2015年9月の日記:[以前の日記]
 
 
9月8日(火)
 
 
もの凄く久しぶりの更新ですが・・。

 今日は、春から取り組んできた純名里沙さんのアルバムが、やっと日の目を見ることが出来たご報告を・・。

 今年のアタマから、「部活」のように汗水垂らしつつ純名さんと二人で作ってきた作品です。レコード会社が決まるのを待てずに、「フライング」して自主製作したのですが、いろいろご縁をいただき、ほぼ理想的な形・スタッフの協力のもと、ビクターエンタテインメントよりリリースされることになりました。(発売は10/21)
http://www.barks.jp/news/?id=1000119568#utm_source=tw_BARKS_NEWS&utm_medium=social&utm_campaign=tw_auto

 個人的には、純名さんの、1枚のアルバムの出来について、ここまで執念深く?掘り下げようとする姿勢にもビックラこきましたが、それに倍する執念?で純名さんのリクエストに応え続けた関係者の皆様のプロ根性と誠実さにも、本当に脱帽。そして、その「結果」は、それらのこだわりが十分に報われるものになったと思います。
 僕自身は、ものを作るニンゲンとして、純名さんやスタッフの皆さんに比べ、まだまだハンパモンやなあ、と、今回、改めて思いましたわ。

 とは言え、僕にとっても、スタジオ録音での「全編デュオ」というのは初めての経験。どこまで切り込めるか不安もあったのですが、結果的には、自分自身が今まで設定していた「自分の限界」を、いくらか越えることが出来たと思います。まだまだ学ばないといけないことも多いですが、本当に良い経験をさせてもらいました。その点でも、純名さんに感謝です。

 内容については、イメージとして、ササゴが「宝塚出身のビジン女優」さんとやってるのなら、どうせ「営業」仕事だろう、と思うならば、そやつはブタに喰われるであろう。これは、マジ、音楽性一発勝負の作品ですよ。
 僕が何か言うより、マスタリングを担当してくださったオノセイゲンさんがFBに書き込んでくださった文章を読んでいただいた方が早いかも。
まあともかく、出たら聞いてみてください。

「歌とギターだけ。アコースティックで、シンプルな編成だけに、それだけ歌の感情、表情にダイレクトにフォーカスされるアルバム。純名さんのようなスターで、すばらしいシンガーで、なおかつ繊細な音にここまでこだわりあるアーティストは近年まれです。オーディオ雑誌編集者必須の12曲スタンダード集です。このところ波照間島から日本のどこへでも(PAを使わない、生の)歌とギターで廻ってる、笹子さんとのコンビも鉄壁。レコーディング・エンジニア鎌田くんの録音が完璧ですから、ぼくはマスタリングでなにもしていません。完璧なミキシングに仕上がっているテイクはマスタリングでは、なにも変えてはいけません。クライアントを前にして、なにもしないマスタリングってちょっと勇気がいるのですが、 とても重要な選択肢なのです。(オノセイゲン)」
1441788821.png 『Silent Love 〜あなたを想う12の歌〜』
10/21 on sale

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