで鮮明に見えてくることもある。今回は、ジョアンという「名匠」の目を通して、更にいろんなことがあぶり出されたカンジがする。今日のことが「形」になるのかどうかわからないが、いろいろ深く「思う」部分があった。よい一日でした。
 終了後、西荻のコポドヂアに、ジョアンのお別れ会に。久しぶりの人達、初めての人達と、楽しいひととき。
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6月24日(火)
 
 
屋久島、散歩亭にてコーコーヤ、ライブ

 散歩亭さんは、ライブも三回目、一昨年にはクルーズツアーの途中で屋久島寄港、お茶を飲ませていただきに立ち寄ったりもしていて、自分にとって、すっかり「よく知ってる」場所になった。いつも大歓迎していただいて、ひたすら有り難し。50歳になるまで全くご縁の無かった土地で、このように新たなご縁が出来るというのは、この仕事の良さだなあ、としみじみ感じるのであった。

 コーコーヤメンバー女性達も、屋久島にはずっと行きたかったそうで、今回それが実現し、良い形でライブが出来て楽しんでいただけた、ということで、大感激であった模様。終了後、随分遅くまで、スタッフのみなさんといろんなハナシをしたのだが、後で聞いたところによれば、更に明け方近くまで、スタッフ同士語り合っていたのだとか。いい出会いになって良かった。ありがとうございました。ビバ、散歩亭。
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6月23日(月)
 
 
屋久島入り

 昼過ぎに高速艇で屋久島入り。結局ここ数年で既に四度目の屋久島。「ご縁」を感じないわけにいかない。
港では、散歩亭Uさんの出迎えを受ける。ここで何故かウォン・ウィンツァンさんご一考に遭遇。一緒に昼ご飯をいただき、一緒にノマドカフェにてお茶をして、一緒に「千尋の滝」を見物。これもまた「ご縁」。

 ウォンさんご一行と別れて宿に入り、一眠りのあと、散歩亭にて夕食をいただく。何だかずっと眠い。島に来ると、気持ちがゆったりして、眠た〜くなる。何でなんでしょうかね。
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6月22日(日)
 
 
鹿児島、recife&TEREZAにて、コーコーヤ、ライブ

 熊本から新幹線に乗って鹿児島へ。1時間に満たない旅で、何だか物足りない。今日の会場「Recife」は、店主リチャードさんが、四年間ブラジルのRecifeに住んでいたことにちなんだ店名。別に「ブラジル」に特化したお店ではないようだが、クプアスのジュースがあったり、かかる曲がいかにもブラジル好きを彷彿させるものだったり、と、「ブラジル系」にも居心地のよいスペース。

 そういうワケで、ツアー中の「デフォルト・メニュー」から少し変えて、エルメート・パスコアールの「フォホー・ブラジル」や、まさに「ブラジル、レシフェの音楽」たるフレヴォのリズムの曲「FREVO」やらをやって、予定通り?「大ウケ」した。

 鹿児島は(鹿児島に限らず九州自体が)初めての場所だったのだが、少なからぬお客さんに来ていただき、ウケていただいて、昨日に続き、誠に来た甲斐があった、と思えるツアー展開。

 終了後、足の問題があるので、打ち上げもせずに、さっさとホテルへ。熊本、鹿児島と、現地の酒も飲まず(少し飲むけど)、名物料理の類いも一切食べていない。そういう意味では、史上最悪?な九州ツアーかも。
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6月21日(土)
 
 
熊本、PAVAOにてコーコーヤのライブ

 実は旅の出発前日から左足の向こう脛が腫れていて、なんだろうなあ、と思っていたら、昨日の朝から本格的に腫れと痛みが広がり、それが徐々に膝の方向に「エリア拡大」していくのであった。ネットで調べると、「蜂窩織炎」というものであるらしい。
 僕はそういうマイナーな病気と縁があって、これまでも「薔薇色粃糠疹」だの「発作性頭位性目眩症」だの、へんてこな名前の病気にいろいろ患ってきたが、またひとつ、ロクでも無いコレクションが増えてしまった・・。
  昨日は、公演前に医師の診察を受け、薬ももらったのだが、症状はピーク状態のまま日をまたいで、結局今日も晴れた足を引きずりつつの演奏となった。
 とは言え、何分「足」のことなので、演奏に支障があるわけでもなく、新譜の曲を全曲やるのは久しぶりだったけど、なかなかラフに楽しく演奏することが出来た。

 今日の会場PAVAOさんは、比屋定さんとのデュオで今まで二回、お世話になっているが、いつも行き届いた対応をしていただいていて、安心して演奏の出来るスペース。食べ物、飲み物も、きっちり工夫して作っていて、美味。熊本におこしの方は、ライブ以外でも、是非お立ち寄りを。
 去年の比屋定さんとのライブは、一階上で開業している「タイ古式マッサージ、めだかや」さんのオープン記念のイベントの一環として、だったのだが、今年は、めだかやさんの「一周年記念」のイベントの一環としてのライブなのであった。おかげさまで沢山のお客様に聞いていただくことが出来た。多謝、であります。 
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6月20日(金)
 
 
大分、平和市民公園能楽堂にて、能楽堂アルススコラ『アン・サリー feat. コーコーヤ』

 アン・サリーさんとコーコーヤ、という組み合わせ、それまで考えたことが無かったのだが、実は合うんじゃないかしら、と思ったのが、今回の組み合わせによるコンサートの実現につながった。能楽堂のHさんからご相談を受けていたのと、いいタイミングで結びついた。

 コンサートの構成は、一部:コーコーヤ→アン+笹子デュオ、二部:コーコーヤ→アン+コーコーヤというわかりやす〜い形にしたが、それぞれの良さが良く出た内容だったと思う。アンさんとコーコーヤのコラボは、結局7曲やったのだが、どの曲も楽しい、満足出来る内容になった。これは、是非「次」に結びつけたい。誰か企画してくれないかな〜。
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6月19日(木)
 
 
 ケガした。ドアに左手の親指がヘンな方向に当たって、ねんざ。幸い、演奏に使う方向へのねんざではなかったので、演奏には支障無さそうだけど、負担のかかる場所だけに、しばらくは大事にしないといけなさそう。

 練習、サボる理由が見つかった、という考えもあるか・・。
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6月16日(月)
 
 
青山、プラッサオンゼにてコーコーヤのライブ

 このところずっと「新譜からの曲のみ」なライブに終始してきたので、久しぶりに「昔の曲」をやるべい、というハナシとなり、「新幹線」「新幹線2」「Forro Brasil」といった、忘れかかった曲をいろいろやってみたのだが、いや〜。難しかったわ。「え、この曲、こんなに速くやってたっけ?」の連発。昔は、よく練習していたことを知ったのであった・・。

 客席にはジョアン・リラ師匠の姿も。「これらの曲、全部オリジナルなの?」と、ちょっと驚いた様子。演奏もすばらしい、コンビネーションも抜群、と、たいそう褒めていただいたのであった。で、最後に、コーコーヤの絵を描いて帰られました。
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1403327220.jpeg ジョアン・リラ画伯によるコーコーヤ肖像。

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6月15日(日)
 
 
京都Sole Cafe にて、池田綾子さんとデュオ

 池田さんと最初にお会いしたのは、8年?ほど前、とあるライブハウスイベントにおいて、である。その時に、いつか一緒にやりましょう、とお約束をした。それから数年経って、一昨年ぐらいに突然ご連絡をいただき、レコーディングのお誘いを受けた。更に去年の11月?に初めてミニライブをサポート、そして、今回、フルサイズのライブをサポート、という流れで、今日の日を迎えた。随分長い時間がかかったけど、ゆっくりと、音楽を煮詰めて行く。こんなやり方もアリかもしれません。

 池田さんのこれまでのライブ活動の詳細は、僕はよく知らなかったのだが、今日のライブのように、ピアノの弾き語りパートとギターのみをバックとするパート、みたいな「最小編成」でのライブは、余り経験が無かった模様。いろいろ「初体験」で大変な部分があったと思うが、そんなことは感じさせない、充実した内容のライブであった。会場のSole Cafe さんも、何度もお世話になっている所。僕も、殆ど初めての曲で、しかも結構簡単では無い曲ばっかり、といったハンデを感じさせない演奏に終始した、はず。
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6月14日(土)
 
 
京都α-Station、J-AC TOP40 に、池田綾子さんと出演

谷口キヨコさんのナビゲーションによる生番組。池田さんはα-Stationに長く番組を持っておられたとのことで、「親しい場所」に帰って来た感いっぱいでした。まだライブにもかけていない曲を、生番組でいきなり生演奏。ちとびびったけど、つつがなく終了。
夕方のいい時間に京都のまちで自由になってしまい、ついフラフラと・・・。
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1402752982.jpeg みたことのあるおっさんがいました。

1402752983.jpeg 珍味山うに豆腐とともに、本日終了。

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6月11日(水)
 
 
渋谷にて池田綾子さんとリハ、続いて、中目黒、楽屋にてジョアン・リラ、ライブ

 6/15京都SOLE CAFEでのデュオライブのためのリハ。池田さんとは、去年以来、2度目のライブなのだが、先日の平井真美子さんのレコーディングをご一緒しているので、「凄く久しぶり」なカンジでもない。それに、先日のそのレコーディングで、お互いに、ある種の「呼吸」みたいなものを掴んだ部分があり、今回のライブは、それを具体化、定着化させるチャンスでもある。カンショクとしては、「行けます」。乞うご期待。ちなみに、夜の部に若干お席が残っているそうです。

 で、ギリギリまでリハをやって、開演時間直前に楽屋(らくや)に突入。今日は、4月末以来ずっと続いていた、ジョアン・リラ関連の、今度こそ今年最後のライブ。(池田綾子さん→ジョアン・リラ、というのも、しびれる。)リハはおろかサウンドチェックも出来なかった上に、クラリネットの斎藤彰子さん、ピアノの古賀聡子さんとも初顔合わせ、という、あり得ない状況だったのだが、むむ、今日が演奏は一番良かったかも。楽しくラフに緻密に、演奏させていただきました。ほんまに音楽はわからんねえ。

 終了後、ジョアンは、早くも「来年は・・」という話しをしていた。我々ぐらいのトシになってくると、来年の仕事のハナシが来ると思わず「生きてたら・・」と答えてしまうのだが、お互い生きてたら、来年もまた声をかけてもらえそうである。いろいろ大変だが、勉強になり、なおかつ楽しい。お得な(って、僕にとってだけど)セッションなのだ。
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6月7日(土)
 
 

読書空間みかもにて、大島花子さんとデュオ

 小ライブのためのスペース、と言えば、花子さんの見つけて?きた、この「みかも」というスペースほど際だった個性を持ったところは、余り無いのではないか。入ったとたん、その時の「季節」が目に飛び込んでくる。今日のお題は、もちろん「梅雨」でした。

 そして、演奏を続けていくうちに、どんどん「自分の部屋でくつろいでいる」気分になってきて、肩の力が抜けていく。寝転んで歌っちゃうかも、と、花子さん。さすがにそれはダメでしょう・・・、と、思わず返したんだけど、案外花子さんの方がアナーキーなのかもしれない。次回は、花子さんが寝転びながら歌ってるところが見れるかも。
1402650719.jpeg 「梅雨」

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6月6日(金)
 
 

南青山 Cafe ICHO にて『 純名里沙 & 笹子重治 〜ちいさな音楽会 ♪ in ICHO 』

 1年半ほどに渡って純名さんとデュオ活動を行ってきたが、実は東京でのデュオは、初めて共演した「ささごはん」イベント以来。内容もコンビネーションも、当時と今とでは、もう「別モノ」なのであって、ある意味、今日のライブは、どこまで「別モノ」になれたかを自己確認するための「試金石」のようなライブ、なのであった。

 結果としては、、満足の一言。この短い時間に、よくここまで来れたなぁ、と、改めて感動。いやいや、もちろん純名さんががんばったからこそなんですが。もともと、いろんな意味で「全てを持ってる」方なので、それが、こういう形の「小ライブ」でも発揮出来るような「環境」を整えるのが僕の役目、と、考えつつやってきたのが、まさにそういう形になりつつあるではないかいな・・、と、自己満足したのであった。

 今、純名さんとは、きっちりした形で密度の濃い「小ライブ」の出来る場所を、少しずつ増やそうとしている。神戸「みみみ堂」さん、大阪、「絵本カフェホロホロ」さんも、年2度ペースでやらせていただく流れになった。今回、ICHOさんでも、半年1回、というご提案を、有り難くもいただいた。あと3カ所、そういう場所が有れば、「月一ペース」。我こそは、と思うお店、募集中。
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1402649870.jpeg ありがとうございました。

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6月5日(木)
 
 
畠山美由紀さんレコーディング2日目。

 1曲目は、みんなが知ってる「あの曲」を、ショーロクラブのアレンジ・演奏で。う〜ん、ラクだ・・。すぐに終了して、メンバーが集まるのを待って、最後に1曲。

 実は、今回最大の「難関」であることが予想された曲を、今日の夕食後にじっくり録る予定だったのが、昨日録る予定だった2曲が大幅に短い時間で録れてしまったために、昨日のうちにその「難関曲」にチャレンジ。これまた2テイク目でOKテイクを出してしまったため、本日は、「かる〜い」一日となった。仕事は「かる〜い」に限る。

 今回の畠山さんのアルバム、まだ詳細は言えないのだが、いろいろ話題満載なことになりそう。ちょっと楽しみ。
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6月4日(水)
 
 
畠山美由紀さんのレコーディング

まだ詳細はナイショなんだそうですが、畠山さんのレコーディング。予定を越える3曲録音。すごいのが、録れたぞ。
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1401885162.jpeg 餌付け。

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6月2日(月)
 
 
吉祥寺ストリングスにて、ジョアン・リラ、ライブ

 先日の大阪で「終わったはず」の「ジョアン・リラ案件」、まだ続いとるがな〜。急遽決まったにもかかわらず、超満員のお客様に来ていただくことが出来た。みんながジョアンの音楽を大事に感じてくれているのが、ウレシイです。
 最後に大阪でやった20日以降、普通に「日本の」お仕事をしていたので、アタマの中はすっかり「日本仕様」に戻ってしまっていて、再調整にちょっと手間取る。最後はドーン?と行ってトライアングル叩いて終わりましたが。
 で、これでオワリかというと、まだ続くのですな。次は、11日中目黒楽屋、ということに決まった(らしい)。いつまでも続く夢のような・・・、うなされそう、いやいやいや・・・。
1401808345.jpeg お店がギッシリで、休憩中、道にはみだしました。

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